当ブログでは、『スレイヤーズREVOLUTION』『スレイヤーズEVOLUTION-R』の感想を中心に、スレイヤーズについて延々と暑苦しく率直に語っております(笑) 最近はスレイヤーズフィギュア紹介ページみたいになってますがw
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
遅くなりましたが、EVO-R12話の、話を追った感想の後半分です。 (12:06掲載)
以下、EVO-R12話のネタバレです。
 


なんと言いますか……
今回の初見で、一番驚くべきところでさほど驚かなかったのは、やっぱり壷関係のことと、BGMに意識を持っていかれたせいもあるんだろうな……と、この感想を書いてて、いまさらながら思いました。
※今回の感想の後半は、変な方向にかなりぶっ飛んでいます(笑)


アイキャッチ2枚目は、ポコタの身体に復活した、錫杖を手にしたレゾ。
背景には本来のレゾの姿。

疫病が治り、宴を楽しむタフォーラシアの人々。
人々に語りかける、国王。
「皆の者よ。長き病との戦い、辛い思いをさせた。
そしてこれからは、タフォーラシアを今一度復興させるため、また大変な日々が待っているだろう。
だが今宵はそれを忘れ、大いに祝杯をあげよう。
タフォーラシア万歳!」

「タフォーラシア万歳!」
国王の言葉に、復唱する人々。

「これで一安心といったところか…」
「…ええ。本当によかったですね」
宴の様子を、少し離れた建物のバルコニーから眺める、ゼルガディス、アメリア。
そして、少し目を潤ませているポコタ。
「…ポコタさんがあの席に出られないのが残念ですけど」

「あーあ。つまんねーの」
一度目を閉じてから、平然とした口調で言うポコタ。
「ま、王子がぬいぐるみになっちまったんじゃ、国民も混乱するだろう」
「でもなぁ。オレが王子だって、みんなわかってくれんのかなぁ?」
「そのうちきちんと事情を話せばいい」
「そうですよね」
「それより、これからが大変だぞ。この国を立て直すには、並大抵の苦労じゃ済むまい」
「へんっ!そんなの今までの苦労に比べたら、なんてことないさ!」
「ですね」

「ん?リナたちはどこに行った?」
室内の方を見て、言うゼルガディス。
「あれ?さっきまで、そこでマーブル牛の姿焼きにかじりついてましたけど」
牛の頭にフォークが刺さってますが、他には骨と野菜しか残っていないので、牛についてはしっかり完食してから出かけたようですw
けど、野菜もちゃんと食べましょうw

あと、この場面と、宴の場面でのBGMは聴き覚えがないのですが、新曲でしょうか?
(いずれも簡素な曲ですけど)




レゾが復活したときの祭壇で、一人佇むレゾ。
そして、祭壇の階段を上り、レゾの前に姿を見せるリナ。
「こんなとこにいたのね」

リナの言葉に、振り向くレゾ。
「あなたたちこそ、どうしてここに?」

リナに続いて、ガウリイも階段を上がりきって、リナの斜め後ろに立つ。
「ああいう祝いの席って、なんとなくまぶしいっつーか、照れくさい感じがして苦手なのよね」
「オレたちが主役じゃないしな」

「…我々はいわば部外者。あの宴は、苦労したポコタや、タフォーラシアの人々がふさわしい」
「オレはうまいメシが食えれば、それでいいんだけどなぁ」
片手に食べかけの骨付き肉を持ちながら言うガウリイ。
……厳密には、まだ完食してなかったようです(笑)
ところで、今回は偶数回としてはいい感じの絵が多いように感じられましたが、このあたりの作画は残念ながら似てないものが多いです…。
偶数回でも、奇数回のいい絵と比べても劣らない、絶品と言える絵もあると思っていますし、今回もそうだったと思いますが、今回は当たり外れの差がかなり大きいような気がします。


「ねぇレゾ。あんたはタフォーラシアの人々が助かったこと、喜んでるの?」
「むろん嬉しいものだよ。一人でも多くの人々が救われたことは」
「たとえあんたが一連の事件の元凶だったとしても?」
「そんなことを言うために来たのか?」
だからレゾさんってば、しっかり肯定か否定かしてくださいw
「いいえ。
聞きたかったのは、別のことよ」


「僕も、レゾさんにお尋ねしたいことがありまして」
リナたちの前に姿を現すゼロス。
「…ゼロス!」
「ふふん♪……奇遇ですね」
上司……というか、獣王からの命を受けて、再び現れたのでしょうか?
姿を消したときの、焦りの色の強かった様子とは異なり、今度は余裕たっぷりの感じです。


「…なんだ。ゼロスも出てきたってことは、いちおう、ポコタからこれを借りてきて正解だったか」
骨付き肉を食べ終え、光の剣を手にして言うガウリイ。
「へへっ。あいかわらず、カンだけはいいんだから。
……ま、それはこれからの話次第だけどね」

「それで?聞きたいこととは?」
「まぁ、簡単に言っちゃうと、あんたの復活劇の裏にあるもの。
そう、ゼロス。あんたの行動も謎だったわよね」

「どうして魔族であるあんたが、レゾの魂を見張っていなきゃならなかったのか」
「見守ると言いますか……見極めるのが、今回の僕の第一の使命でしたから」
「…見極める?」
「それから。
レゾを復活させることを命じられていたはずのオゼルが、その一方でどうしてあれだけ躊躇していたのか。
あんたの復活だけが目的なら、あたしたちのところにやってくる必要もなかったはずでしょ。
あたしたちに何かをさせたかったのか。それとも、何かをさせようとしているのか」


リナに背を向けたまま、無言のレゾ。

「そうですね。明らかに目的があって近付いたようでしたね」
「それはゼロス、あんたも同じでしょ。
あんただってなんの目的もなしに、あたしたちのそばにいるわけないんじゃない?」

「一応の用心という感じでしょうか?僕にもできないことがありますから」
ゼロスの言う、『僕にもできないこと』とは、なんでしょう?
……ひょっとして、魔王を倒すこと、だったりするのでしょうか?


「そして、何よりも肝心なこと。
あんたは賢者の石の力で魂の封印を解かれ、目はもう見えるようになっているはず。
あれほど目を開くことに執念を燃やし、そのためにはどんな非道をもいとわなかったあんたよ。
なのになぜ、今もその目は閉じているのか!


