当ブログでは、『スレイヤーズREVOLUTION』『スレイヤーズEVOLUTION-R』の感想を中心に、スレイヤーズについて延々と暑苦しく率直に語っております(笑) 最近はスレイヤーズフィギュア紹介ページみたいになってますがw
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
大変遅くなりましたが、13話後半の、話を追った感想です。 (23:49掲載)
今回も、表現力の不足に悩まされました…w
この後は13話感想(4)と、EVO-R総括感想を書く予定ですが、他にもEVO-R絡みでやっておきたいことが出てきていますので、後者を書くのは少し先になりそうな気がしています。
それと、EVO-R感想はまだ終わっていないものの、一応これで一段落はしたと思いますので、今後の掲載ペースはちょっと落ちると思います(汗)
(以下、私信です) 4/5にいただいたメールのお返事は、来週後半くらいにさせていただこうと思います。例のブツはまだ用意できるかわかりませんが(笑)
■個人的な話を色々追記(4/11 10:24追記)
13話感想(1)に、8話感想(2)と並ぶ10拍手もいただけてしまいました(汗) 13話感想(2)のほうにも6拍手もいただけていますし……ありがとうございます♪

それと、4/9から、FC2ブログの高速化?がされましたが、その際に最新記事下部に勝手に広告が表示されるようになり、「なんじゃこりゃ!?」とか思いつつそれについて調べ、速攻で非表示に直しました(笑)
画像の少ない当ブログなら、そんなに高い表示速度は必要ないと思いますし、なによりも、あまりにも目立つ所に広告が出るのが、見た目的になんかイヤですしw
ただ、これは、他のFC2ブログ利用のサイトさまで、広告が表示されるのはイヤという意味ではないです(汗)
広告を非表示にすると、高速化は適用されないのですが、だったら、設定を変更するまで高速化(というか広告表示)されないようにしてほしかったところです。無料ブログだから、あんまり色々言うべきではないのかもしれませんが(汗)

ところで、13話感想(2)の追記分で触れました、regist searchさんのランキングの件ですが、4/9にはサイトを改装されて、10位までの表示に変更となり、現在は『ランキングのデータを集計中』とのことで表示されなくなっています。当方は4/8に見ましたので、改装直前に当ブログの瞬間最大風速を見れたのは、非常に運が良かったと思っています(笑)
(4/11 22:12追記)
→と思ったら、20位まで表示されていました(汗) 当方、間が悪すぎますw
ちなみに現時点では10位…(汗) 集計期間はまだ短いようですので、これもごく一時的なものでしょうけど…。
 

なお、この件に触れた部分で、「20位までしか表示されない」と書いていまして、これは不満の意味で書いたわけではなかったのですが、そのようにも受け取れてしまう不適切な表現でした。現在は表現を直しましたが、不快に思われたようでしたら、大変申し訳ありませんでした。
もちろん、そちらを管理されてる方がここをご覧になっているかわかりませんが、もしご覧になられていたら不快に思われても当然ですので、今更ではありますが、お詫びさせていただきました。

以下、EVO-R13話のネタバレです。
あと、最近はあまり断りを入れてないですが、原作ネタバレも含んでいます。
 


…いよいよ最終話後半です。
今回は、叫びポイント(笑)が多いので、かなり話の流れを阻害している部分もあると思います(汗)

……しかし、これがどうして叫ばずにいられようか!

ただ、叫びポイントがあまりにも多すぎますので、主なものに触れるくらいにとどめています(笑)



シャブラニグドゥを中心にして魔力が膨れ上がり、その余波が町を破壊する。
その魔力からは溶岩が溢れ出し、奔流となってタフォーラシアの町に流れ込み……

「…滅びよ。……滅びよ!」

溶岩が、逃げ惑う人々を飲み込んでいく。
町を飲み込み、荒れ狂う溶岩。

…ここでの描写は本当に、REVOのザナッファーのときとは全く違います…。
今回の敵はシャブラニグドゥという、ザナッファーとは全く次元の異なる存在ということもあって、破壊の描写自体、全くレベルが違いますが、それに加えて、明確に犠牲者が出ていることまで描かれています。
ここで犠牲になったタフォーラシアの人々は、一体何のために封印を解かれたのか……なんてことまで思ってしまいますが、状況は違っても、このような不条理とも思える出来事は現実にも起こり得ることですから、ここで犠牲者が出たことはリアルだったと思います。
また、この描写によって、リナたちの心境に、より共感しやすくなり、さらに話に引きこまれるようにもなったので、非常に効果的だったとも感じます。
(REVO11話などで失敗例を見せられているだけに、なおさらその効果は実感できてしまいます(汗))

なお、後半冒頭からのBGMは、TRYの「ダークスター」です。
これくらい緊迫感があれば、この曲の使用も違和感はないと思います。
…耐性がついたから、そう感じる部分もあるのかもしれませんが(笑)



上空に避難したリナたちは、その光景を、ただ見ていることしかできない。
あまりの光景に、歯噛みするポコタ。
歯噛みして、息を飲むリナ。
圧倒されて息を飲むアメリア。
ただ、その光景を見つめるゼルガディス。
「こりゃひでぇ……」
歯噛みしつつ、声を絞り出すガウリイ。

さらに、溶岩からは逃れられた人々に、シャブラニグドゥから生み出された無数の魔物が襲いかかる。

「滅びを拒み混沌を望むものよ。なぜあがく…?
いずれ訪れる悠久の眠りを、なぜ拒む…?」

正面にいるリナに言う、シャブラニグドゥ。
直後、リナたちに襲いかかる、多数の魔物。
「逃げて!」
叫んで身をひるがえし、向かい来る魔物から離れるように高速飛行するリナ。
それに続くアメリア、ガウリイ+ポコタ、ゼルガディス。

「光よ!」
追いすがる魔物に、ガウリイは光の刃を飛ばして攻撃し、打ち倒す。

建物に降り立ち、やがて来る者を迎え撃とうするリナたち。
俊敏に動いて迎撃の姿勢をとる描写がいい感じです♪

リナが鋭い視線で睨むその先に、姿を現すシャブラニグドゥ。

「これが……シャブラニグドゥの滅び……」
圧倒的な力を示すシャブラニグドゥを前にして、言葉を漏らすアメリア。

(かろうじて通じるのは、ガウリイの光の剣だけ…)
思考を巡らすリナ。
迷いの表情を浮かべながら、胸元の魔血玉の呪符(デモン・ブラッドのタリスマン)に手をかける。
(くぅっ………やるしか、ないのか…!)
呪符を握った手に、力を込める。
迷いが捨てられず、決断を下せないリナの表情と、苦渋に満ちた声が素晴らしいです…。

「冗談じゃねぇっ!」
迷うリナの横で、叫ぶポコタ。
そして、リナの方を向いて言葉を続ける。
「せっかくタフォーラシアは、復興の道を歩き出したんだ!
それをこんなところで閉ざされてたまるか!」

叫んで、石造りの台座の上に降り立つ。

「ポコタ!」
「この国が、疫病に襲われたときも、眠りの封印に覆われているときも、オレは、諦めなかったんだ!
こんなところで、諦められるかよ!」


ここからのBGMは、REVO竜破斬で悪い意味でお馴染みになってしまった、無印の「お見舞いしましょう、ドラグ・スレイブ」後半です。
……ここでこの曲とは……orz


黄昏よりも昏きもの
血の流れより紅きもの
時の流れに埋もれし
偉大なる汝の名において
我ここに 闇に誓わん


「やめろポコタ!」
「無理よ!竜破斬は、シャブラニグドゥの力を借りた魔法…!」

この二人の反応は、確実に、レゾ=シャブラニグドゥに対してゾルフが竜破斬を使ったときのことを思い出してのものですね…。
とくにゼルガディスにとってそれは、ロディマスとゾルフを失った苦い記憶ですから、それが再び繰り返されてしまう危惧が強かったのでしょう。
……当方としても、全く同感でした(汗)
まして、音楽が不安感をあおる曲調のあれでしたし…。
ただ、BGMについては、ここで旧作の竜破斬呪文詠唱曲(無印の「ヒロイック・アクションをどうぞ」後半)を使ったとしたら、ゼルガディスとリナのセリフが浮いてしまいそうな気はしますし、不安感の強い場面だったので、これはこれで合っていたような気もしますが、どうもこの曲は、REVOの竜破斬での悪いイメージがあるから、納得できない思いもあります。それに、この曲からは、この場面におけるリナとゼルガディスの不安感は伝わってきますが、ポコタの熱い思いという部分が伝わってきませんし。
その両方が伝わってくるような、この場面にふさわしい新曲があれば一番良かったのですが。
もっとも、それは、ここ以外の場面でも痛いほどに感じることですけど…。



我等が前に立ち塞がりし
すべての愚かなるものに
我と汝が力もて
等しく滅びを与えんことを!

