当ブログでは、『スレイヤーズREVOLUTION』『スレイヤーズEVOLUTION-R』の感想を中心に、スレイヤーズについて延々と暑苦しく率直に語っております(笑) 最近はスレイヤーズフィギュア紹介ページみたいになってますがw
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今回は、やや今更感が漂っておりますが、7/28に発売となった「スレイヤーズレジェンド 上巻」についての感想です。
…まずはどうでもいい話など、ネタバレにならない内容から。

もう1週間以上前の話になりますが…
7/21作成の「使えないS県北部(爆)」で書いた、ドラゴンマガジンを扱っていない不届きな(?)本屋ですが、ドラゴンマガジン増刊「スレイヤーズレジェンド 上巻」については扱っておりました。

…さすがにこれ以上、スレイヤーズファンの怒り?を買うのは危険と判断したのでしょう(違)

それでも、7/31に買いに行ったら…1冊しか置いてありませんでしたが(…)
(けど、ドラマガ本誌は扱ってないのに増刊は扱うって…?w
まぁ、今回のは単なる漫画雑誌形態だから、というのもあるでしょうけど)


とにかく、その1冊を購入しましたが、話に聞いていた通り確かに分厚いです。
自分は現在、漫画雑誌を全く買ってないので(週刊少年ジャンプをやめたのは5年位前)、はっきりしたことは言えないのですが、月刊の少年漫画雑誌以上の厚みでしょうか?

収録されているのは、以下の通りです。(漫画だけで731ページ)
 (1)超爆魔道伝スレイヤーズ(作画/義仲翔子) 1~20話
 (2)スレイヤーズ(作画/あらいずみるい) 3話分
 (3)新スレイヤーズ ファルシェスの砂時計(作画/旭) ※書き下ろし、80ページ
その他に、巻頭でスレイヤーズREVOLUTIONの特集が7ページ、原作の特集が6ページ含まれています。

上記の(1)(2)は再録なので、すでにお持ちの方も多いとは思いますが、個人的には、描き下ろしの
(3)「ファルシェスの砂時計(上)」だけでも、780円を出す価値は十分あると思います。
これについてのネタバレ感想は、「続きを読む」の下に書きますが…

ここで一言だけ。

原作第二部が好きな方や、ルーク&ミリーナが好きな方…

これは絶対買いだと思います♪


(まぁ、発売から丸1週間以上経ってから書くのもどうかと思いますけど…w)

ただ、アメリアが好きな方や、絵柄が原作に似てないと…といった方にはどうなのか、という気もしますが…。
(次の行、ちょっとしたネタバレにつき文字色反転)
アメリアは…服装が変更されて、パンチラ担当キャラになってしまっていますので…。
絵柄は…とくに、原作では瞳の大きいリナやアメリアは全く似ていない(似せる気がない?)と言ってもいいぐらいですので…。ただ、個人的には、各キャラの雰囲気は確実に再現されていたと思いますし、リナの服装も基本的に原作どおりでしたので、さほど問題には感じませんでした。
では、以下は「ファルシェスの砂時計(上)」のネタバレ感想です。
なお、原作第二部のネタバレも多大に含まれますので、それを未読の方も、この先は読まないほうが無難です。
 
 

読後の感想をひとこと言うなら、まず、

…とにかく、心底驚きました。

ここまでの展開になるとは、誰も予想していなかったのではないかと思います。

この作品への期待は、まず原作二部のキャラ、ルークとミリーナが登場するということにありましたが、話の方向性について、深く考えていた方はあまりおられなかったのではないでしょうか?
かく言う自分も、前半だけで80ページというけっこーなボリュームなので、それなりの展開は期待しつつも、わりと軽めの話でまとめるものと思っていました。
詳しくは、また後で書きます。



■話
それでは、具体的に話の方に触れていくことにします。
(やたら長いですけど…(汗))
まず、最初のページこそなにやら意味深だったものの、話の開始の部分は予想にたがわず軽め路線っぽい雰囲気が濃厚で、南の島でバカンス満喫中(?)のリナたちでした。
…ごめんなさい。ちょっと読む気が減退してしまいましたw
個人的には、スレイヤーズにこーゆーものは求めていないものでして…(汗)