しばしの沈黙の後、笑みを浮かべるレゾ。
「フッ。やはり気がついていたか」
「なかなか確証を得られませんでしたが……」
ゼロスが言い終えた直後、両目を見開き、その身が溢れる魔力に包まれ……
祭壇が閃光に包まれる。



宴を楽しんでいたタフォーラシアの人々にも爆音と振動は伝わり、祭壇のある方角に、光の柱が吹き上がって、やがて消え去る。
「今の…!」
「リナさんたちが……!」
「まさか……!」
光の柱を目にして言うゼルガディスたち。



ゼロスの攻撃によって、レゾを中心とした地面は円形にえぐられたものの、そこに立つレゾは全くの無傷。
空中に浮かぶゼロスは、黒い衝撃波を多数の生み出し、レゾに向けて放つ。
しかし、それは全て、レゾの生んだ結界に阻まれる。
その衝撃の余波を、祭壇の階段下に避難してやりすごそうとするリナとガウリイ。
それでもなお、猛烈な強風に晒される。

「この程度の攻撃……わたしの力を甘く見るな」
「それは失礼。ですがその力、本当にあなたのものですか?
……それとも…?」

ゼロスの言葉に、鼻で笑い、口の端を持ち上げるレゾ。
「その力は人間なんかが手にすべきものではありません。
まして万が一にも神々の手に渡れば、この世界のパワーバランスは一気に書きかえられてしまう」

「このわたしは、神々なんてものを信用してはいないがな」

ここで、ゼロスが5話で語っていた、『ことによると魔族にとってもまずいことになるかもしれない』理由が明かされましたが、これは無難なものですね。

魔族としての激しい表情を剥き出しにして、衝撃波を次々と放つゼロス。
しかし、それも全く通用せず。
「フッ……この力、その身で味わうがいい。
崩霊裂(ラ・ティルト)!

光の柱がゼロスを包み込む直前、ゼロスは精神世界面(アストラルサイド)に姿を消す。
「無駄だ」
錫杖を鳴らすレゾ。
「……ぐ…」
レゾの力によって、精神世界面から引きずり出されるゼロス。
……うわ。これはもう人間の戦い方じゃないw
「烈閃牙条(ディスラッシュ)!」
光の刃が、ゼロスを直撃する!
苦鳴を上げ、地面へと落下する。
しかし、地面に叩きつけられる直前、体勢を立て直して高度を上げる。
「………なんてね♪」
一度舌を出してから、激しい形相に変わり、その身から、多数の円錐を生み出し、解き放つ!
しかし、それもレゾの結界に阻まれ、その全てが砕け散る。

ゼロスは地上に降り立ち、杖でどうにかその身を支えるようにして、片膝をつく。
「……やっぱりでしたか……。
今の攻撃は、どれほど優れていたとしても、ただの人間には防ぐことなどできるはずがない。
僕の全魔力をつぎ込んだもの」

憔悴し切った様子で、弱弱しく口にする。

全魔力をつぎ込んだ、ゼロスの攻撃態の円錐が、レゾの結界によって砕かれたことで、ゼロスは大ダメージを受けた、ということでしょうか?

ところで、8話の最後で、ズーマにとどめを刺したのはゼロスでしたが、ここで、ズーマを倒すのがゼロスでなければならなかった理由がまた一つ追加されたと思います。
リナの神滅斬(ラグナ・ブレード)を使ってすら、とどめを刺すには至らなかったズーマを、ゼロスは円錐による攻撃で、あっさりと倒してしまった。
しかし、そのゼロスの全力をつぎ込んだ円錐による攻撃でも、レゾを傷つけることすらできなかった。
……要は、レゾの強さを、誰の目にも明らかにするための演出、ということでしょう。

けどまぁ、こんなのを相手にして、リナたちはどう戦えばいいのでしょうね…(汗)
やはり普通に考えれば、答えは一つしかないと思いますが。


「ゼロス!」
「…心配は無用です。僕は魔族なんですから…」
「フッ……小ざかしいな」

「でも、どうやら間違いなさそうね」
「……ええ」

「あのときの戦いで滅んだはずのレゾは、魂を冥王の壷へ封印された。
だけど、それと同時に、魔王シャブラニグドゥの魂まで一緒に封印されていた


このリナの言葉の前半で映し出されるのは、リナが魔王を倒す、まさにその時の光景。
魔王と対峙し、光の剣を構えるリナ。
重破斬(ギガ・スレイブ)によって生み出された闇が、剣の形をとり……
光の剣を振り上げて斬りかかり、魔王を斬り裂く。

……って、かっこええ!!!
現在の視点で見ると、神滅斬とかなり似てる気もしますけど。
リナが斬りかかる場面はローアングルから描かれていますので、REVO10話の神滅斬で、尖塔から飛び降りるときのリナも思い起こされます。

ちなみに、リナの服装も、細部までしっかり無印バージョンになっています。
現在と異なるのは主に、ショルダーガードと止め具、剣、ベルト、マントの裏地の色、服の前の合わせ目の重なり方……といったところです。
あと、胸の黄色い布の形状も、無印の時は、身に付けるのがすごく大変そうな、みょーな形になってるのですが、それが再現されてるかどうかは確認できませんでした(笑)
さらに細かいことを言えば、無印の頃は、服のふち、ブーツ、手袋は濃い灰色でしたが、それらは現在と同じ白になっています。このほうが見栄えはいいですけど♪
(ひょっとしたら、細かいことのように感じられるかもしれませんが、絵を描いたりしてるうちに覚えてしまいましたw)
……ともあれ、無印バージョンのリナを、約14年後の新作の絵で見れるとは思いませんでした(笑)

思わぬ映像が見れたせいで、余談の方が先になってしまいましたが、結局のところ、魔王は壷に封印という、無難すぎるものでしたか…。
これについては、ある意味かなり予想外だったので、初見でもうだうだ書きましたが、この記事でもまた後で触れることにします。


「なんだって!」
リナの言葉に、驚愕するガウリイ。
ちなみに、BGMはここから、「金色の魔王」第2派です…。
BGMの微妙すぎる使い方に対してすっかり耐性のついた今となっては、ある程度諦めもついてますけど、やっぱりこの曲は、本当にL様が降臨したとき以外、ふさわしくないと思うんですが…。


「魔王シャブラニグドゥって、あの……」
「そう。この世界の闇を統べる魔王。今はその身を7つに裂かれ、人間の魂に封じられているという」
「そして、その一人が赤法師レゾだった」
なんとか立ち上がりながら言うゼロス。

「フフフフフフフッ…。そこまで見抜いていたとはな…」
「どうしてあんたがこんなまわりくどいことしてるかって考えたら、行きついただけよ」 …絵が…orz
「レゾと一戦やらかすつもりなのかと思ったら、そんなもんがバックにいたのかよ…」
「そこまで見抜いていて、どうしてわたしの復活を見過ごした?」
「……だって、ほかに方法も見付からなかったからねぇ。
もし壷を壊したとしても、それこそそのまんま魔王が復活する可能性だってある」

ここでようやく、「冥王の壷を壊してレゾの魂を滅ぼしてしまえば、タフォーラシアの封印は解けるのでは?」という疑問に対する回答がなされました。
これまで、そのことについてリナが全く触れなかったことに対する違和感がかなり強かったのですが、これでは話の構成的に、それに触れることはできないですね。
ただ、前回のリナは、レゾを復活させることに強く反対していたので、多少違和感がなくもないですけど。
まぁ、レゾを復活させることで、ポコタの身体が失われてしまうという問題も大きかったのでしょうけど、それでも違和感は解消し切れませんね…(笑)
あと、ゼロスの手に壷が渡りそうになったとき、オゼルは壷を壊そうとしていましたが、その場で魔王が復活する可能性があったとしても、魔族の手に渡るよりはマシと、レゾは考えていた、ということでしょうか?
壷に関しては、色々と微妙に違和感もありますが、REVOほどの強い違和感はないですし、話としては楽しめてるのでいいです(笑)