「竜破斬!」
ポコタの耳手から解き放たれた魔力光は、シャブラニグドゥに向かって直進し、それの生んだ魔物が石化するようにして砕かれる。
「みんなここから消えてなくなれぇぇぇ!」
ポコタが叫び、さらに魔物を次々と砕いて、竜破斬の魔力光は消失する。

(どういうこと…? 魔王の力を借りた竜破斬が、その魔王に通じるわけないのに!?)
予想外のことに、状況を飲み込めないリナ。

肩で息をするポコタ。
しかし、シャブラニグドゥは、再び多数の魔物を生み出す。
「こいつら……キリがねぇ!」
それに驚き、声を上げるポコタ。
…とりあえず、ポコタが、ゾルフと同じ運命を辿らなくて済んだようなので一安心しました(汗)
まぁ、この場面は、視聴者にそのような心配をさせることも狙いだったのだろうとは思いますが。


(そうか…!竜破斬が効いてるわけじゃない!)

ここでBGMは……

まさかの「Give a Reason」きたぁぁぁぁぁっ!


シャブラニグドゥに向かって歩み出るリナ。
襲い来る魔物の群れ。

黄昏よりも昏きもの
血の流れより紅きもの
時の流れに埋もれし
偉大なる汝の名において
我ここに 闇に誓わん


竜破斬の呪文詠唱を始めるリナ。
やはり身振りはないですが、ここでの絵は、1話やREVO12話のものとは比較にならないほどかっこいいです!
それに、竜破斬…というか、シリアスな場面でのリナの呪文詠唱自体、今作では初めてですから、いやがうえにも熱くなってしまいます。


「リナ?」
ポコタのこの反応は、「あまり効いた様子もなかったのに、なぜ竜破斬を?」ということでしょうか?

我等が前に立ち塞がりし
すべての愚かなるものに
我と汝が力もて
等しく滅びを与えんことを!

「竜破斬!」
呪文を解き放つリナ。
詠唱後半の絵に動きはありませんでしたが、発動時の絵はかなりいい感じです♪

リナの放った術によって、砕かれる魔物。
ここで「Give a Reason」の前奏が終わり、1番に入ります。

「今よ!」
叫んで駆け出すリナ。それに続く4人。

「竜破斬は、シャブラニグドゥの力を借りた呪文。強制的にその力を引き出すことができるわ!」
走りながら言うリナ。
「強制的に力を引き出す?」
「そしてあの無数の禍々しい化物は、魔王の力そのもの。
本体から独立してしまった力は、竜破斬の術で強制的に力として消費され、形を保てなくなる」

空間を渡って姿を現し、言うゼロス。
ゼロスの説明に、わずかに笑みを浮かべて、「その通り」という表情を見せるリナ。
「いい?
あたしとポコタで、竜破斬を連打で叩き込んで、血路を開く。
うまくふところにもぐりこめたら…!」

「……あ…」
「全力で神滅斬を叩き込んでやるわ!」
力強い口調で言うリナ。
勝機が見出せた直後、機敏に行動し、力強く言うリナは、もうかっこよすぎます!
EVO-Rは、話としては概ね満足できていたものの、これまでなんとなく物足りなく感じられる部分もあったのですが、終盤でまともな戦闘がなかったことだけでなく、リナが率先して行動する場面も見られなかったことも影響していたのかも、と、ここでのリナの姿を見て思いました。
最後に、見たかったものが見れたので、ほぼ満足してますが♪

それで、個人的には不完全版重破斬で魔王は倒せなくて、完全版神滅斬なら倒せる(?)というのはちょっと不思議に感じたので、補完というか整理を。
TV版の術の威力は、恐らく大体こんな感じ↓なのだろうと思います。
完全版重破斬>>不完全版重破斬+光の剣+レゾの助力≧完全版神滅斬>不完全版重破斬

TV版の完全版神滅斬は、相手に接近して直接斬り付ける必要があって、命中させることは難しいものの、完全に命中させることさえできれぱ、威力としては完全版重破斬に次ぐものになる、と。
旧作の全ての場面を振り返って考えたわけではないので、もしかしたら、どこかで矛盾が生じているかもしれませんが、とりあえずこの話を補完するのが優先です。
もう、とにかく、補完せずにはいられない内容ですから!(笑)
(単に、当方の呪文の威力認識が間違っていただけかもしれないので、補完というほどではないかもしれませんが)
…ただ、完全版神滅斬で魔王1/7の亡霊(オリジナルよりどの程度劣るのかは不明ですが)を倒せる(?)のなら、今後、原作2部の覇王戦をやることがあるとしても、原作のあの作戦は不要になりそうな気がします(笑)



「黄昏よりも昏きもの…」
再び、呪文詠唱を開始するリナ。
襲い来る魔物からリナを守って、光の剣で次々と斬り捨てるガウリイ。
ここから、「Give a Reason」のサビに。……熱いです!

魔物を叩き斬るゼルガディス。
「崩霊裂(ラ・ティルト)!」
アメリアの術が魔物を滅ぼす。

「竜破斬!」
ここでの映像は、発動される魔力光を中心に据えたもの。
リナの術で、砕かれる魔物。
「竜破斬!」
こちらは、術を発動するポコタを、斜め上から描いたもの。

「竜破斬!」
ここでは、リナの両目を大きく映した映像。
リナの「力ある言葉」は、ただでさえ力強いのですが、ここでは先の竜破斬よりもさらに力強い、凄みすら感じられる声になっています。
そして、ここで描かれた、その目に漲る輝き、顔に浮かぶ玉の汗……
まさに全力で術を解き放っていることが伝わってきて、息を飲まずにはいられません…!

「竜破斬!」
斜めやや下方からの視点で描かれたポコタ。

「竜破斬!」
呪文発動直前のリナの顔が斜めから映され、発動直後、真正面を向くリナ。
真正面から描かれたリナの表情の力強さ、かっこよさは、あまりにも素晴らしいものがあります!
「竜破斬!」
ここでは、玉の汗を浮かべて叫ぶポコタの顔を大きく映した映像。
ポコタの「力ある言葉」も本当に力強く、こうしてリナと交互に叫ぶことになっても、力強さに遜色を感じないのは、本当にすごいと思います。
最初からこの場面があることを想定して、ポコタ役を小林さんに決められたのではないか、とすら思えてしまうほどです。


さらにリナとポコタは竜破斬を、もう一撃ずつ放つ。


「Give a Reason」の使用について、思う所は色々ありますが、それはとりあえず横に置いておきます。

あえて言おう。すごく熱いと!

このあたりでのリナは、本当にかっこよすぎて、もう熱すぎます!
それに、リナたちを守るために全員が活躍していますし、とくにガウリイの強さが際立ってもいます。
また、リナとポコタの竜破斬のうち、発動描写が完全にされたのは3回でしたが、二人が交互に術を発動していることと、構図にも、「力ある言葉」の言い方にも変化が与えられていますので、全く単調にならず、それどころか、息を飲まずにはいられない、素晴らしく熱い場面になっています。
……もうたまらないです……。
そして、やっぱりリナはかっこよすぎます!(何回言ってるんだw)



「……まずい……このままじゃ……!」
肩で息をしながら、かすれた声で言うリナ。
映像からははっきりわかりませんが、シャブラニグドゥの生み出す魔物が多すぎて、いまだに血路を開くことはできずにいる、ということでしょう。

「…いけませんね。リナさんの消耗が……」
上空から、シャブラニグドゥとリナの姿とを見て言うゼロス。
「…っ!」
直後、魔力を集中するシャブラニグドゥ。
魔力光が、リナたちに向かって放たれる!