それはともかく、実際にはバカンス満喫中というわけではなく、遭難して現実逃避していたとのことでした。
…わりとすぐに、リナたちが普段の服装に戻った事とあわせて、ある意味安心しましたw
(アメリアとゼルガディスの服装は、原作・TVなどとかなり異なりますが)
…そのままバカンスを楽しまれでもしたら、もうどーしようかとwww


それはともかく、リナたちが遭難したのは、「海賊退治で乗り込んだ船ごとぶっ壊した」せいのようですが…
…リナに何を言ったんだ海賊たちw
まぁ、あの絵からして、リナのムネ絡みであることは確実でしょうけど(笑)

…そんなわけで、島の住人であるルルに助けられ、リナたちはこの島にある村に滞在しているのですが、この島には船自体も造船技術も存在せず、魔法で対岸に渡ることも距離がありすぎて無理。
というわけで、村から出る方法が見当たらないようです。

そんな中、思いっきり退屈そうなリナとルークですが。
アメリアの言葉を受けて、一転して真剣な表情で話すルーク。
「恩があるからなおの事さ
俺達のように厄介の種みたいな連中が長居しちゃそれこそ仇を生むぜ」

…この場面、個人的には本作で初めて強く感心させられた部分で、「ひょっとしてシリアス展開あり?」とも思わせる描写でもありました。
また、このときのルークを見つめるミリーナもいい感じです。
…直後にまた一転して、ギャグになっていたりするのですがw

ミリーナについては、原作で、ルークのらぶらぶアタック(爆)に対して、冷たい反応を貫いている(注1)のとは異なり、明らかに顔を赤らめるいう場面もありますが、個人的には、これはこれでありという気もしました。
(注1)
原作におけるミリーナとリナとの会話の中で、「私は不器用ですから…」といった発言がありましたので、「冷たく装っていた」部分もあったのだと思いますが。


それと、本作を見る前に、リナ・ガウリイ・ルーク・ミリーナの4人は出演確定と思っていましたが、アメリア・ゼルガディスの出演はちょっと意外でした。
アメリアたちとルークたちとの出会いについては何の描写もないですが、それの説明に数ページとられるよりは、すっぱり省略してしまったのはある意味正解かもしれません。
しかし、なんかものすごく自然に、アメリアたちとルークたちが馴染んでしまっています(笑)
このあたりも、作りがうまいと感心させられます。
あと、アメリアはセリフ回しなどから、原作アメリアに近い雰囲気も感じられます。


さて、島から出る方法を調査するリナたちですが…
そこで女海賊ノアと名乗る女性が、村に襲撃をかけてきますが、ノアには何か秘めた事情があると読み取れる描写が…。
しかし、そんな事情など関係ないとばかりに(まぁ誰も気付いてないのですが)、
アメリア参上!即成敗!(笑)

逃走するノアたちですが…
ガウリイの天然なスルドイ一言、
「リナだったらあいつらの乗ってきた海賊船を奪っていたところだ」
の発言に、リナたちは慌てて追跡開始しますw
それと、この時点で既にルークは、ノアが海賊を装っているカタギの人間だということに気付いていたようです。
(読み返してからその描写に気付いて感心しました)

リナたちが走り去った後、怯えて震えるルルに声をかける司祭ですが…
…このセリフと雰囲気は、どう見ても黒幕認定です(笑)

そしてさらに…ノアたちを追跡するリナたちを、離れた所(?)から見ているゼロスの姿が…。
この人(?)まで登場ですかw


そして、ようやく海賊船まで逃げてきたノアですが、島の守護者と名乗る者たちの襲撃を受けます。
…ちょっと…いや、けっこー痛々しいです…(汗)

ノアの仲間が始末されそう、という場面で、ようやくリナたちの登場。
この場面で、リナたちが絶対に来るというのはわかりきっているのですが、それでもやっぱりこのような王道展開はいいものです♪
…なお、すでに海賊船はリナの所有物ということにされてしまっているようです(笑)

そして『島の守護者』の「侵略者と断定する!」との声と共に戦闘開始。
短いながらも各キャラにそれぞれに見せ場が与えられ、その中でミリーナは、原作を髣髴とさせる戦い方をしていて、とくに印象に残ります。
そして、とどめのリナの竜破斬(ドラグ・スレイブ)が炸裂!