「だからといって、どこか誰の手も届かないところに壷を隠したって、いずれ壷の力が弱まったときには同じことですからねぇ」
「それに、あたしはどっか信用してたのよね。あんたのことを」
「……ほう?」
「赤法師レゾともあろう人が、同じ失敗を繰り返すはずはないって」
魔王との戦いでリナは、レゾに対して「魔王に魂を食らい尽くされるか、自らのかたきをとるか」選択を促す呼びかけをして、レゾは後者を選択し、魔王が滅び行くそのとき、「ありがとう……すまない……本当に……」という言葉をリナに残しています。
(セリフは原作1巻からの引用なので、無印だと少し異なるかもしれません(汗))
リナにとっての、レゾの最後の印象はこれですから、どこかレゾを信用したくなる思いはわかる気がします。
また、リナとしては、レゾが滅びたい気持ちを持っていることも想像できているでしょうから、レゾの中の魔王が復活した場合、かつての戦いのときと同じように、レゾが自ら滅びを受け入れてくれることを期待しているのでは、と思います。
そして、壷を壊してレゾの魂を滅ぼし、魔王が復活してしまったら、レゾの助力はあり得ないので、レゾを復活させるほうがまだ勝機がある、と判断したのかもしれません。


「……安心するがいい。魔王の魂はまだ目覚めてはいない」
(あのときの戦いで、魔王の魂も傷付いていた。それが癒えるまで、奴は深く闇に眠っている)
リナに言ってから、心の内で語るレゾ。
魔王の魂は目覚めていなくても、その力はある程度引き出すことができるようですね。

「一体何が目的だって言うの?
色んなものを犠牲にしてまで復活して、何を望むの!」

「……見てしまったからな」
「……えっ…?」
「……光を。
あのとき、シャブラニグドゥに飲み込まれるまでの、わずかな時間とはいえ、この目に光が宿った」

「……光?」
「光を見てしまったゆえに、わたしは封印されているときも、もう一度この目に光を取り戻したいと渇望していた」
「魔王の波動は、それに近付く人々を蝕み、その心の闇を呼び覚ます」
「ジョコンダは欲望を。
デュクリスは怒りを。
ズーマは狂気を」


8話感想(2)で、
『8話と原作とで、結末が全く別物となった理由は、ズーマが冥王の壷を手にしたか、否かということにあるような気がしています』
とのことを書いていましたが、この内容自体はいちおう当たっていたようです。…細部は外れまくってますけど(笑)
それと、ここでレゾがこの3人の名を挙げているのは、やはり、復活するべきか迷いを抱えていたレゾが、この3人とリナたちが交戦するように仕向け、「運命を切り開く力を持つリナたちに託した」(REVO13話のオゼルの言葉より)ということでしょうか?

ところで、冥王の壷に近付くだけで人の心が蝕まれるのでは、壷の中のレゾ自身も、魔王の波動によって蝕まれていそうな気もしますけど、そのあたりはどうなのでしょうか?
壷に封印される前のレゾについては、原作1巻のリナの言葉で、『長い年月をかけて内側から魔王に蝕まれ…』と、語られてはいますが。
(最近1巻を読んだのに、なぜかこの記述の記憶がほとんど残っていなかったので、何度も半端な考察をしてしまったかと思います(恥))
で、これまでのレゾを見る限り、壷に封印された後、魔王に蝕まれる前の状態に戻ったのでは、と感じられましたし、その後もあまり蝕まれていないように見えていたのですが、デュクリスやズーマらを、リナたちと戦わせるために、冥王の壷に引き合わせ、故意に心の闇を増大させたのなら、やはり魔王に蝕まれているようにも感じられます。



「リナさん!」
「一体何があったんだ!」
祭壇の階段を駆け上がり、リナの元へと辿り着くアメリアとゼルガディス。
「ゼル!アメリア!」
「お前ら!レゾをどうするつもりだ!」
アメリアの足元にいるポコタが叫ぶ。
……レゾが復活した後は、レゾの正の部分ばかりが見えていましたから、ポコタとしてはレゾを信じたく思うのも当然でしょう…。

「どうもこうもないわよ。
ことによったら、魔王シャブラニグドゥの復活が見られるかもってとこなんだから」

ここでは、ポコタの斜め後方の、ポコタ目線よりやや低い位置から、ポコタ、リナ、ガウリイと、離れた位置に立つレゾの姿が描かれていますが……やっぱりこうした視点は新鮮です。

「なんだと!」
驚愕するゼルガディスとアメリア。
「一緒にあの壷の中に封印されていたのよ。
レゾと、シャブラニグドゥの魂がね!」

「待てよ………それじゃオレたちは…!」
「レゾと同時に、魔王の復活まで助けちゃったってこと」
「そんな………。
レゾ!オレたちを騙してたのかよ!」

「お前がタフォーラシアの復興を願ったように、このわたしにも、たった一つの望みがあった」
「でも……だからって!」
「誰しも、己の魂が望むものには抗えぬ。
たとえそれが、世界を滅ぼすことになろうと。
再び魔王が目覚めれば、どんなことを引き起こすのか、それがわかっていてなお、わたしは光をもう一度この目にしたかった…」

「………あんた……」
レゾの言葉に、かすかに怒りをにじませて言うリナ。
このあたりのレゾの言葉は、従来からのレゾ像の言い分と何ら変わらないと感じられました。
……しかし……それは多分、誤解だったようです。
それについては後で触れます。


「そのために、お前たちをこの場に呼び寄せたのだ」
レゾの身体から溢れ出す、紅い光。
「……!」
それを目にして、息を飲むリナ。
「それでいいのかよレゾ!」
「待てレゾ!」
ゼルガディスのこの言葉と、愕然としたかのような表情は、単に、魔王が復活することへの恐れだけではなく、ポコタと同じく、レゾのことを思っての言葉のように映ります。
今のレゾが、確かに正の部分も持っていることを実感したことで、ゼルガディスのレゾへの思いはますます複雑なものとなり、このような反応になったのでしょうか?