ここからのBGMは、TRYの「荒れ狂う暗黒」。

「……!」
それを目にしても、かわすこともできないリナとポコタ。
そのリナを背にする形で、地上に降り立つゼロス。
そして、手にした杖を振るい、結界を生み出す。
そこに襲いかかる、魔力光。

咆哮するシャブラニグドゥ。
その本体となっているポコタの元の身体には、狂気の表情が浮かぶ。
そして、その周囲に生み出され、溢れる溶岩。


地面にへたり込んだリナ。
視線を上げ、その光景を目にして愕然とする。
衝撃で耳手がちぎれ飛び、全身が煤けたポコタも、倒れたまま正面を見て驚く。

二人の目に映ったのは、吹き上がる灼熱の溶岩。
そして、一面に広がる、溶岩の海。

「近付けない……。神滅斬を…封じられた…!」
信じられないというかのような、弱弱しい口調で言うリナ。
愕然として、ただ目の前を光景を見ることしかできない。

そのリナの耳に届く、呻き声。
声の聞こえる方を見ると、そこには……地面に横たわる、ゼロスの姿。
「…ここまでですね……僕にできるのは……」
苦しげな声で言う、ゼロス。
「ムチャなことを…!」
自分を守ってくれたゼロスに、まるで泣きそうな声で言うリナ。
そのリナの元に辿り着く、ガウリイ、ゼルガディス、アメリア。

ゼロスが魔族で、上からの命令で動いていることは、リナにとって百も承知のはずです。
しかしそれでも、ここまで体を張って、二度も窮地から救われては、リナがこうした反応をしてしまうのも無理のないことでしょう…。



「滅びを望む者が、なぜ何かを守ろうとする?」
「我らが望むものは、己の意志と力。我らが望む滅びとは、己の意志と力で成し得たもの。
そんなことも忘れてしまいましたか?」

倒れたまま、不敵な表情をシャブラニグドゥに向け、しっかりした口調で言うゼロス。
この言葉に込められているのは、魔族の誇り……でしょうか。

シャブラニグドゥは、ゼロスの言葉に何も答えず、リナに向かって魔物を放つ。
それを目にしても、身を低くして、睨むことしかできないリナ。
ポコタも、ただそれを睨むことしかできない。

向かい来る魔物。
そのとき、リナを背にして、魔物の前に立ちはだかる、ゼルガディスとアメリア。
「霊王結魔弾(ヴィスファランク)!」
気合いの叫びを上げながら、魔力を込めた両の拳を振るい、魔物を打ち倒すアメリア。

「させない!ここから先は、一歩も行かせない!」
魔物に一撃を叩き込み、揺るぎない決意の言葉を叫ぶアメリア。

…これほどまでに、心の底から、アメリアがかっこいいと思ったのは初めてでした。
否。もう、かっこいいというだけではなく、その目に込められた強い意思の輝き、リナに絶対の信頼を寄せているからこその、決意の言葉……。
当方、強い思いが込められた言葉や行動というものに、特別魅せられてしまうようです。
そして、そうした描写が続くここからの展開には、どうしようもなく胸が熱くなってしまいます…。


「アメリア!」
直後、魔物に叩き込まれたアメリアの腕が、魔物の力に耐え切れず、血を吹き出し、あらぬ方向にへし折られる。
悲鳴を上げて吹き飛ばされ、地面に叩きつけられる。

「アメリア!」
悲痛な声で叫ぶリナとポコタ。

これほどまでに凄絶な、腕が折られる描写は初めて見たような気がします。
痛々しいなんてものではありませんが、本来なら、リナたちの戦っている相手というのは、これくらいの重傷を負うことはもちろん、命を落としたとしても何の不思議もない……というより、むしろそのほうが当然という相手ですから、この描写からは、そうした緊迫感が伝わってきてよかったと思います。
個人的には、旧作を含めてREVO以前は、スレイヤーズとしては「ぬるすぎる」と思っていましたし。(無印24話以外)


「俺たちに構うな!」
魔力の込められた剣を構えて叫ぶ、ゼルガディス。
そして、なおも向かい来る魔物たちを迎え撃つ。

「ゼル!」
「リナ!お前は…!」
ゼルガディスが言いかけたとき、魔物の腕がゼルガディスの身体を捉え、締め上げる。
それでもゼルガディスは、魔物に剣を突き立て、食い込ませる。
しかし、口から血を吐き、突き立てられた剣も折れる。

声すら出せず、胸元の呪符を握ったまま、ただ愕然として、それを目にすることしかできないリナ。
(重破斬しかないって言うの…!?
だけど、一度使ったからこそわかる。
あの呪文が、どれほど危険なものなのか…!)


このあとのBGMは、無印の「聖戦伝」前半。
残念ながら、あまり合ってないような気がします…。


リナの脳裏に甦る、かつての記憶。
OPで描かれた、重破斬を行使するリナの映像が浮かぶ。
そして、暗闇の中、不安な顔に汗を浮かべ、呪符に手をかけるリナの姿。
(混沌の海に落ちていくあの恐怖。
見渡す限り寄る岸辺も見えぬ漆黒の闇に、己の魂が沈んでいく。
しくじれば…………同じ目に、みんなを晒すことになる…!)


この、リナの心の内で語られた内容は、原作8巻には存在しなかったものです。
元々、8巻とNEXTとでは、重破斬暴走後の描写は全く異なっていて、その一つとして、8巻では金色の魔王が降臨した後の記憶がある、NEXTではその記憶がないということがありました。
NEXTについては、その間、リナは単に眠っているような状態だったのかとばかり思っていましたが、こんなことになっていたとは……。
「制御に失敗すれば世界を滅ぼしかねない」という事実だけでも、重破斬の使用をためらうには十分ですが、さらにリナが迷うことになる理由が追加されるとは思いませんでした。
そして、その理由が、「しくじれば、自身が味わった恐怖に、みんなを晒すことになる」というのが、実に、仲間思いのリナらしいです。
また、ここで描かれた不安な表情のリナも実にいいのですが、仲間のことを思うからこそ迷うリナの心情が、口調にもはっきり現れているのが、もう素晴らしすぎます…。
最後の、「しくじれば…」の後、しばらく次の言葉を続けられないことから、リナの不安な思いがなおさら伝わってきますし、その言葉と、それに続く言葉では声のトーンが上がって、泣きそうな声になってるんですよ…!
もう健気すぎます……本当に…。



「てぇぇぇぃっ!」
ゼルガディスを締め上げる魔物を、光の剣で斬り裂くガウリイ。
「ゼルガディス!」
開放されて、倒れるゼルガディスの前にしゃがみこんで、呼びかけるガウリイ。
「…レゾに改造された身体が、これほどありがたいと思ったことはないな……」
笑みを浮かべて言うゼルガディス。
これは……前回の話や、今回の冒頭でゼルガディスが目にしたレゾの姿のこともあって、もしかしたら、自身のキメラの身体を受け入れることができるようになったのかもしれません…。


咆哮し、再び魔力を集中させるシャブラニグドゥ。
へたりこんだまま、ただそれを見つめたまま動けないリナ。
ここの表情も、じつにいいです…。

魔力光がリナに向かって放たれる!
「うおぉぉぉぉぉぉぉ!」
叫びを上げながら、光の剣で受け止めるガウリイ。
前回まで、目立った見せ場のなかったガウリイですが、今回、ようやくかなりの活躍を見せてくれました。
…そして、ここからが最大の見せ場です。


自分のことを守るガウリイの姿を、見ていることしかできないリナ。
(あのときは、ガウリイを助けるために、あの呪文を使った……。
でも!今度はあの混沌の渦に、みんなを……!)


「でやぁぁぁぁぁぁぁぁっ!」
シャブラニグドゥの魔力を、どうにか受け止め続けるガウリイ。

「おい……。やれることをやらないで終わるつもりなのかよ…!」
片足を引きずって歩きながら、迷い続けるリナに言うポコタ。
「オレは……今度こそ、自分のやれることをやってやるぞ…!」
笑みを浮かべて、決意を語るポコタ。

REVO11話で、ポコタはリナたちの元から離れようとして、リナに引き止められましたが、これは、そのお返しになるのかもしれません。
そして、この後のことを考えると、ポコタはこのときすでに決意を固めていたことがわかり、胸に来るものがあります…。


「ポコタ……」

ゼロスの元にたどりつくポコタ。
「たのむ…。オレを……あそこに」
そして、真剣な表情で、低く、硬い声でゼロスに言う。
……普段とは全く違うこの声から、ポコタの覚悟が伝わってきます…。

「ここまできたら……あとはお任せしますよ」
笑みを浮かべて、言葉を絞り出すゼロス。
その答えに微笑を浮かべ、うなづくポコタ。

「ポコタ!あんた……何を!?」
リナの問いかけに答えないまま、姿を消すポコタ。


シャブラニグドゥは、さらに、二撃目の魔力光をガウリイに向かって放つ!
「でやぁぁぁぁぁぁぁっ!」
吠えて、光の剣で受け止めるガウリイ。
「こらえてくれ!光の剣よ!」
剣の限界が近いことを悟って叫ぶ。
「ガウリイっ!」
涙を浮かべて叫ぶリナ。

リナが……泣いてる…!
リナが涙を見せるのなんて、いつ以来のことでしょうか…。
多分、NEXTで、フィブリゾによってガウリイを連れ去られた翌朝、ガウリイのいない寂しさに涙したとき以来ではないかと思いますが…。
リナは、自分だけが苦境に陥っても、弱さを見せようとしないような人ですから、基本的には精神的にも強いと思います。そんなリナですから、涙を見せる場面というのは、原作を含めても数えるほどしかないのですが、だからこそなおさら、リナの涙というのは非常に印象に残ります…。


「でやぁぁぁぁぁっ!」
吠えて、ガウリイは魔力光を切り裂く。
しかしそのとき、光の剣に亀裂が入り、ついに剣から光の刃が失われる。
それでもガウリイは、両腕を広げてリナを守るように、その前に立ち続ける。
「リナ!迷うな!お前は自分の信じたことをやればいい!
誰にも文句なんて言わせやしない!」