「…あれ もうお終いなの?」
というセリフは、会話の流れから言ってアメリアの言葉だと思いますが、ちょっとさめた感じが原作アメリアっぽくていいです。
ただ、人間相手に竜破斬ぶっぱなせば、お終いになって当然だと思いますがw
…とゆーか、やりすぎだとすら思いますけど(笑)

『島の守護者』の親玉の所に案内させるために一人だけ生かしておいたと、余裕で話すリナですが、直後、その一人は突然銃口を喉下にあてがって自決。
その直前、瞬時にリナを抱えてその場から離れるガウリイが、しっかりリナの保護者してて素晴らしいです。
…その次のガウリイのセリフも意味深ですし、この時ばかりはクラゲじゃないぞガウリイw
とくに、
「まるで得物をせしめてまんまと逃げ出す勝ち誇ったコソ泥のような…」
という部分が気になります。
何か意味があるのでしょうか…?

しかし…TV版でもガウリイにこれくらいの存在感を見せて欲しいものです…。


(…ここまで書いて、またもや話の筋を追うことに一生懸命になりすぎていることに気付きました(愚)
このペースではとても終わらないので、この後は少し?省略していきます)


そして、リナたちに身の上話をするノアですが。
要約すると…
数年前に海賊がこの島を目を付けて荒らし始め、ノアは島を守る力を得るために島を出て、紆余曲折の末、ある魔道士(笑)に「魔弾」をもらった。
それから数年後に船を手に入れて村に戻ると、村はそっくりなニセモノにすり替えられ、ノアのことを覚えている人は一人もいなかった。
村人は何かが原因で昔のことを忘れてしまったと思い、それで、村人たちが恐れていた海賊が襲ってきたらショックで記憶が戻るかもしれないと考えて、なるべく怪我をさせないように暴れていたら…
アメリアに成敗されたということです(笑)

「村人たちは過去を忘れるために、ノアのことを忘れたフリをしているのかもしれない」
という、ゼルガディスの言葉にうなだれるノアですが、その後のミリーナの言葉がいいです。
「…時間は確かに人の心を変えていくものです
しかし心に刻まれた思い出は…色褪せることはあろうとも決して形を変えることはありません
私には…共に生きた人間の思い出を欠片すら残さず失うことができるとは思えない」

ここで、無言でそれを聞くリナの姿も小さく描かれていますが、リナも、そのミリーナの言葉と同じように思っている…のだと思います。
直後、ルークが決めゼリフ(笑)を吐いて、それをあっさりスルーしているのは原作ミリーナですねw

そして、「魔弾」の話を交わしつつ、食事をとる一行ですが…
いつの間にかそこに混じっているゼロス(笑)
このあたりは、リナへのアタック(笑)を含めてTV版のNEXTっぽい雰囲気です。
顔を赤らめて咳払いしつつ(このへんもリナらしくていいです♪)、ゼロスの目的を尋ねるリナに、ゼロスは「お仕事ですよ」と答えてから、「混沌の海」「杖と海の概念」の話を持ち出してきて、語り始めます。
「この島は丁度、別の杖との接点となる 異なる世界の法則が交じりあう場所」
「我々の常識が遥かに及びしれぬ出来事が この地では現実の物と成り得るかもしれない」

…いきなり、とんでもなくスケールの大きい話になってきました(汗)

「今度はあたしに何をさせようっての?」
そう問いかけるリナですが…
「それは…秘密です」
瞬時にリナの背後に回り、いつもの決めセリフを言うゼロス。
それまで正対していたはずのゼロスに背後を取られて焦るリナ、それを目にして驚くルークとミリーナ。
これだけでも緊迫感に満ちていて素晴らしいですが…
ゼロスがルークとすれ違いざまに放った言葉には、驚愕するしかありませんでした。
「はじめまして
『同居人』はお元気ですか?」