レゾの身体の背後に生まれる、本来のレゾの姿。
そして、その目が、ゆっくりと開かれ……
同時に、ポコタの身体のレゾの目も、開かれる。

レゾの目に映る、リナたちの姿。
ぼんやりと映っていたそれは、次第にはっきりとした形を取る。
「…おおぉぉぉぉぉぉ!……おぉ…!」
心の底からの、感動の声を上げる。
視線を上に向け、夜空に浮かぶ満月を見つめる。
「やはり………この世界は素晴らしい!」
レゾは、感極まった声で叫ぶ。
……今回の前半のレゾを見ても思いましたが……この人は本当に、心の底から、この世界が好きなんだな…と強く感じました。
その目に光さえ取り戻せれば……その身に魔王が宿ってさえいなければ、この人は本当にいい人のままでいられたのだろうと、思わずにはいられません。
そして、目が見えるということや、今を生きていられるという、ふだん当たり前に思っていることが、どれだけありがたいことなのか、改めて教えられた気がします。
また、この場面の映像と共に、そうしたことを感じさせてくれた、レゾ役の子安さんの演技は、本当に素晴らしいものがあります…。


「そして………もう一度見ておきたかった…」
言いながら、視線をリナへと向けて、リナに歩み寄るレゾ。

……え?
……これって……


「わたしが見た光とは……」

目の前に立つレゾの姿を、真剣な表情ながら、少し戸惑いの色を浮かべた様子で見つめるリナ。
穏やかな表情で、リナの姿を見つめ続けるレゾ。

……えぇ?
……えええええええええええっ!?(汗)


しかし、突然、レゾの表情が激しいものに変わり…
「さあ。わたしを滅ぼしなさい!
強い口調でリナに向かって言うレゾ。
「……え……!?」
レゾの思わぬ言葉に、距離をとるリナ。
「……あのときのように!」
そして、レゾの目が、光り輝く!


今回はここで終了です。



■まずは一番言いたいことを(笑)
今回の最後は、これまでで最高の引きですね。
期待感が最高に高まった所で終了ですから(笑)
それにしても、今回の終盤は素晴らしい内容でした。戦闘はあまりなくても、なにやら身震いしてきて、すごい熱くなってしまいました。



……で。
まず、ひとこと言わせてください。




当方、レゾさんとは心の友になれそうな気がします(爆)
……っていうか、心の師匠?(笑)
…じょ……じょーだんですからお許しください…(汗)



これは言うまでもなく、今回の最後の方のレゾの言動のことですけどw


……あのレゾの、「もう一度見ておきたかった」「わたしが見た光とは…」
の意味するところは、

どう考えても、リナのことですよね…。





「なんだレゾさんよ、あんたもリナ大好き人間だったんか。じゃあお仲間だな♪」
とか、たわけたことを考えてしまったのはともかく(爆)

これはさすがに、完璧に予想していませんでした。
ってゆーか、できるわけがない(笑)





初見では、壷の中に魔王が眠っていたことが直球すぎたことと、レゾが目を開ける場面から流れたBGM「ダークスター」にかなり意識をもっていかれてしまったことで、予想外のレゾの言動に、驚きはしたものの、驚愕とまではいかなかったので、もったいなかったような気もします。
まぁ、あまりにも意表を突かれすぎて、にわかには信じられなかったというせいもありますけどw
そうした理由で、ふつーなら「初見の印象」で触れるように思えるこの事について、完全スルーしてしまいました。
ただ、2回目の視聴でこの場面を見ると、「うわ。間違いないわこれ(汗)」と確信し、その後、この感想を書くにあたって、セリフ引用などの作業をしていると、ますます、
あの場面でのレゾは、リナしか見ていないことがよくわかり、さらに、その
リナを見つめるときの表情がすごい幸せそうで、「うわぁ……」となってしまいました(笑)
そして、考察のようなことをすると、さらに……(汗)



■レゾの「光」という言葉を振り返ると
今回のレゾは、「光」という言葉を、2つの意味で用いていました。
「自らの目に光を取り戻す」という、従来から用いられていた本来の意味
「レゾにとっての光=リナ」としての意味

そして今回の最後のほうで、リナを見つめながら、
「もう一度見ておきたかった」「わたしが見た光とは…」
と言い、レゾにとっての光はリナだったということが示されました。
しかし、レゾはその前にも、「光」という言葉を用いていましたので、それについて少し振り返ってみます。

「一体何が目的だって言うの?
色んなものを犠牲にしてまで復活して、何を望むの!」

このリナの問いに対する、レゾの答え。
「見てしまったからな。を。
あのとき、シャブラニグドゥに飲み込まれるまでの、わずかな時間とはいえ、この目にが宿った」

後者の「光」は本来の意味ですが、前者は、リナのこと……ですか?(汗)
この記事を書くまで、鈍感な当方は、このあたりでの「光」という言葉は、全て本来の意味で使用されているとばかり思っていました。
ですから、最初のうちは、「レゾの一番の望みは、目に光を取り戻すことだが、リナの姿も目にしておきたかった」というくらいのことかと思っていました。
(それでも十分驚きだったのですが)
しかし、どうやらそうではなさそう、ということが次第にわかってきました…。


を見てしまったゆえに、わたしは封印されているときも、もう一度この目にを取り戻したいと渇望していた」
ここでも、後者の「光」は本来の意味ですが、前者は、やっぱりリナのこと……ですか?(汗)
…ってことは……ちょっと待ってください……。
つまりこれは、
「光=リナを見てしまったから、この目に光を取り戻したいと渇望していた」
ってことですか……?
もっと言えば、
「己の目に光を取り戻すことではなく、リナを目にすることが望みだった」……と。

……………。

えええええええええええええっ!?



「オレたちを騙してたのかよ!」
このポコタの問いかけに対するレゾの答え。
「お前がタフォーラシアの復興を願ったように、このわたしにも、たった一つの望みがあった」
「誰しも、己の魂が望むものには抗えぬ。たとえそれが、世界を滅ぼすことになろうと。
再び魔王が目覚めれば、どんなことを引き起こすのか、それがわかっていてなお、わたしはをもう一度この目にしたかった…」

これについても、最初は、「世界が滅びようと、自身の目に光を取り戻したかった」ということかと思っていました。
しかし……ここでの「光」も、やっぱりリナのこと……ですよね…?(汗)

「レゾが願った、たった一つの望み。
それは、光=リナをもう一度、この目にしたかった、というもの。
たとえそれが、世界を滅ぼすことになろうと」


…………え?

どえええええええええええええええええええええっ!?



「♪た~と~え~せ~か~い~が~ほ~ろん~だぁって~
  わたしはあな~たを~えらぶ~~」


世界よりも選ばれちゃいましたよリナさんっ!!(汗)

そして……
お……恐るべし、「Front breaking」!