「ガウリイっ!」
ガウリイの方に、手を伸ばして叫ぶリナ。
このときのリナは後姿ですので、その表情をうかがい知ることはできませんが、たぶん、もう涙が零れ落ちているのでは……と思います。

そして、やはり、リナが大きな決断をするときに、一番支えになってくれるのはガウリイですね…。
リナに絶対の信頼を置いていることはもちろん、リナのことを誰よりも理解し、そして、リナを守り、精神的に支えてくれる存在。
これこそまさしく、「リナの保護者」のガウリイです…。
今回、ガウリイの見せ場はあるだろうと思ってはいましたが、これほど素晴らしいものが見れるとは思いませんでした。
ここでのガウリイのセリフを書き写したものを見るだけでも、もう熱くなってしまいます…。



ポコタが扉を叩き割り……そこに置かれていたのは、冥王の壷。
「これか…!」


シャブラニグドゥの生んだ魔物の、獲物を弄ぶかのような攻撃を、何度も食らうガウリイ。
血溜まりのできた地面に横たわるアメリア。
横たわったまま動かないゼルガディス。


「今のオレにできることは、これしかねぇんだ!」
高台の上に立つ、冥王の壷を手にしたポコタ。
その壷を、放り投げる!
地面に叩きつけられて壷は砕かれ……ポコタの体から、その魂が離れていく。
力が失われ、倒れるポコタの体。

初見の時、「こんなことをしたら、ポコタはもう元に戻れないんじゃ…」と思いましたが、それで、少し前に見せたポコタの表情と言葉の意味がわかりました。
もうポコタは、還らない覚悟でこの行動に出たのだと……。



「リナ!撃っちまえ!」
リナに向かって笑顔を浮かべ、叫ぶガウリイ。
そして、なおも魔物の攻撃を受け続ける。

ここからBGMは、TRYの「闇を撃ちぬく光」(多分)。

一度目を閉じてから、目を見開くリナ。
その目に宿ったのは、決意。
そして、力強く言葉を口にする。
「みんなの命、預かった!」

OPで描かれた、何か迷いがあるのか、憂いを帯びた表情のリナ。
そのリナの肩に手を置き、笑顔を見せるガウリイ。
リナを励ますかのような、仲間たち。
そして、本来の姿を取り戻し、戦いに立ち向かっていくリナ。
……ここで、そのOPのリナたちの姿が再現されました。
もうリナには、微塵の迷いもありません。


胸元の魔血玉が光り輝く。

四界の闇を統べる王
汝の欠片の縁に従い
汝ら全員(すべて)の力もて
我にさらなる魔力(ちから)を与えよ


4つの魔血玉が輝きを放ち、魔力増幅の呪文を詠唱するリナ。

ついに、倒れ伏すガウリイ。

「愚かな……愚かな者よ」
リナに向かって言う、シャブラニグドゥ。
その目の前に、光をまとって現れる、本来の姿をとったポコタの魂。
「一度はくれてやった身体だ。いまさら返せなんて言わねぇ。
だけど、これ以上好きにさせるわけにはいかねぇんだ!」

自分の身体に宿ったシャブラニグドゥと対峙する、ポコタの魂。
…人間の姿のポコタ、ものすごくかっこいいです…。
そして、この行動が還らぬ覚悟でなされたものだと思うと、なんとも言えなくなります。


「たかが人間だって、必死に生きてるんだ。それを勝手に滅ぼそうだなんて、許さねぇ!」

(ポコタ……!)

シャブラニグドゥの身体の中に入り込む、ポコタの魂。
両手で頭を押さえ苦しみ、苦鳴を上げるシャブラニグドゥ。

(ポコタが作ったこのチャンス。逃すわけにはいかない!)
この場面は、原作11巻のアリアの最期と重なります…。


闇よりもなお昏きもの
夜よりもなお深きもの
混沌の海よ たゆたいし存在
金色なりし闇の王


両手を高々と頭上にかかげ、そこに闇を生み出していく。

我ここに 汝に願う
我ここに 汝に誓う
我が前に立ち塞がりし
すべての愚かなるものに
我と汝が力もて
等しく滅びを与えんことを!


倒れながらも、リナを笑顔で見つめるアメリア、ゼルガディス。
そして、微笑を浮かべながら、親指を立てるガウリイ。

(みんなの思い、無駄にはしない!)
力強いリナの決意。
リナの声が……もう、かっこよすぎる……かっこよすぎます…!!!!
また、ここでのガウリイたちの姿も、OPの、リナを励ますかのような姿と重なります。
本当に、素晴らしすぎます……!


「金色の夢を見るものよ。我と共に滅び、同じ虚ろの夢を見よ!」
シャブラニグドゥが叫ぶ。

「もう少しだけ………もう少しだけ、力を…!」
暴走しようとする巨大な闇を、死力を振り絞って制御し続けるリナ。

「重破斬!」
力ある言葉を叫ぶと同時に、闇を解き放つ!

魔王の上空に放たれた闇は、その真下に虚無の力が開放される。
絶叫を上げて、滅び行く、魔王。


「…お見事です。滅ばざるものを滅ぼす者。
あなたはまさしく、スレイヤーズと呼ぶにふさわしい」

魔王が滅び行くさまを見て、そう口にするゼロス。


「滅びなさい……魔王の亡霊よ」
そう言いながら倒れていく、銀色に染まった髪のリナ。


…重破斬のあたりは、あえてあまり感想を入れなかったのですが、とりあえず、少しだけ書かせてもらいます。
まさかここで、ゼロスが「あなたはまさしく、スレイヤーズと呼ぶにふさわしい」なんて言ってしまうとは…。まるで、これが最後のTV版スレイヤーズのようにも思えてしまうではないですか…(汗)
「次」があるかわからないので、スレイヤーズの集大成的な今回でやってしまうのもありだとは思いますが。
ちなみに、魔族のゼロス的には「デモン・スレイヤーズ…」と言うわけにはいかなかったのでしょうね(笑)

それと、「滅びなさい……魔王の亡霊よ」は……普段のリナは言いそうにない、やたらと大人びた印象があって、「少し金色の魔王が入っていたのか?」なんてふうにも思ってしまいます(笑)
もちろん、TV版L様まんまの性格ではこんなことは言わないでしょうけど、中途半端にリナと混じってこのセリフにつながったとか…w



----------------------------------------------------------

そして、夜が明け……
わずかに建物の残骸が残るほかは、一面の荒野となったタフォーラシア。
BGMは、無印の「大地に安らぎを……」前半。

アメリアの腕に治療魔法をかけるゼルガディス。
座りこんだまま、呆然と、魔王のいた方を見るリナ。
「ポコタは、どうなったんだ?」
リナに問いかける、ガウリイ。
「あのとき、ポコタは自分の冥王の壷を割って、本来の自分の身体に戻った」
静かな口調で答えるリナ。
「そして……」
「そんな……それじゃ、ポコタさんは……」
「さすがに魔王の魂とぶつかり合ったんじゃ、人間の魂なんて…。
まったく……これからタフォーラシアを元通りにするって仕事があったはずなのに……
どうすんのよ……」


リナの表情と口調が、なんとも言えないですね…。
努めて淡々と語ってはいますが、最後の「どうすんのよ」の言い方は、呆れとも、悲しみともつかないものになっていますし、その表情は微かに笑ってはいますが、明らかに悲しみを湛えたものですし……。
こうした微妙な表情と、悲しむ気持ちを素直な言葉としては出せないのも、なんともリナらしいですね…。



そのリナたちの姿を、避難していたタフォーラシアの人々が見つける。


涙こそ見せないものの、黙ったまま、悲しみにうつむくリナ。
そのとき。
「ふがっ!」
頭上に何かが乗り、思わず声を上げるリナ。
「どうするって、んなもんコツコツやってくしかねぇだろ」
リナの頭上で、得意げな顔で言うポコタ。
「なぁ?」
「を?」
驚くリナたち。
座ってたゼルガディスは立ち上がって、髪が少し逆立ってますw
リナの頭から地面に飛び降りるポコタ。

「あ、あんた生きてんの!? なんで!?」
思わず、素っ頓狂な声を上げるリナ(笑)

いや……さすがにあそこまで、生還の可能性のないような描写をされてしまうと、そういった終わり方になるのかと思えてたので、当たり前のようにポコタが生きていたのには、リナと同じように驚いて、「をい。なんで生きてるんじゃw」なんて言いたくなってしまいました(笑)
とはいえ、ポコタが生きててくれたのは、やっぱり嬉しかったですけどw
実を言うと、ポコタの最終的な生死については、REVOの終盤頃から気にしていましたし…(笑)