ゼロスの方を振り向くルークですが…すでにゼロスの姿は、闇の中に消え去っていました。

…まさか…こんな描写までやってくれるとは…予想外なんてものではありません。
ただただ驚くしかないです…(汗)
読んでいて、ちょっと鳥肌が立ってしまいました(笑)

ルークは…自分の中に、『同居人』がいることに気付いている設定ですか…。
原作のルークの場合、これについて、14巻以前の段階でどうだったのかは全くわかりませんが、この事について掘り下げた描写が行われたことは、大変興味深く感じます。


場面は変わって…砂時計と、女性…ルルと、彼女に声をかける司祭の姿。
この場面ではこの二人が誰とは書かれてないですが、まぁ間違いのない所でしょう。
…っていうか、別人だったら何のための描写かわからないですしw
そして、何かの術を施し…

直後、島は何か恐ろしく強い力に覆われ、完全に寝入っていたリナたちも瞬時に目が覚め(ガウリイ除くw)、気持悪い頭と体の重さに苦しむルーク。
「間違いねぇ 今のはあいつの…
だが……何故こんな所で?」

…『あいつ』とは、七つに分かたれた「赤眼の魔王」(ルビーアイ)シャブラニグドゥのうちの一つ、カタート山脈で氷漬けにされている「北の魔王」の事か、それとも、赤眼の魔王の残り4体(注2)のどれかという事でしょうか?
他には、魔王の腹心の獣王あたりといった可能性もありますが、それだとルークがあそこまでの反応は示さないようにも思えます。
…しかし、いずれにしても、本作におけるルークは、『同居人』の正体に気付いている事になりそうです。
(注2)
「赤眼の魔王」は神魔戦争の際に七つに分かたれ、それぞれが人間の『心』に封印されました。
その7体について個別に見ていくと下記のようになり、4体が所在不明という事になります。
 1.原作本編1巻とTV版無印で、リナによって滅ぼされた、レゾ=シャブラニグドゥ
 2.本作でも触れられている、ルークの『同居人』、ルーク=シャブラニグドゥ
 3.前述の、カタート山脈で氷漬けにされている「北の魔王」、レイ=マグナス=シャブラニグドゥ
 4~7.所在不明


そして翌朝。
早速村に向ったリナたちですが…
リナたちの目に映ったのは、前日に破壊された形跡のまるで残っていない村の姿。
そこで会ったルルも、前日のノアの襲撃に関する事実はなかったことにされている様子。

リナは、村人の記憶を取り戻すためのショック療法として、火炎球(ファイアー・ボール)を放とうとしますが…なぜか発動せず。
(…この場面でみなさんおマヌケな顔をしていますが、ミリーナまで…w)
魔法が発動しないのはリナだけではなく、アメリア・ゼルガディスも同様。
…前日夜、司祭が使用したと思われる術によって、島が『恐ろしく強い力』に覆われたことで、村が元通りになったのだと思いますが、同時に、この島では魔法が発動しなくなるような術も施したのでしょうか?
もしそうだとしたら、この島にいるかぎり魔法を使用できないという事になり、リナたちにとって、かなり厄介な事態という事になります。

そこに現れた司祭が、リナたちに声をかけます。
「この花の美しさを讃えた歌なんてどうです?
綺麗でしょう?昨日は火煙に紛れてよく見えなかったでしょうから

村人たちの中で、ただ一人、「昨日」を知る司祭の言葉に表情を硬くする、ゼルガディス、ミリーナ、そしてリナ。
「そう…さぞや名曲でしょうね
一曲お願いできるかしら?」


…という所で次回に続く!(笑)



■感想
…やっと話については終わりました。
やたら濃い話なので、所々省略してもかなりの分量になってしまいました(笑)

…いやぁ。それにしても、本当に驚きました。
なんという熱い話を描かれるのですかこの作者の方は…(汗)