どこまでこの曲は、EVO-Rの中で反響しまくるんですか……。
前回のオゼルの、「自分の感情に……従いたいんです」という言葉も、NEXT25話で重破斬の使用を決意するリナと、それを元にした、「Front breaking」2番の最後の歌詞を思い起こさせるものでしたが、さらにもう一撃来ましたよ…(汗)
これはもう……あの歌詞は、単にNEXTをイメージしただけのものではなく、EVO-Rのストーリーを完全に意識してやっていたとしか思えないですよ…(笑)
いくらなんでも、これは偶然ではないでしょう…w


さて……まじめモードに戻りまして。

レゾの言葉の後、リナは、静かな怒りをにじませた声で、「………あんた……」と言ってますが、このときのリナは、単にレゾが、世界が滅びようと目に光を取り戻したいと願っていただけとしか思っておらず、それに対する怒りから出た言葉だったのでしょう。
しかし、レゾの言葉の意味する本当のところは……
「光=リナを、もう一度この目にしたかった」というものでした。
しかも、世界を滅ぼすことになるかもしれないと知りつつ、レゾはそう願った。
それを知ったリナは、どう思うのでしょう……。
そのあたりが次回で描かれるかは微妙かもしれませんが。


そして、リナの言葉の直後にレゾは、
「そのために、お前たちをこの場に呼び寄せたのだ」
と言い、今回の最後にはリナに向かって、
「さあ。わたしを滅ぼしなさい!……あのときのように!」
とまで言っています。

これで、REVO13話におけるオゼルの言葉↓の意味が明らかになったと言えそうです。
「これも……運命ですか…レゾ様。
貴方は望まれた。己の魂の復活と滅亡を。
そして……それをあの方々に託したのですね。運命を切り開く力を持つ、あの方々に」


この中の「己の魂の復活と滅亡」というのは、やはりレゾの魂を復活させた上で滅ぼしてほしいという意味でした。
そして、レゾの願いが果たされた後には、すぐに滅ぼしてもらうために、リナたちを呼び寄せた。
ここまではもう、かなり早期に想像はついていました。
しかし、レゾの願いが、「レゾにとっての光……リナを再び目にすることだった」、というのは、あまりにも予想外でした。
「初見の印象」で、魔王絡みの話について、『何の隠し球もない』とのことを書きましたが、全く違うところで、とんでもない隠し球がありましたね……(笑)
ただ、当方の場合、レゾの真意は、考察のようなことをするまで全然わからなかったですけどw



■脱線しつつもレゾの思いを推察してみたり
次に、レゾがどうしてそこまで、リナのことをもう一度目にしたいと願ったのか、考えてみます。

…まず、個人的には、レゾの気持ちも、わからないでもないです。
当方にとって、リナは理想であり、憧れでもあり、言い換えれば「光」ということになりますし(笑)

そして、

あの、シャブラニグドゥ戦のリナの姿を見たら、

惚れてしまうのはむしろ当然ですから(笑)



……って、そーゆー、ファン的視点で見てどーするんじゃわしwww

とはいえ、個人的には、あのときのリナの姿を見たガウリイとゼルガディスにとっても、大いに感じる所はあっただろうと思っていますけど。
ゼルガディスは、魔王との戦いの後、リナと別れる際に、剣士にとって命と言える利き手での握手に応じたばかりか、その後は悪事から足を洗いましたが、それを決意したのは、あのときのリナの姿を見たことが決定打になったのでは、という気がします。
また、ガウリイは、外伝の最後で、リナの姿を見た時に何か感じるものがあったようでしたが(うろ覚えですけど(汗))、その後、魔王を倒すリナを目にして、それが確信めいたものに変わったのでは、という気がします。
その後のリナとガウリイの旅は、光の剣欲しさに、リナがガウリイについていく、という形にはなりましたが、リナがそのような行動に出なかったとしたら、アトラス・シティに到着した時点で、ガウリイがリナと別れようとしたのか、個人的には疑問もあります。
2巻の前の段階なら、まだそれもできたかもしれませんが、個人的には、結局そうはならなかったような気がします。
なんとなくズルズルと一緒に行動しているうちにトラブルに巻き込まれ、そうこうするうちに、恋愛感情とまでいかなくても、想いが深くなって、結局別れられなくなってしまうのでは……というような気がします。
……まぁ、これは全く意味のない想像ですし、そもそも話が思いっきり脱線してますけど(笑)

そして、ガウリイやゼルガディスだけでなく、レゾの身体に復活して、リナと戦った魔王ですらも、リナのことを『真の天才の名を冠するにふさわしい存在』とまで言っています。
(これも原作1巻からの引用です。さすがに無印を見ている時間はありませんので…)

それと、当方にとっても、あの場面は極めて印象深いものとなっています。
以前書いた記事で、中途半端なリナ語りを少ししたことがありますが、そこでは次のようなことも書いていました。
『魔王との戦いでリナは、奥の手の重破斬(ギガ・スレイブ)を光の剣に乗せて発動させ、リナの強さや、頭の切れる事が感じ取れましたが、個人的には、魔王に身体を乗っ取られた赤法師レゾに、「魔王に魂を食らい尽くされるか、自らのかたきをとるか」選択を促す言葉を投げかけた事が強く印象に残っています。
リナは、強いだけではなく、人の心の機微を感じ取れるという部分まで持っているのだと。この事から、リナの人間としての大きさ、非凡さが感じられました』


……ひょっとしたら、レゾも、こうしたことと近いものを感じたのかもしれません。
ましてレゾは、リナに言葉を投げかけられた本人ですから。
その言葉がレゾにとって、どれほど大きな意味を持っていたのか。
それは、魔王が滅びゆくときの、「ありがとう……すまない……本当に……」という、レゾの最後の言葉から伝わってきます。

また、ここからは勝手な想像になりますが……
レゾは、自身が伝説級の魔道士でしたから、幼少期はわからないものの、ある程度の年齢に達した後は、他人を尊敬したり、憧れを抱いたりしたことはなかったのではないかという気がします。
しかし、魔王と共に倒されるそのときに、初めて、レゾにとっての「光」たり得る、リナに出会った、ということなのかもしれません。
壷の中にレゾの魂が封印されたものの、一緒に魔王も封印されているのでは、いずれにしても満足な形での復活は叶わないですから、それならせめて、もう一度、光=リナを目にしてから滅びたいと願ったことも無理からぬ事なのかもしれません。

魔王の魂はリナとの戦いで傷付き、闇に眠っているとのことですので、レゾが復活を遂げた後、魔王の傷が癒えるまでの間はレゾの意志で行動できそうでしたが、今回の話を見ると、目を開くことで、強制的に魔王の魂が呼び覚まされてしまうようにも映ります。
その場合、恐らく、傷の癒えていない魔王は100%の力を発揮できないような気がします。
「復活と滅亡」を望んでいたレゾは、魔王を倒す力を持っているリナたちを呼び寄せ、魔王を倒せる可能性の高い今のうちに、魔王を強制的に復活させたように思え、レゾとしては、自らの望みを叶えながらも、打てるだけの手は打っていたように思えます。
……思ったままに書きましたが、的中している部分があるかどうかは不明です(笑)

それにしても……レゾにとっての光が、リナだったとは……。
何度この言葉を繰り返しても、驚きが止まりません(笑)



■結局魔王は壷の中に封印
10話でレゾが語った、「わたしはシャブラニグドゥと共に、リナ=インバースに滅ぼされ、この魂だけがこの壷に封印されてしまったのだ」という言葉は、単に、「レゾの身体は失われ、魂だけが壷に封印された」という意味でしたか…。
…個人的には、10話感想(2)の最後で書いた、ポコタの元の身体に魔王封印だと、半ば思い込んでいたのですが(笑)……よくある、勝手に深読みしすぎて自爆、というパターンでした(汗)
けど、「魔王が壷に封印」は、誰もが予想していて、あまりにも安直過ぎるから、絶対何かヒネりをきかせてくれると思ってたのですが……。
もう、このあたりから後、しばらくの間、「ええええっ!?こんなド真ん中すぎる直球ぅぅぅっ!?」と、頭の中で叫んでいましたw
もっとも、上でさんざん書いた通り、全く別の所で隠し球がありましたが(笑)