「なんでって……」
-------------------------------------------------

魔王が滅びを迎えるそのとき。
「へっ。これでさよならか……」
微笑を浮かべて、自身の最期を悟ったポコタ。
そのとき、かけられる声。
「いえ」
声のした方を向くポコタ。
そこに浮かぶ姿は、赤法師レゾ。
そして、穏やかな声で語りかける。
「あなたは……残りなさい」

-------------------------------------------------
空を見上げて、レゾのことを思うポコタ。

ここから、BGMとして、EDの「JUST BIGUN」が流れ始めます。

「ま、なんとなく」
リナの方に向き直って、笑顔で答える。
「なんとなくだぁ!ふざけんじゃないわよ!あんなにしんみり終了ってとこだったのに!
ポコタ!責任とんなさいよっ!」

叫ぶリナを、笑顔で見つめるアメリアとゼルガディス。
本当はリナが、ポコタの無事を心から嬉しく思っているのをわかっているからでしょう。
それにしてもリナってば、不器用すぎますよ…(笑)


「責任ってなんだよ!むちゃくちゃ言うなよ、このへこむね!」
「きーーーっ!」
そのとき、ポコタの耳を掴んで持ち上げる、笑顔のガウリイ。
「お?なにすんだよ!」
「お前はあっち!」
言って、ポコタを放り投げる。
「おわっ!」
地面に落ちたポコタが顔を上げる。
「お?」
その目の前には……笑顔のタフォーラシアの人々と、国王の姿。
国王の目に浮かぶ涙。
「おお………ポセルよ……」
その頬を、涙が伝い落ちる。
父親の姿を見上げるポコタ。
「その目を見ればわかる。わが息子よ!」
その言葉に、ポコタの目に涙が溢れ、こぼれ落ちる。
「お……おやじ。……おやじぃぃぃ……!」
飛び上がって父親に抱き付くポコタ。国王もそれを抱きしめる。
感極まって、号泣するポコタ。
その二人の姿に、歓声を上げるタフォーラシアの人々。

……恥ずかしながら、また泣きました。
(厳密には、初見と2回目では「泣きそうになる」で済みましたが、その後の視聴では毎回涙腺が決壊してます)
ポコタの表情があまりにもよすぎて、どうしても涙が誘われてしまいます……。


その光景を、笑顔で見守るリナたち。
「親子って、いいもんね」
「ああ。そうかもしれんな」
リナの言葉に、笑顔で言うゼルガディス。
ゼルガディス自身と近い境遇にあったポコタですから、そのポコタが無事に生きて帰り、父親と再会できたことは、なおさら嬉しかったのかもしれません。

「あの……レゾさんのことは…?」
「いや。いいんだあいつのことは」
微笑しながら答え、空を見上げるゼルガディス。

…これはもう、レゾへの恨みはもう消えていますね…。
結局、ポコタもゼルガディスも、元の身体に戻ることはできなかったわけですが、もうその前途に暗いものなどない、と思えてきます…。
これから先、あの身体のポコタが精神的に歳をとるのか、という心配だけはありますが(汗)


ゼルガディスを笑顔で見るリナ。
「リナも郷里が恋しくなったか?」
「ん゛っ!」
リナの後ろ頭を押して言うガウリイ。
リナの濁音付きの声がかわいいですw

「いやぁ~。まだ郷里に帰るのは早いわね。
ガウリイの剣も探さなきゃなんないし」

「またそれか…」
呆れ気味の声で言うゼルガディス。
しかしその表情は、隣にいるアメリアと同じ、笑顔。
このときのゼルガディスは、「この期に及んで、まだガウリイと旅をするのに理由付けするのか。もうそんな必要もないだろうが…」とか絶対思ってますよ(笑)

そして、この後のリナとガウリイには、原作2部の展開が待ち受けてるわけですね。
この終わり方も嬉しいです♪
それと、ぜひとも、TV版でも2部をやってほしいところです。
…というか、いつの日にかそれをやってくれるだろうと激しく期待していますが♪(笑)



ガウリイは、手にした光の剣に一度目をやったあと、空に向かって放り投げる。
そして、駆け出すリナたち。
「よっしゃあ!んじゃまたばぁぁぁっと行くわよ!」
「おうっ!」
「早くしないと、置いてっちゃうよぉ!」


ああ……なんかもう、たまらなくなってくるんですけど……!

最後は本当に、いつも通りのリナたちの姿を見せてくれて、すごい幸せです…。


----------------------------------------------------------------
画面はホワイトアウトし、ここからED曲はサビに入ります。
映像と合わせて、それ以降の歌詞を載せてみます。

いつか大人に なったその日に 今日をどう思うのだろう

復興が進められるタフォーラシアの町。
建築中の建物(の足場?)で戯れる2匹の猫。
ポコタの耳に、新しい耳手を縫いつける少女。

それにしても……ポコタの体って、本当にぬいぐるみだったんですね。
それならファスナーがあっても、さほど不思議ではないですね。
技術的には、スレイヤーズ世界でファスナーの製造は極めて難しいとは思いますけどw
(最後に、言ってはならないことを言ってしまったw)


楽しいことも 辛かったことも きっと輝いてるだろう

アメリア、ガウリイ、リナの前に、物資を大量に積んだ馬車に乗って到着する、フィリオネル王子とシルフィール。別の馬車にはワイザー。
リナたちに笑顔で手を降るフィリオネル王子とシルフィール。
リナに手配書を広げて見せるワイザー。
手を振り返すアメリア。
何かと思ってワイザーを見た後、あせって「ずげげげげ」とか言ってそうなリナ(笑)
シルフィールたちに笑顔を向けた後、あせるリナを見るガウリイ。

馬車に積んでいるのは、タフォーラシアの復興を手助けするための物資でしょうね。
ただ、背景が林や山なので、リナたち3人がセイルーンにでも向かう道中でフィルさんたちに出会ったのでしょうか?
リナの髪の色が元に戻っているので、あの戦いから、それなりの日数が経過してるのでしょうけど。


今日に負けない 自分でいよう 旅はまだ途中だから

船に乗って、旅を続けるゼルガディス。
まっすぐ前を見るその表情は、笑顔。
ゼルガディスが1人でいるときに、この笑顔は……今までだったらありえないですよ…。
…想像の余地は色々あるとは思いますが、個人的には、もうキメラの身体を受け入れて旅を続けている……というふうに映ります。
前回の12話で、レゾがゼルガディスに薬草の知識を教えていたのは、ゼルガディスに、「これからを生き続けて、人々を救ってほしい」という願いが込められていたように思えますから、もしかしたら、そのレゾの思いを引き継いで、旅をしているのかもしれません。


楽しいことも ちょっと辛いことも これからも続くのだろう

セイルーンに戻って、書状を手にする、ドレスを身に付けたアメリア。
一度目を閉じた後、視線を遠くの空に向けて、微笑を浮かべる。
今、リナたちがどうしているのか、思いを馳せているのでしょうか……?

そう ずっとずっと続いてく

青空の下を走る、リナとガウリイ。
先を行くリナは、ガウリイに視線を向ける。

二人の上空に出現したゼロスは、リナたちの姿を目にした後、すぐにまた姿を消す。

道を走り続ける、リナとガウリイの後姿。
途中でガウリイが転倒し、リナは一度視線を送っただけで走り続ける。
リナを追って、また走り出すガウリイ。
その先を走り続けるリナ。

二人の前には……どこまでも伸びる道と、その先にそびえる山々。
そして、果てしなく広がる、青空。






……………。

……やっぱり、もうたまらないです!(T T)

曲と映像の両方で、リナとガウリイの旅は、ずっと続いていくということが表現されているのが最高です…。
それにしても……ED曲の「JUST BIGUN」が、素晴らしすぎますよ…。
作詞のほかに、曲の選定も林原さんがなされたようですが、毎度のことながら見事すぎます!
曲調も歌詞も、本当にEDにふさわしくて、これまでで最高の終わり方のように感じます。





■その他感想を少しだけ
やたら長引いてますので、細かい話はまた後日に改めて書きますが…

……す……すごいですよこれ……!

もう、当方はこの話を見て、全く冷静でいられなくなっていますので、この話が面白いのかどうかとか、そういうことは逆に、よくわからなくなってしまっています。

しかし、これだけは言えます。

自分にとってはもう、最高です!!!!!