まず、これの作者の方は、相当濃いスレイヤーズのファンではないか、という気がします。
各キャラのセリフや行動に違和感が少ない…というよりも印象把握はかなり的確で、読む側が各キャラに「このように行動して欲しい」と思う部分も、ほぼ完璧に満たしてくれています。
(このへんはTV版より完全に勝っていますし、他の漫画版より上を行っている気がします)
とくにルークとミリーナは、それぞれのキャラのイメージをさらに膨らませてくれる描写までされていて、本当に見事だと思います。ルークはシリアス面だけ出なく、ギャグ面の描き方も、実に自然な感じを受けましたし(笑)
そして何と言っても、ルークの『同居人』描写には驚かされましたが、このような事はまず、よほどの濃いファンでないとできないですし、あえてそれに挑もうという気すら起こらないように思います。
この描写をうまく扱うことができれば、話の面白さは確実に増すでしょうけど、それにはかなりの力量、そして想像力が必要と思われ、それに挑戦した作者の方の心意気には拍手を送りたい気持です。

絵柄については、あまり原作の再現にこだわらずに描いたと思われ、同人誌的な部分も感じられますが、個人的には、各キャラの雰囲気は確実に再現されていましたので、さほど気になりませんでした。
(作者の方の、スレイヤーズへの思い入れが深そうな事とあいまって、なおさら同人誌的とも言えますけどw)
贅沢を言えば、リナやアメリアはもう少し似せてくれてもいいよう気もしましたが、ルークとミリーナについては、この方の画風にも合っているように思え、印象把握の的確さとあいまって、かなり好感触でした。
原作以外でこの二人が描かれたのは初めてでしたが、個人的には大満足です♪
以前より、TVでこの二人を見たい…いや、いつかその日が来ると勝手に思っておりますが、この話を見たことで、ますますこの二人を見たいとの思いが強まってしまいました(笑)

ストーリーについても、序盤はどう見てもギャグ中心でしたが、徐々にシリアス色を強め、さらには予想外の方向への展開まで見せるなど、80ページという決して多いとは言えないページ数の中で、スレイヤーズの王道を行く展開を見せ、これもまた見事です。
この点についても、作者の方のスレイヤーズ世界への理解が深いことが伺えます。

…ただ、欲を言えば、気になる点も少しあります。
まず、司祭とルルが、原作の「アトラスの魔道士」における、ハルシフォムとルビアにかぶって見えてしまいますので、後編では、それとの違いを鮮明に打ち出して欲しいとは思います。
それと、これは自分がリナ好きだからだと思いますが、主役のわりにはリナの見せ場が少なかったような気がします。いいセリフもあまりなかったですし。
…そのあたりは、後編に期待できるとは思いますが。


以上のように、この作品は各キャラの再現度が高く、ストーリーも優れていますが、それだけでなく、読み返してみると最初に読んだときにはわからなかったことに気付かされるというような、細かい描写もなされていて漫画としての作りが丁寧ですし、単純に漫画としてのレベルや完成度も高いように思います。
とりあえず後半を見てみないことには断言はできませんが、
個人的には漫画版スレイヤーズとしては、最高傑作ではないか、という気すらしています。
(現在連載中の漫画版「スレイヤーズREVOLUTION」などは読んでいないので、それらとの比較はまだできないですが)

とにかく、これは次回が楽しみなんてものではないです…。
ただ、ここまで話を広げて、それを消化させつつ収集できるのか、という疑問も生じていますが(笑)
まぁ、収集できずにどこかで連載開始…とかでも大歓迎ですけどw




■考察っぽいもの?
色々な気になる事を、軽く考えてみますが…大したことは浮かびませんね(汗)

●司祭
今回の黒幕w
(まぁ、背後に魔族が加担している、などの可能性も考えられますが…)