ポコタの元の身体に魔王封印だとしたら、リナが予想できていた、壷に魔王は封印されていなかったにもかかわらず、魔王が復活してしまう、という流れにできたりするので、このほうが面白かった面もあるような気もしますが、これだと、「レゾにとっての光=リナ」をやりづらくなりそうなので、一長一短っぽいですね(汗)
また、ここで魔王の欠片の1つを新たに登場させることは、冷静に考えれば、REVO・EVO-Rの話のスケール的に、大げさすぎるという気はしますけど。
というわけで、この点については今はほとんど気にしてないです。「光=リナ」のインパクトが強烈すぎますし(笑)



■最終話は…?
次回はとうとう最終話ですが……
主な焦点は、ゼルガディス、ポコタと、そして、思わぬ形で話の中心に位置することになったリナに、どのような結末が用意されるのか。そして、どのように魔王を倒すのか、といったところにあると思います。
ただ、ポコタについては、今回の話で、その望みの大部分が叶い、ある程度決着が着いたとも言えるので、逆に少々不安な部分もあります。多分大丈夫だとは思うのですが、いちおう、どのような結末になろうとも、受け入れられるようにはしておこうとは思います。
(多分心配しすぎだと思いますが、やっぱり気に入ってるキャラですから…)

そして、個人的には、なんと言っても、ついに話の中心に位置することになったリナが、最後にどう動いてくれるのか、楽しみで仕方ありません♪
これまでのEVO-Rは、なんだかんだでけっこう楽しめてはいますが、終盤で戦闘のない回が続いたこともあり、最終的な評価の大部分は、最終話が占めることになりそうですので、どんな展開を見せてくれるのか、大いに期待したいと思います。

まだ書き足りないような気はしますが、時間がかかりすぎていますので、ここで投稿しておきます。
月曜までにもう1回くらい、EVO-R関連の記事を掲載したいような気はしますが、できるかどうかは不明です(汗)
関連記事
コメント
この記事へのコメント
おおっと!無印、みんなあそこで、転んだね(笑)っていうか、惚れたね(笑)シーン、新作画像で、お目見えですか!?しかも、衣装は、ちゃんと、無印バージョンですか!声優さんといい、スタッフの、こういうこだわりは、嬉しいですね♪(たまには、褒めないと)
2009/04/03(金) 19:36 | URL | ちはる #-[ 編集]
>ちはるさん
リナが魔王を倒す場面は、その前の無印9話の名ゼリフ(「たとえ勝てる確率が1%だとしても…」)に続いて、リナの強さ・すごさが現れたシーンでしたね。
そのシーンが14年の時を越えて、新作画像で再現されました♪
NEXT18話の「ありえたかもしれない過去」のギガスレイブでは、アメリアがいたことに加えて、リナの服装もNEXT当時のままでしたが、今回はそれとは全く異なっています(笑)
この場面のために、服装の違うリナの設定を起こすのは面倒だろうと思うのですが、本文で書きました通り、ほぼ完全に無印バージョンになっていました。
コマ送りで見ると、多少へろった感じに見える場面もありますが、ふつーに見る分には十分な出来だと思います♪
声優さんについては、主要メンバーはもちろん、10話のゾルフやヌンサたちまで完全再現されてましたから本当に素晴らしいですが、絵についてまでしっかりこだわってくれてるのが予想外で、これまた嬉しいですね。
REVOで、無印ザナッファーの存在を完全無視したこととは対称的ですが、もしかしたら、その時の反省が生かされてるのかも、という気もします。
(これまでに、よくなかったと感じられる点は色々と指摘させてもらっていますが、よかった点についてはしっかり褒めたいと、当方としても思っています)
2009/04/04(土) 14:26 | URL | だーくまろ #/I6ykovo[ 編集]
EVO-R12話、ようやくレゾ復活です。
が、もろもろの謎はまとめて棚上げされて、まず先にタフォーラシアの民を目覚めさせる方に話が行きましたね。
確かに、先に謎の解説とか勢いあまってそのまま戦闘突入! なんて事態になったらタフォーラシアの復活を気にしている余裕はなくなってしまうと思うので、タフォーラシア復活させるならこのタイミングしかないような気もしますけど。

で、視聴者の誰もが叫んだであろう「封印解く前に薬を用意しろ!」ですが、私も例外なく叫びました。
(実はレゾが言うまで、人々がまだデュラム病に侵されたままの状態だということを忘れていたのですが)
この時は、ポコタも民の復活を目前にして興奮していたからうっかりしていたんだろうな位にしか思っていなかったのですが、良く考えてみたらそういう問題でもない気がしてきました。
ゼルガディスはREVO5話で言っていました。
「デュラム病の治療法は数年前に確立された」と。
ならば、ここで叫ぶべき言葉は「なんでポコタは治療法が見つかった時点で薬を確保しなかったの!?」であるような気がします。
実は私、これが本気で疑問です。
タフォーラシアの民が目覚める条件は二つ。
封印を施したレゾ自身によって解かれること。
そしてもう一つはそのレゾが死亡すること。
前者の場合は問題ありませんが、後者の場合はいつ封印が解けてしまうかまったく予測不可能です。
ならばポコタはいつ封印が解けても良いように準備をしておくべきだったのではないでしょうか。
第一、わざわざレゾが自分が死んだら封印は解ける、なんていう条件をつけたのだって今考えれば自分が死んだら封印は永遠に解けなくなるなんていう事態を避ける為のような気がしますし、それは言い換えれば自分の死の可能性を多少なりとも考えていたことになると思います。
ポコタにしてみれば、レゾほどの大賢者が死ぬわけがないと思い込んでいたのかもしれませんが、どんな大賢者だろうと人間である以上「死」は避けられない事であり、一寸先は闇という言葉の示す通りいつ襲い掛かってくるものかもわからないものです。
(厳密に言えばレゾは普通の人間とは違うと思いますが、ポコタはその事実を知らないので)
なのにポコタがその可能性をまったく考えていなかったのであるならば、いくらなんでも浅慮すぎるような気がします。
実際、レゾはリナによって倒されることになるのですから。
もしレゾが自らの魂を壷に移すなんていう小細工をしていなければタフォーラシアの封印はこの時点で解かれ、結果として治療薬が用意されていない状態で目覚めることになるタフォーラシアの民はそのまま全員死に至っていたということになります。
想像したらちょっと怖くなりました。
アメリアの見せ場‥と言うか、セイルーンがタフォーラシアに援助するという形にしたかったのかもしれませんが、それならポコタも薬を用意していたけれど、数が足りない。
その不足分をセイルーンが援助するという形でも問題はないように思えます。
「ポコタが薬を用意していなかった理由」というのは、いまだに私の中で納得のいく答えは出ていません。
‥‥そう言えば、一番先に目覚めたポコタの肉体もしっかり病魔に侵されていたと思うのですが、その肉体に宿ったレゾは苦しくなかったのでしょうか?
そして一体いつポコタの体は治療されたのでしょう?
レゾが根性で耐え抜いて、薬が到着してからこっそり自分で治療したのでしょうか?
うーん、これも謎だ。