最終話に期待するものは大きかったですが、まさか、このようなものを見れるとは思っていませんでした。
これまでにも何度か触れてきましたが、正直言って、9話~12話には、物足りない部分も感じていたのも事実でしたから、そのままの流れなら、「EVO-Rはそれなりに良かった」というくらいの印象で終わりかねませんでしたが、この13話が、そんな印象をほとんど吹き飛ばしてくれました。
こういう話を見たかったんですよ……!
最後の最後で、最高の話をやってくれましたよ…。


他でも書いたことですが…
とにかく、この13話を、そしてEVO-Rを見れたことが本当に嬉しすぎます。
これまでのスレイヤーズの最終話の後は寂しさがかなり強かったのですが(とくにTRY(笑))、今回は、それよりも、嬉しさの方が格段に勝っています。
やはり、専用のED曲が用意されたことも含めて、終わり方が最高だったことも強く影響してるとは思います。
…脳内で、ED曲が繰り返し再生されまくって、ちょっと困っていますw
(早くCDで聴きたいぃぃぃぃw)


触れたいことに全然触れてないので、なにやら半端な内容ですが、今回はこのあたりで投稿しておきます。
あと少し、感想にお付き合いいただけましたら幸いです(笑)

…このブログ自体は、「ずっとずっと続いてく」ようにするつもりですがw
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コメント
この記事へのコメント
長文打ち込み、お疲れ様でした~。もう、どんどん、叫んじゃってくださいませ!これは、想像以上に、素晴らしい最終回だったようで!DVDが出るのは、まだまだ先ですが、楽しみに待っています~。
2009/04/11(土) 20:10 | URL | ちはる #-[ 編集]
>ちはるさん
ねぎらいのお言葉、ありがとうございます。
今回、「その他感想」はほとんど書いてないのですが、それでも普段の感想の倍近い長さになってしまったので驚きました(笑)
最終回後半は、時間的にもかなり長いのですが、中身の濃さが異常なほどだったことも、長くなった原因だと思います。
補完が必要ではありますが、これまでで一番と言えるほどに熱く、しかも完全にリナが話の中心に位置していて、リナの魅力が溢れんばかりに描かれていますから、本当に素晴らしかったと思います♪
13話感想はもう1回書きますので、そこでまた叫ぼうと思います(笑)

DVD最終巻は7月下旬ですから、たしかにかなり先ですね…。
ちはるさんがDVDでご覧になられたときには、ぜひとも、叫び…もとい、感想をお寄せいただけたら、と思います(笑)
(もちろん、無理にとは言わないですけど(汗))
2009/04/11(土) 21:33 | URL | だーくまろ #/I6ykovo[ 編集]
もちろん、DVD見たあかつきには、つたない感想お寄せいたします(笑)って、いうか、めぐさんのラジオで、ED曲流れましたよ!なんか、もう、ジーンときちゃいました・・・。HSは、雑音リスナーなんですが、曲調、メロディといい、歌詞といい・・・。「な、なんですか!これは~!!!」新曲5曲も
作っていただけて、歌っていただけただけでも、今回の再アニメ化は、素晴らしいことでした・・・・。
2009/04/12(日) 00:20 | URL | ちはる #-[ 編集]
>ちはるさん
それでは、感想を楽しみにしています♪
って……HSでED曲流れましたか!
HSは自分の所では聴けないので、今日のBNでかかることを期待します。
「JUST BIGUN」は、本当にEDにふさわしい素晴らしい曲ですね。あの曲調に、あの歌詞はやばいです…。
この記事で、サビだけ書き写していますが、もうそれを見るだけでも、どうしようもなく熱くなってしまいます。

新曲5曲はどれも、スレイヤーズへの想いに溢れた見事な曲で、それだけでも本当にうれしくなってしまいますね…。
それにしても、林原さんは本当に、どこまですごいのでしょうね……。演技や歌唱力の素晴らしさ、作詞・選曲の見事さはもう言葉に尽くしがたいほどのものですが、さらに、それに加えて、ファンの気持ちを本当によく理解してくれている……ということが、本当にすごいと思いますし、嬉しすぎます…。
何度言っても言い足りないですが……リナを演じてくれたのが林原さんで、本当によかったです!
2009/04/12(日) 10:25 | URL | だーくまろ #/I6ykovo[ 編集]
やっと見れましたよ、最終回!「JUST BIGUN」がエンドレスで、脳内に流れる日々・・・。作画も、アフレコも、全力投球!なにもかもが、熱い!もう、みんな、カッコ良すぎ!こういうのが、アニメで見たかった!聞きたかった!いままで、さんざん文句も言いましたが(笑)この最終回は、ほんと、素晴らしいものでした。
2009/07/27(月) 01:04 | URL | ちはる #-[ 編集]
>ちはるさん
なんと言いますか……。自分も感想で叫びまくってしまいましたが…
本当に熱くて、みんなかっこよすぎますし、今回は完全にリナが主人公になって、存分にリナの魅力を描いてくれました。そして、原作二部に続いていくことを感じさせる、「終わらない」終わり方は見事すぎましたし、さらに、ED曲「JUST BEGUN」によって、さらに感動は深まりました。
…もう、思い出すだけでも目頭がやばいですが(笑)、とにかく、最後の最後で、まさに「こういうのを見たかった」という、最高のものが見れましたね。
ところで、ちはるさんのコメントを拝見する限り、ギガスレイブについてもさほど気にならなかったようですね(笑)

それにしても、「JUST BEGUN」は、頭に残ります…。
この曲はちょっとやばすぎるので(笑)、最近はあえてこの曲を、めったに聴かないようにしているのですが、CDで聴ける日が楽しみでしかたありません♪
(ところで、放送時のEDでの曲名は「JUST BIGUN」と書かれていたので、ここの感想でもその通りに表記していたのですが、DVDの冊子では「JUST BEGUN」と書かれてますね)

自分もこれまで、さんざん文句も言ってきましたし、この最終回ですら、そうしたことに触れていますが(汗)、基本的には素晴らしい最終回でしたし、これを見れて本当によかったと思います♪
2009/07/29(水) 20:19 | URL | だーくまろ #r6nwzGJ.[ 編集]
はい。話ほじくり返しますよ~(笑)強制的に魔王の力を引き出せるからといって、竜破斬で、魔王の分身の攻撃を対消滅させるって、ネタ的には、「おお~!」って思ったけど、よく考えたら、無理でしょ(笑)完全消滅で、魔竜王、冥王の力を借りた黒魔術は、使用不可になりましたが、分身の一体を倒された赤眼の魔王と、力の一部を削がれた覇王の力を借りた黒魔術は、威力が減じるわけではなく、普通に発動するのですから。神滅斬も、ポコタのように、ゼロスに運んでもらえたら、使えるのでは?翔封界では、確かに、危なそうですが。そして、重破斬。完全版の必要は、ないでしょう?神滅斬叩き込もうとしてた相手ですよ?光の剣の代わりには、魔血玉があるんですよ?さんざん、重破斬の危険性を語っておきながら、次がないって、状況でもなかったでしょう。冥王の時とは、違います。(ここ、冷たいようでしょうが・・・。あの時は、ガウリイが人質にとられたからこそ、フィブリゾと対峙し、まさに、殺されてしまうという瞬間での使用。今回は、一旦逃げることが出来たのだから。)この回の、リナのあのモノローグを聞いたからこそ、思います。あえて、完全版でなければいけなかった理由は、なんなのか?と。TRYでも、不完全版は、以外とあっさり唱え始めてましたし。などとグダグダ言いましたが、いいんですよ。そんなことは(笑)こんなの、原作ベースでのことです。話は、アニメ(笑)もう、リナがカッコ良けりゃ全て良し(笑)正直、ギガ・スレより、その前の、ドラ・スレの呪文詠唱の声が、もう、良すぎて、良すぎて!その辺で、感覚麻痺しちゃって、ガウリイじゃないけど、「撃っちまえ!リナ!」とか、なってしまったのです(笑)だから、いいんです。もう(笑)唱えようとしてたのが、完全版でなければ、リナの、あんな動揺や、迷いや、涙も、見られなかったでしょうし、それぞれ、各キャラも、見せ場減ってたでしょうしね~。何回も言いますが、ほんと、素晴らしい最終回でした!
2009/07/29(水) 22:00 | URL | ちはる #-[ 編集]
>ちはるさん
お返事が遅くなってしまって、申し訳ないです(汗)