この人の目的は、作中で語っていた通り、ルルに「怖い思いをさせない」「いつもの朝を迎えさせる事」で間違いないと思われます(…って、それだけなら誰でもわかりますねw)
ただ、そのルルは、過去に存在したであろうルルという人物と、本当に同一の存在なのか?という疑問もあります。どうしてもこの人たちは、原作の「アトラスの魔道士」における、ハルシフォムとルビアにかぶってしまいますので(汗)
それと、ルークのあの反応を見る限り、魔王の力を借りたとしか思えない術を行使できる理由は、ゼロスが語った、あの島が「別の杖との接点となる」という話が関係しているような気もしますが、その術に感する知識をどこで得たのか、といったあたりも気になります。
ところで、この人の名前はまだ出ていないと思いますが、この人がタイトルになっている、ファルシェスなのでしょうか?
→単行本では一部のセリフが変更され、話の前半で司祭の名がランザムと明かされ、また、ファルシェスの名も、追加されたページの中で、島の名前ということが明かされました。

●ゼロス
今回の立ち位置は、リナたちの側なのか、司祭の側なのか、どちらでもないのか、今の所全く不明です。
順当に考えれば、リナたちの敵になるという展開はなさそうに思えますが、予想を裏切る行動も期待したいところです。
また、ゼロスに命令を下した、獣王の目的が気になるところです。
まぁ、「あの島で面白い事が起こりそうだから、ちょっと見てこい」くらいなのかもしれませんがw

●ルークの『同居人』問題など
本作では、ルークが『同居人』に気付いているとの設定ですが、後半でこれをどう活かしていくのか注目されます。
そして、ルークの、「間違いねぇ 今のはあいつの…」 という反応からして、「赤眼の魔王」の名前くらいは登場する可能性があるとも考えられます。
どのような形で触れられることになるのか、大変興味深いですが…予測がつかないです。
(これに関連する事を、下の「超大胆予想」でも書いていますが…大胆すぎw)

●魔法が使えない?
で…話を考える上では、以上に述べたことよりもより遥かに現実的な問題があります。
…恐らくあの島では魔法が使えないのでしょうから、リナたちはどうするのでしょう?
司祭を倒せば術は解けるのかもしれませんが…。
魔法なしで倒したとしても、見栄えがしない&リナが目立たないので大問題でしょうしw
…とりあえず、自分の頭ではまだ名案が浮かびませんw

●超大胆予想(ハズレ率99%?) →やっぱり大ハズれでした♪
(以下、あまりにも突飛で恥ずかしいですし、まかり間違って当たっていたら、それはそれでビミョーなので、念のために文字色反転します)
まさかとは思うのですが…
後編で、「赤眼の魔王」の一つが登場したりするのでしょうか?(をいw)
さらに言えば、あの司祭の中に「赤眼の魔王」がいたりしないですよね…?(待てw)
まぁ、さすがにそこまでの話にはならないとは思いますが、ただ、それが現れたとしても、やりようによっては、リナたちに魔王を倒せそうな舞台を整える事も、できなくはなさそうな所が気になります。

ゼロスの言葉を再び記します。
「この島は丁度、別の杖との接点となる 異なる世界の法則が交じりあう場所」
「我々の常識が遥かに及びしれぬ出来事が この地では現実の物と成り得るかもしれない」


…なんか、ひょっとしたらひょっとするかも、と思えてくるのは自分だけでしょうか…?(笑)
ただ、これを本当にやるなら、もう少しページ数が欲しいですけどw


余力があれば&何か思いついたら、また加筆するかもしれません。
…自分でこの話の後編を作るとすれば、どのような話の展開にするか、といった視点からじっくり考えれば、ひょっとしたら何かが見えてくるかもしれないですし…。
(…凡人の自分には難しいでしょうけどw
ただ、同じ方法で、本編二部最終巻の大筋は予想できてしまいましたが…)

まぁ、何も考えずに続きを待つのが素直な楽しみ方、という気もしますが、TV版REVOLUTIONのほうがビミョーな展開なので、どうしても本作の方で色々考えてみたくなってしまいます(笑)




■少し?苦言を… 
アメリアのパンチラ担当キャラ化についてですが、気にならない方は読まない方がいいと思います。
※他所さまにコメントした内容と同じ部分もあります。