後半部分のレゾとリナの会話の冒頭ですが、この辺りガウリイがかっこいいです。
なんか賢く見えるし!!(笑)
って、今はそういう話ではなくて。
話の途中で突然現れたゼロスとレゾがそのまま戦闘に入ります。
私はこの時のゼロスのセリフでようやく気づいたのですが、シャブラニグドゥ1/7はそれぞれ神によって人間の「心」の中に封じられましたけど、これって要は魔竜王ガーヴと似たような状態という事ですよね。
だったら魔族たちが警戒するのも当然と言う気がします。
ガーヴの時のように「変なふうに復活しちゃったから滅ぼしちゃえ」なんてことが簡単に出来る相手ではないので。
‥‥そういえば「魔族には創造主への絶対服従」という掟がある為、竜神官や竜将軍は魔族に弓引く存在として復活したガーヴにも従いましたが、もし魔王が魔族にとって困る状態で復活を果たした場合、魔王に創造された腹心たちはどうするのでしょうか。
今は変になっていない北の魔王がいますから問題ないかもしれませんが、もし彼が滅んで、代わりに復活した魔王がガーヴみたいに「滅ぶのイヤ」なんて言い出したらどうなるんだろう?
L様の制裁が下って終わりでしょうか?(笑)

レゾに攻撃を仕掛けた後に辛そうにしていたゼロスですが、攻撃を防がれたことがダメージになったというよりも「全魔力を込めた攻撃」をした為に単に疲労したのではないかと私は思いました。
要は、神滅斬を使った後のリナみたいな感じで。
でも精神体である魔族にとっては疲労=ダメージなのかもしれませんが。

「レゾが望んだ光=リナ」は私も驚きました。
レゾの目が開いた時、むしろ視線はゼルガディスの方に行くかな? と思っていたんですね。
彼と最も関わりの深い人物ですし。
だけどレゾの視線は終始リナの上。
加えて、深読みするしかないあのセリフ。
なんか12話は全部レゾが持っていったという感じです。
2009/06/03(水) 20:45 | URL | 天湖 #1ysID9Ow[ 編集]
>天湖さん
またしても、お返事が遅くなってしまいました。
…って、コメントをいただいたのは10日前ですね…(汗)

タフォーラシア復活は、ここでやっておかないと、最終話の後半がそれに時間をとられてしまいそうで、それだと盛り上がりに欠けるでしょうから、ここでやっておいたのは無難だとは思いますが、12話という終盤でそれというのは、やはりちょっと拍子抜けした感じも否めませんでした。

「封印解く前に薬を用意しろ!」についてですが。
REVO以降の高山さん脚本回は、こういうツッコミ所がほとんど例外なく見られますので、もうあんまり気にならなくなってしまいましたが、まじめに考えるとやっぱりまずいですね。

この感想を書いた頃は、次回放送までに書き上げなければならないという期限付きだったので、あまり深くこの問題について考えなかったのですが、言われてみれば確かに、ポコタはタフォーラシア復活に邁進するよりも先に、薬を確保しておくべきでしたね。
『もしレゾが自らの魂を壷に移すなんていう小細工をしていなければタフォーラシアの封印はこの時点で解かれ、結果として治療薬が用意されていない状態で目覚めることになるタフォーラシアの民はそのまま全員死に至っていた』というのは、怖すぎる目から鱗でした(汗)
また、この問題点の解決案も、まさにおっしゃる通りで見事です。

ポコタが薬を確保しなかった理由をちょっと想像しますと……
 1.レゾが死ぬことなんて考えられなかった
ポコタはレゾのことを「とにかくすごい人」と言っていましたから、そのすごい人が死ぬことなんて、想像できなかったのかもしれません。
個人的な話になりますが…
自分は、祖父母以外には親しい人や近しい人と死別したことは、幸いまだないのですが、親兄弟や友人などの誰かを失うようなことは、正直なところ全く想像できないですから、まだ子供のポコタにとっての「すごい人」なら、なおさらそうなのではないかと思います。
もちろん、レゾが長年姿を現わさなかったのだから、やはり、『封印が解けても良いように準備をしておくべきだった』とは思いますが。
 2.無い袖は振れなかった
現実には、世の中、想いだけではできないことも多く、大抵の場合、やはり資金というものが必要となります。
そしてもちろん、薬を集めるということも例外ではありませんが、必要となる分量は莫大なものでしょうから、それに要する予算も相当の金額になると思われます。
その金が、タフォーラシア…というか、ポコタの元に残されていたかというと、疫病によって著しく国力の衰えたタフォーラシアですからも、その可能性は薄いような気がします。
もちろん、金があまりなかったとしても、できる範囲内で薬を集めておくべきだったとは思いますが。
…以上、苦しい理由付けでした(笑)

言われてみれば、『ポコタの肉体もしっかり病魔に侵されていた』のは間違いないですね。過去にポコタが苦しんでいる描写もしっかりありましたし(汗)
補完案としては……レゾは、なにしろ魔王を宿していたので、そのおかげで苦しくなかったのかもしれません。
まぁ、レゾが復活して、いきなり苦しみ始めたら、全くサマになりませんし(爆)
ただ、この話の後半で、リナがこんなセリフ↓を言ってたらイヤすぎますけど(笑)
「そして、何よりも肝心なこと。
あんたのその身体は、他のタフォーラシアの人々と同じように、疫病に侵されていたはず。
なのになぜ、いまだに全く苦しまずにいられるのか!」
「フッ。やはり気がついていたか」
…なにかが間違っています…(爆)

ガウリイは、ずいぶん久しぶりにリナの保護者っぽかった気がしますね。
自分的には、そうした姿がガウリイとしては当然だと思っていたので、当初はさほど感慨はなかったのですが、光の剣を貸りてきた経緯などを想像すると、なかなか面白そうです。

シャブラニグドゥ1/7が復活というのは、単純に魔族にとって万々歳、というわけにはいかないこともありそうですね。原作15巻でも、ややこしい事態になってましたし。
「滅ぶのイヤ」と言い出したら(そうしたことがあり得たら、ですが)……やはり、魔族が二分して対立という、これまた15巻以上にややこしい図式になりそうな気がします。ちょっと、魔族の設定についての記憶は怪しい部分も多々あるので、あんまり自信はないですけど(汗)