…やっぱり、気になる部分もけっこうあったのですね(笑)
あまり意味はないかと思いますが、今回呈された疑問について、いちおう製作側弁護?に回ってみます。

・竜破斬で、魔王の分身の攻撃を消滅
もちろん、自分たちの世界には魔法も魔族も存在しないですから、それが本当に可能かどうかは、スレイヤーズ世界の創造主の神坂先生にお聞きするほかないわけですが(笑)、原作以外については非常におおらかな方のようなので、結局想像に頼るしかなさそうです(笑)
で……これは、個人的には可能と解釈することもできるような気がしますが、人間程度の魔力による竜破斬で、魔王の分身にそこまで大きな影響が及ぶのか、疑問もあります。(原作だったら「無理」と判定されそうな気もします)
なお、個人的には、この話と「魔竜王、冥王の力を借りた黒魔術が使用不可になったこと」は同列に論じられないような気がします。
・ゼロスに運んでもらって神滅斬を使用
あの時点でゼロスは、身を起こすことすら困難なほどのダメージを負っていますので、単にポコタを壷のある場所に運ぶことはできても、リナを魔王の近くに運んでも、攻撃をされたら回避することは不可能と思われます。また、そもそも、ポコタと比べれば重いリナを運ぶことは、すでに難しかったのかもしれません(笑)
もしゼロスに、リナを運ぶ力が残っていたとすれば、神滅斬の呪文詠唱を済ませてから、魔王の至近に出現して、すぐさま斬り付ければいいかもしれませんが、闇の刃を維持したまま空間を渡れるのか不明ですし、魔王の至近に出現した直後に、魔王が少し身体を動かすだけで、斬り付ける間もなく致命傷を負ってしまう危険性もあります。
…そのように考えると、結局、魔王から少し離れた所に出現しなければならず、そうなると、最低でも一度は攻撃をかわす必要があると思われ、ゼロスの状態を考えれば、翔封界で接近かる場合よりも成功率が低いような気がします。
また、神滅斬で斬り付け終えるまでゼロスに運んでもらうという場合(これって絵的にサマにならなそうw)以外、攻撃後にリナがマグマの海に墜ちないよう、誰かに拾ってもらう必要も生じます。
・重破斬の完全版の必要性は?
これについては、この次の記事の13話感想(4)などでも、えんえんと自己解釈を試みていますが、TV版での術の威力は、この回を見る限り、完全版重破斬>完全版神滅斬>不完全版重破斬となりそうなので、完全版重破斬が必要だったと解釈するしかなさそうです。また、光の剣の代わりに魔血玉があっても、今回はレゾの力を借りられるかわからないということで、不完全版重破斬を使用していたら、総合的には無印10話の重破斬よりも威力は落ちたのでしょうし。
(結果としては、ポコタが無印におけるレゾの役割を果たしてしまいましたが)
それと、『今回は、一旦逃げることが出来た』というのは、アメリアが重傷を負うまでのごく短い時間しか、それができる可能性は残されていなかったと思います。
・あえて、完全版でなければいけなかった理由は、なんなのか
まぢめな回答は上で書いた通りですが…
話を作る上でのことから言えば、やっぱり、最終話らしい盛り上がりを演出するためでしょうね(爆)
ちはるさんもおっしゃっている通り、完全版でなければ、リナの動揺なども描けなかったですし、各キャラの見せ場も減っていたでしょうから、これほどまでに叫ばずにいられないような話にはできなかったことでしょう(笑)

Give a ReasonをBGMにした、竜破斬の呪文詠唱はよかったですね。
また、個人的には、三連発の中の二発目の「ドラグスレイブ!」の叫びが、とくに力強さと凄みがありましたし、リナの表情も素晴らしくて最高でした♪
たしかに、このあたりからの展開はやばかったような気がします。
その後、神滅斬が封じられて、畳みかけるように仲間たちの見せ場が描かれましたが、とくにアメリアは、これまでで断トツのかっこよさでしたし、ガウリイも、これまでの活躍の少なさを払拭させてくれるものでしたし…。
語り始めるとまたキリがなくなるので、このへんにしておきますが(笑)

この回は、不親切に感じられる部分や疑問に感じる部分もありましたが(あと、BGMが…)、ここで描かれたものはあまりにも熱くて、魂を揺さぶられずにはいられませんでした。個人的には、REVO13話では「熱い」と思いながらも、納得のいかない部分の方が上回ってしまいましたが、今回は断然、熱さの方が上回ってくれました。そして、終わり方も、まさに最高のものでしたし…。
原作二部前の、「とりあえずの最後」を飾るのにふさわしい、素晴らしい最終回だったと思います♪
2009/08/02(日) 12:49 | URL | だーくまろ #r6nwzGJ.[ 編集]
前回の記事からものすごく日が開いてしまいました。
PCの調子が悪いこともあり、しばらくPCをいじらなかったものですから。
気が付けばEVO-RのDVDも最後まで出揃ったようで。
‥月日が経つのは早いですね。

それはさて置き。
ついに13話です。
13話に関するだーくまろさんの考察も、1話~12話までのものに比べて長さも深さも桁違いな辺りに思い入れの深さを感じられますね。

魔王を打ち破る手段として、重破斬が使用されました。
これはOPを見た時点で予測できていたのですが、なぜか私、不完全版重破斬の存在をすっかり失念しておりました。
こちらのブログを見て思い出したという始末で、気づいた時にはちょっと自分にツッコミ入れたい気分でした。
なので、13話を初めて見たときにはその辺りの違和感は一切なかったのですが、こうして不完全版重破斬の存在を思い出してから見直すと、おっしゃる通り少し妙な感じもします。
リナが神滅斬を対魔王戦の切り札にしているようだったのも、正直それで大丈夫なのかと思いましたし。
完全版神滅斬と不完全重破斬のどちらが威力があるのかはわかりませんが、倒すべき敵が今回の魔王のように遙か見上げるほどの巨体だった場合にはたとえ完全版とは言え神滅斬ではあまりに分が悪いような気がします。
どんなに威力があろうとも、標的に対して闇の刃が小さすぎ。
仮に見事命中させることが出来たとしても、魔王の腕一本すら落とせないのではないかと私は思います。
原作5巻ではザナッファーに対してすら装甲をぶち破っただけで、神滅斬が致命傷になったわけでは有りませんでしたし。(不完全版でしたけど)
まあ、アニメ版の神滅斬は結構刃渡り長いから、もしかしたら一刀両断できるのかもしれませんが。
その点、重破斬ならば例え不完全版だとしても標的の大きさはあまり関係なく威力を発揮できそうですし。
で、何故不完全版重破斬について何も触れなかったのか、ですが、私がイロイロ考えて、浮かんだ答えが「無印のザナッファーのように不完全版重破斬もなかったことにされていたらどうしよう」でした。(笑)
まあ、無印でリナが不完全版重破斬+光の剣で魔王を倒すシーンまでしっかり入ったくらいですから、なかったことにされている訳ではないとは思いますが。
無印の時でもリナは(不完全版)重破斬だけでは魔王を倒せない、というようなことを言っていたと思いますし、光の剣がない今回では例え増幅のタリスマンがあったとしても勝算はかなり薄いということもわかっていたのだと思います。
だから倒せる可能性のある呪文は完全版の重破斬だけ、という思考があったのだと思うのですが、そのあたりの描写が一切なかったのは、やはり尺の問題でしょうか?

重破斬の使用をためらうリナの背中を押す形になった仲間たちでしたが、その中で私が興味を持ったのはアメリアでした。
彼女はTRYでリナがダークスターに対して不完全版重破斬を使用しようとした時にはそれを止めようとしていました。
それなのに今回は真っ先にリナの後押しをするかのような行動に出ています。
TRYから今回のEVO-Rの間に彼女の中でどんな意識の変化があったのか、また、そのきっかけは何だったのか。
想像を巡らせるのも楽しいかもしれません。

ポコタについては私も「頼むから死なないでよ」と思いながら見ていました。
これまでのアニメの雰囲気ならば、そんな心配しなかったと思うのですが、なんせ原作では生き残ったアベルがアニメではお亡くなりになっていますから、安心して見ているなんてことは出来ませんでした。
ポコタが魔王の宿る自分の肉体に無理やり入り込んだ時は特に!
(でも実はこの時「もしかしてラストはこのまま運よく元の体に戻れたりして」なんて甘い考えがよぎったのですが、やっぱりそんなに甘くはなかったですね)
ポコタにはハラハラさせられっぱなしでしたが、彼の国に対する想いと覚悟はよく伝わってきたと思います。
そして、その覚悟に応えたリナ。
見事だったと思います。
ひとつ個人的な願望を言わせて頂ければ、リナがもっと完全版重破斬の制御に必死になるような描写が欲しかったと思いますけれども。
なんか、あっさりと制御してしまったように見えたので。
あれではREVOからスレイヤーズに入った人たちは、リナが何故あんなにも重破斬の使用をためらったのかが分かりにくかったのではないかと思ってしまいました。
だけどリナがカッコよかったからそんなことは些細なことだと思える自分がいます。(笑)

でも気になったのはそのくらいで、13話全体としては大満足です。
そしてEVO-R全体としても充分満足のいくものだったと思います。(除く4話)
多少、気になる部分はありましたが、そんなのは許容範囲内です。
REVOの方には結構不満も有りましたが、EVO-Rではそれらを払拭してくれたことに本気で感謝しています。
スレイヤーズを好きでよかったと心から思えました。


相変わらず長くなりました。
新記録でしょうか?
13話まで終了しましたけどこれからもお邪魔させて頂くつもりですが、さすがにこれ以降はボリュームダウンすると思いますのでご安心くださいませ。
(でも、だーくまろさんとは一度じっくり語ってみたいような気もします。(笑))
では、また。
2009/08/11(火) 01:21 | URL | 天湖 #1ysID9Ow[ 編集]
>天湖さん
お久しぶりです。また御来訪いただけて嬉しいです♪
(実を言うと、そろそろメールでも送らせていただこうかと考えたりもしていました(汗))