上で延々と描きました通り、この作品は本当に傑作だと思いますが、一つだけ気に入らなかったことがあります。
それは、なぜかアメリアの服装をスカートに変更し、パンチラ?(チラではないような…)担当キャラ化してしまったことです。
本作の見事な出来から考えれば、そのようなことをしなくても受け入れられると思いますし、逆に、そういった方面が苦手な方には、少し読んだだけで、本作の本質を知る前に抵抗感を持たれてしまうのではないか、という気すらします。
…自分も、そういうものを見ても全然うれしく思わない人なので(注3)、最初のうちは、
「なんぢゃこれは…(汗)」
という反応でしたし(笑)
(注3)
少なくとも、本作で描かれたようなえろ描写?は興味ないです。
しかし…こういう話題は書きづらいですね…ゼロスみたいな言い回しにならざるを得ないですし…(爆)
ただ、いずれにしてもスレイヤーズの公式作品で、あまりにもわざとらしいえろはやって欲しくないとは思っています。


また、個人的には、話が素晴らしくても、あからさまなえろ要素が入っていると知人にはちょっと勧めづらいな…と思ってしまいます。
「えろの部分がいいのか?」と誤解されるのもイヤですし(小心者…)
また、いちいち「えろ以外は名作」と断る必要がある?のは、なんとも勿体ないように感じられます。
本作の内容が素晴らしいだけに、残念でなりません…。

多分、アメリアの服装が元々スカートであったのなら、ここまで抵抗感は出なかったと思うのですが、パンチラ?描写のために、わざわざ服装を変えてしまったというのが、正直なところ理解できないですし、「なにゆえそこまでして…」という思いが拭えないです。

まぁ、リナのムネが大幅増量されたり、スカート着用に変更されたりしなかっただけ、まだ良かったのかもしれませんがw
…もし、そのような変更が実行されていたら、自分の場合、いくら話がよくても受け入れる事は至難になっていたと思われます(笑)





■最後に
このようなものに出会えた事がとにかく嬉しかったのと、本作が漫画という形態で、感想などを書きやすかったこともあり、やたら長々と書きましたが…
とにかく…後編に激しく期待です♪

後編の感想はこちらです。
スレイヤーズレジェンド下巻 「ファルシェスの砂時計(下)」 感想
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コメント
この記事へのコメント
あぢい中これだけのボリュームの感想を書けるなんてスゴイですぞ。
自分にはできませんw
スレイヤーズもリナも大好きだけど。

ファルシェスの砂時計は物語が本当に素晴らしいと思います。
ただアメリアのパンチラについては自分も納得できません。
高いこと所に上って成敗するのがお仕事のアメリアがスカートなんてダメでしょう。
フィル父さんを始め、乳母さんその他いろんな人が「姫様~(涙)」と悲しむよ。と一人突っ込んでおりましたw

自分の超大胆予想
魔法が使えないけれど、L様の力を借りた魔法は使える。
「この島は丁度、別の杖との接点となる 異なる世界の法則が交じりあう場所」
「我々の常識が遥かに及びしれぬ出来事が この地では現実の物と成り得るかもしれない」
こんな場所ならL様大活躍できると思うしw
ただ単にリナの大活躍が見たいだけだけど。

後編発売まだあと2週間。待ちきれません。
年内にコミックにもなって欲しい。
何回も読み返してすでにちょびっとボロ状態に・・・。

最後に長々とすみません
2008/08/12(火) 16:44 | URL | 天才科学者見習い #-[ 編集]
>天才科学者見習いさん
コメントありがとうございます。
この感想は、とくに気合を入れて書いたつもりですので、コメントをいただけて大変嬉しいです♪
…多分、「ファルシェスの砂時計」の感想としては、史上最長(笑)のものではないかと思っております。
もっとも、中身が伴っているかは怪しいですし、ここまで長いと画面端のスクロールバーの小ささに眩暈を感じて、読む気が失せてしまうのではないか?という心配もあるのですが(爆)
…そのようなものを読んでいただけたのでしたら、大いに感謝いたします。