レゾに攻撃を仕掛けた後に辛そうにしていたゼロスについては各所で諸説が見られたものの、今となっては、天湖さんの説が正解か、それに近いような気がします。

「レゾが望んだ光=リナ」は、気付いた後はもう、仰天でした(笑)
本当にあのときのレゾは、リナしか見てないですね。
まぁ、自分もとくに意識しなければリナばっかり見てるので、その気持ちはわからないでもないですが(爆)
普通に考えれば、少しくらいゼルガディスに視線を向けてもよかったと思いますが、ここでそのようにしてしまうと、「光=リナの姿をもう一度見たかった」という願いが少しぼやけてしまいそう+わかりづらくなりそうですから、あれはリナしか見てなくてよかったと思います。
(それでも、ちょっと考えを巡らさないと、レゾの本当の望みには気付けなかったですし)
また、レゾとしては最初から、目を開いた後はリナしか見る気がなかったので、だからこそその前に、ゼルガディスに色々と教えたりしたのでしょう(笑)

…それにしても本当に、12話は全部レゾに持っていかれましたね。
おかげで、この回の考察の大部分はレゾについてのことばかりになってしまいましたし(笑)
2009/06/13(土) 20:40 | URL | だーくまろ #/I6ykovo[ 編集]
ここ数日のブログで、いろいろトラブル発生していたのはよ~く伝わってきていますので、どうぞお気になさらずに。
無事復旧されたなら良かったです。
(実はこちらの方もパソコン最近調子悪いです。(泣))

私は今までアニメにしろドラマにしろ脚本というものはあまり意識したことがないのですが、そんなに脚本家の癖ってわかってしまうものなのですか?
今度もう少し意識してDVDを見てみようと思います。

『レゾが復活して、いきなり苦しみ始めたら、全くサマになりませんし』
言われてみれば、ごもっとも。(笑)
そして、それに対してリナが思いっきりシリアスモードで追求しても確かにイヤ過ぎますね。
想像して笑ってしまいました。
2009/06/16(火) 09:16 | URL | 天湖 #1ysID9Ow[ 編集]
>天湖さん
トラブルについては、まとめ記事を書こうか迷っていますが、とにかく恥入るばかりです…。
結局、旧パソコンの復旧は、自分の能力ではもはやお手上げ状態になったので、新パソコンの導入でネット等を復旧したというありさまですが、今度は同じ轍を繰り返さないようにしたいところです(笑)
天湖さんのパソコンも調子が悪いとのことですが……
当方のパソコンが調子が悪くなった後は、ウイルススキャンやエラーチェック、デフラグ、システムの復元などをやりまくりましたが、全て徒労でした(笑)
そしてその後、「ウイルスが検知されました」と出た後は、アンチウイルスソフトでは削除できず(役立たず…orz)、手動で削除はしたものの、そのときには感染がすでに拡大していたようで、手は尽くしたものの、もはや手遅れでした。
システムの復元をすると、一度は元に戻りますが、またそのうち操作不能になります。そのため、セーフモード専用パソコンと化しています…(爆) 再インストールすれば復旧はできるでしょうけど。
また、再インストールと言えば、大きなトラブルがなくても、たまにそれをしたほうがいいとも聞きますが、確かにそれをやれば調子はよくなるでしょうけど(ハード面の問題がなければ)、実際にやると丸一日つぶれたりするでしょうから、とてもやる気になれないですよね…。

とりあえず、いつ壊れたりしても大丈夫なように、バックアップはまめにとっておく必要があるとは思います。…って、自分が言うまでもないでしょうけど(汗)

脚本については、自分が気にしてるのはスレイヤーズだけです。他の作品では脚本の癖なんて、全くわかりません(笑)
また、旧作当時も全く気にしていませんでしたが、REVO4話の強烈な違和感が各所で取り上げられ、その中で「脚本が…」という話が見られましたので、以後は自分も気にするようになりました。そして、REVO8話で、(悪い意味で)「やっぱり…」と感じてしまい、以後はもう、大体の回で、話を見れば脚本がどなたかわかるようになってしまいました。皆さま個性が強いような気がしますし(笑)
ただ、EVO-R2話に限っては、すごくいい意味で予想外でしたが♪
また、総括感想では、脚本という視点からの記事も書きたいと思っています。

復活した途端に苦しむレゾに対して、シリアスモードでの追求もイヤですが……
それを目にしてどうしていいかわからないオゼルとポコタ、おもいっきし突っ込むリナ、呆れ返るゼルガディス……という図も、かなりイヤ過ぎると思います(笑)
2009/06/19(金) 22:43 | URL | だーくまろ #/I6ykovo[ 編集]
ポコタがかわいい回。某所でBGMのせいで、必ずシルフィール降臨(笑)ポコレゾがかっこいい。声変わって、錫杖持ってるだけなのに(笑)「なんで、目閉じたままなんだろ?ポコタの体が、探し出した、器じゃなかったっけ?」などと、素で思ってた私は、おバカでした(笑)その分、後半は、素直に楽しめました!レゾって、スレイヤーズらしい、悪役だよな~。三度登場となったのも、うなずけます。(コピー含め)
2009/07/27(月) 00:49 | URL | ちはる #-[ 編集]
>ちはるさん
確かにこの回のポコタはかわいいですね。タフォーラシアの封印が解けた後のポコタの声からは、長年の苦労が報われた喜びがにじみ出ていましたが、たった一言のセリフから、そうしたことがはっきり伝わってくる小林さんのあの演技は、素晴らしいものがありました。また、そのあとの健気な姿も、なんとも言えませんが、じつに健気で、ますますポコタのことが気に入ってしまいました♪

某所のBGM……国王とリナたちの会話のシーンでの、「静かな決意を胸にして(前半)」ですね(笑) 今回はさすがに、REVO12話のポコタとは違って、冥王宮には向かいませんでしたが(=「後半はかからなかった」の意味ですw)
代わりに、前回に引き続き、TRYの「いつの時代も愛は…」が流れましたが(笑)

ポコレゾは、子供の姿のはずなのに、レゾ譲りの風格やカリスマ性が感じられて、意外なほど違和感がありませんでした。声+錫杖に加えて、目を閉じているから、という理由もあるとは思いますが。
目を閉じているのは、ポコタの身体に魔王が眠っているせい?と思いこんでいましたが(爆)、結局は何のひねりもなく一番無難な、レゾの魂に魔王が眠っているということだったので、個人的にはかなり拍子抜けしました(笑) ここまで引っ張ったのだから、多少なりともひねりを加えてくれることを期待していましたし…w

レゾは、単純な悪ではない(同情できる部分も多い)ということや、カリスマ性の高さなど、非常にスレイヤーズらしい悪役だとは思いますし、あのカリスマ性は、スレイヤーズの中でも一番ではないかという気がします。
個人的に、かなり好きなキャラでもあるのですが、その一因として、子安さんの演技が見事すぎて、聖人の面はもちろん、壊れている部分までもが、あまりにもはまりすぎているということもあるとは思います(笑)
正直言って、以前は、レゾが再登場しそう、ということに対して不安も強かったのですが、今は、再登場させてくれてよかったと思っています♪
2009/07/28(火) 20:47 | URL | だーくまろ #/I6ykovo[ 編集]
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://linadonohahamaro.blog17.fc2.com/tb.php/162-bce94903
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。