それにしても、まだパソコンの不調が続いてましたか…。
パソコンの価格もだいぶ下がっているようなので、手間暇をかけて復旧を図るより、安いパソコンを買ってしまった方が早いかもしれません(笑)
自分の場合、パソコンを仕事でも使用するため、その方法をとりましたが、使用頻度がそう高くない場合は、そこまでの割り切りはしづらいかもしれませんね(汗)
また、月日の流れは……本当に早過ぎます。
8月には、EVO-Rの総括感想くらい書けているかと思っていたのですが、実際には着手すらできてないですし(笑)

13話の話はものすごくツボでしたから、自分の全力を投入して、当時書きたいことをほとんど書きつくしたつもりですが、その関係で、無駄に長くなりすぎたとは思います(笑)
ちなみに、感想(1)~(6)までの文字数を合計したら、約54000文字、原稿用紙135枚分以上と出ました(爆)
子供の頃の読書感想文でも、これくらい書けたらよかったのですが。(そこまでいくとむしろ迷惑(笑))

天湖さんの13話についてのコメントは……大いに楽しみにしていました♪
この話を見るまで、術の威力は原作もTV版も、完全版神滅斬<不完全重破斬だと思っていました。
ただ、TRY14話・26話ではかなりあっさり不完全重破斬を使おうとしていることから、リナ的には、極力使いたくないものの、禁じ手とまでは考えていないように思います。
それにもかかわらず、この話では、不完全重破斬の使用を全く考えていない(ように見える)ことから、少なくともこの回では、完全版神滅斬>不完全重破斬となりそうです。

ただ、自分としても、神滅斬を対魔王戦の切り札にしていることに当初はかなり違和感がありました。上記の威力の問題のほかにも、天湖さんのおっしゃった、刃の大きさの問題がありますし。
ただ、(以下推論ですが)自分的には、魔族のような精神生命体相手の神滅斬なら、斬り裂いた部分にだけ威力が生じるにとどまらず、剣の闇に蝕まれることで、絶大な威力が生じる…と考えています。
しかし、原作5巻とREVOのザナッファー、さらに言えばオゼルも精神生命体ではないので、神滅斬も「物凄くよく斬れる剣」としての効果しか発揮しなかったため、それだけでは倒せなかったのだと思います。
そのように考えると、精神生命体の魔王相手なら、重要部に直撃さえすれば倒せるのかも、という気もします。
(イメージ的には、さすがに手足に当てても無理そうな気がするので、胴体とか頭部などに当てる必要があるように感じられますが、物質世界における姿がかりそめに過ぎない魔族なら、どこに当ててもいいようにも思え、そのあたりはよくわかりません(汗))
また、TV版はジャンプ力もかなりありますので(笑)、派手に飛び上がって斬り付ければ直撃はさせられそうに思えます。さらに言えば、原作やREVO以降の神滅斬だと刃は短めでしたが、TRY以前の神滅斬なら、かなり巨大な刃だったので、そのサイズにしてしまえば、一刀両断も可能と思えます。
…そんなわけで、個人的にはこのあたりの疑問の大部分は解消されました(笑)

『何故不完全版重破斬について何も触れなかったのか』については……多分、「それに触れようとしたら、不完全版と完全版があるというから説明をしなければならないが、それに触れていてはテンポが悪くなる。だから思い切って省略した」ということだと思います。
これについて、個人的には引っかかりも感じますが、次の記事の13話感想(4)で、制作スタッフの方にいただいたコメントで触れられています。
(当時は、そちらのコメントがスタッフの方によるものだと気付いていなかったので、お返事ではかなり大胆発言していますし、そちらでの当方のコメントには見苦しいものも含まれていますので、ご覧になることはあまりお勧めできませんが(汗))
…そんなわけで、『なかったことにされている』というわけではないと思います。おっしゃるように、無印における魔王を倒すシーンを、細部までこだわって描かれたものを挿入していたくらいですし。

この話を見た後に色々考えれば、「不完全版重破斬では倒せなさそう」という答えにも辿り着けるのですが、そのあたりの描写が省略された理由の大きな要素として、尺の問題はあっただろうと思います。
個人的には、この13話は絶賛していますが、あまりにも盛り上がりを最終話に集約させすぎという気もするので、もう少し13話以前に分散させてもよかったのでは、という気もしています。それなら尺の問題も生じず、よりファンに受け入れられやすい内容にすることは可能だったのでは、とも思いますし。

…続きは、また明日あたりに書かせていただきます(笑)
2009/08/13(木) 19:27 | URL | だーくまろ #r6nwzGJ.[ 編集]
>天湖さん
少し?遅れてしまいましたが、続きです。

TRYは、不覚にも記憶がかなり薄れてるのですが(汗)、アメリアの変化を考えるには、TRYをしっかり見返して考察する必要がありそうですね。
また、TRY14話ではガウリイも不完全版重破斬の使用を止めようしていましたが、TRYと今回における二人の違いは、見方によっては「矛盾している」とも取れてしまいそうです(汗) ただ、リナも、魔族の真の強大さを知ったことで、無印の頃とは変化していましたから、それと同じように、二人の変化のきっかけなどを見出せたらいいですね。

ポコタは……死んでしまったら、どう考えても後味が悪くなりますし、原作二部の内容にも少しかぶってしまうので、多分死なないとは思っていましたが、それでもやっぱりアベルのことがありましたので、心配は消えませんでした。
『ポコタが魔王の宿る自分の肉体に無理やり入り込んだ時』は、「えぇぇぇ!?死んじゃうのか…!?」なんて思って、自分もかなり焦りました(汗)
ただ、ポコタは本当にいいキャラになってくれたと思います。REVO終盤でのポコタも十分よかったのですが、そこからさらに成長を見せてくれましたから…。
そして、魔王の中に入り込んだポコタのかっこよさには驚きました(笑)

ポコタの覚悟に応えたリナは見事でしたし、決意の言葉はかっこよすぎますね…。
ただ、感想では触れなかったと思いますが、実は自分も、初見ではわりとあっさりと重破斬を制御してしまったように見えてしまいました。当初、完全版重破斬を使っていることに気が付かなかったのはこのせいもあったような気がします。
他所様の感想によると、あの場面のリナの目の色は一時的に金色になったりしてたそうで、意識を持っていかれそうになっていたことを表現していたようですが、それだけではわかりづらい気がします。
これについては、どうすればより良くなるのか以前から少し考えていたのですが、大体次のような感じでいかがでしょうか?(笑)
・画面には、重破斬を制御しようとする、リナの目に映る景色
・鮮明だった目の前の景色がぼやける、または白く(もしくは金色に)染まりそうになる
・意識が持っていかれそうになったその時、リナの脳裏に仲間の姿が浮かぶ(画面上で仲間の姿を描写)
・(ハッとして)「……みんな…!」
・「…みんなの想い、無駄にはしない!」 力強い決意と共に、視界が晴れる
・「…重破斬!!」
……まぁ、尺が苦しいかもしれませんが(笑)

13話は、より良くできた部分もあるとは思いますが、この話で描かれたものは素晴らしいですし、リナも仲間たちも本当にかっこよかったですし、さらに、明確に原作第二部に続くことが示されたEDも見事すぎますから、自分も満足しています。
また、物凄くよかったから、逆に細かいことを言いたくなってしまう部分もあるとは思います(笑)

自分のEVO-R全体としての印象は、総括で詳しく書こうとは思いますが、REVOと比べれば大満足、旧作と比べれば概ね満足、といったところになるかと思います。(3・4・9話を重視しないで言えば、ですが)
いずれにしても、REVOで抱いた不満を、EVO-Rで払拭してくれたことは、本当にありがたいですね。
『スレイヤーズを好きでよかった』とのお言葉は、自分も心の底から同意です♪

13話まで、毎回に近いくらい、大変力の入った感想をいただき、改めて感謝いたします。
(多分、今回は新記録でしょうね♪)
天湖さんに感想をいただけると、その内容で楽しませていただくだけでなく、改めて各話について考えることがでくましたので、そうした点でもありがたかったです。
今後のここの方向性は、まだ定まっていませんが、とにかく、スレイヤーズについての語りは続けていきますので、また気が向かれたときにでもコメントをいただけたら嬉しいです。…もちろん長文も歓迎です(笑)

自分も、天湖さんとじっくり語ってみたいです♪
最新記事でも少しだけ触れましたが、自分は、オフでスレイヤーズについて本格的に語り合ったことはないですし(笑)

…こちらも大変長くなりました(笑)
それでは、今後もよろしくお願いいたします。
2009/08/15(土) 01:14 | URL | だーくまろ #r6nwzGJ.[ 編集]
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