…さて…いきなりですが、一つだけ自慢させていただきます。
自分の家には、エアコンがありません。
(1年半前から故障…)
とりあえず、34℃程度ならふつうにパソコン作業もできますが、暑くて耐えがたくなってきたら、水風呂に入ります。それでしばらくは誤魔化せますw
…それと、今は、自分の中のスレイヤーズ熱が高まっているので、ちょっと気温が高かったりしても、そのような細かい事は大して気にならなくなっていますw
とりあえず、スレイヤーズ万歳!ということで♪(…)

●ファルシェスの砂時計について
正直言って、読むまではこれにさほど大きな期待はしていなかったのですが、いざ読んでみると、あまりにも予想外の素晴らしい展開に大喜びしたものです。
それだけに、なおさらアメリアのパンチラは惜しまれますね…。
高い所に上るのが大好きなアメリアがスカート着用というのは、矛盾なんてものではないですし。
…この問題さえなければ、ほとんど非の打ち所のない名作になっていたと思うのですが。
(パンチラありでも、十分名作だとは思いますけど)
また、個人的には、スレイヤーズの濃いファンは、どちらかと言うと女性の方が多いような気がしていますので、なおさら違和感・抵抗感を持たれやすいのではないか…という心配もあります。
ひょっとしたら、これはファンサービスのつもりだったのかもしれませんが、そうだとしたら少々(?)需要を読み違えていたような…?

こんなアメリアの姿を見たら、たぶんグレイシア姉さんも大層悲しむ事と思われます(爆)
「おーっほっほっほっほっ!…って、アメリア…なにそのはしたない格好は…」
…はたから見たら、「お前が言うな」という…w

●超大胆予想について
L様の力を借りた魔法というと…ラグナブレードか…ギガスレイブですか。
『L様大活躍』というと、後者ですか…?(汗)
前者は可能性としては十二分にあり得ると思いますが、後者はさすがにどうでしょう…?(笑)
未完成版ならありかもしれませんが、完全版はさすがに…w

上の感想では、島が『恐ろしく強い力』に覆われたことで、魔法が発動しなくなったと仮定していますが、この場合なら、『異なる世界の法則が交じりあう』この島で、『異なる世界』の存在とも言えるL様の力を例外的に行使できる可能性があるのかもしれませんね。
(異世界の魔王の力もいけそう…?原作本編15巻の最後の戦いみたいになってしまいますがw)
ただ、以前リナがマゼンタに魔法を封じられたときのような、術者自身に作用する術で魔法を封じられているとすれば、全ての魔法が使用不能になるとは思いますけど。

以下、お返事ついでに、自分のへたれ考察(?)に追加させていただきます。
○「この島は丁度、別の杖との接点となる 異なる世界の法則が交じりあう場所」
この言葉はかなり広範囲に解釈できますが、島の中には、この要素がとくに強い場所があるのではないか…という気がしています。
そしてそれは、司祭が砂時計を使って術を施していた、あの場所ではないかと。

○この話はパラレル設定でしょうから、この話の後、原作本編の14・15巻につながるとは限らないのではないか…という気もしてきました。
ですので、ルークについてもどうなるのか気になってきています。

○話の最後でリナたちの魔法が発動しなくなった際に試して魔法は、全て精霊魔法だったので、意外と黒魔法は使用可能だったりするかもしれません(…)
…というのは、さすがにないと思いますが(爆)

…と、色々書きましたが、自分もリナの大活躍が見たいのは激しく同感です。
(個人的には、リナの意識が残ったままのほうがいいですけど)
後編発売まで、あと2週間ですか…。
どんな展開を迎える事になるのか、予想がつかないですから本当に楽しみです。
単行本化は結構先になるのでは、という気もしますから、それまでの間、大事に読む事にしましょう(笑)

長文は大歓迎ですので、今後も気が向かれるときがありましたら、ぜひともお願いいたします♪
2008/08/13(水) 02:09 | URL | だーくまろ #/I6ykovo[ 編集]
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