当ブログでは、『スレイヤーズREVOLUTION』『スレイヤーズEVOLUTION-R』の感想を中心に、スレイヤーズについて延々と暑苦しく率直に語っております(笑) 最近はスレイヤーズフィギュア紹介ページみたいになってますがw
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※以下はネタバレですので、未視聴の方が続きを見ると、座礁の後、放棄の止む無しに至ると思われます(…ネタが尽きてどんどん意味不明に…)
※この文字色の部分を2ヶ所追記しました(BGMに関する事など) (9/19 20:32頃)
 

まず最初に一言。
 
今回は…熱くなれた……熱くなれましたよ…!(T T)

今はとにかく、初見で熱くなれたことが嬉しいです…!
細かい事を言わなければそれなりに熱くなれるはずだった、10話の初見で熱くなれず、もったいない事をしたと思っていただけに、感慨もひとしおです…。
けど、リナの活躍がほとんど無かったせいか、9話の時みたいに、本放送直後にすぐに見返すとまではいかなかったですけど(笑)
とはいえ、この感想を書くのは、9話・11話と同じく、3回目の視聴をしながらなのですがw
(良かった回については、大体このパターンになっています。11話はもったいない部分が多すぎましたので、全体としては高い評価はできませんが、後半の良さが抜群でしたので結局3回見ています。後半のお気に入りのシーンは、もはや何回見たか分かりませんがw)

それと今回も、細かい事は色々とありましたが、それは以下でツッコむことにしますw
※なにやらとんでもない長さの感想になりそうですし、まだ全然終わりが見えませんので、とりあえず前半の感想のみ掲載しておきます。
そんなわけで、各サイトさまへのトラックバックは…貼りたいですけど無理っぽい気もします。
前半分だけでトラックバックするのは微妙な気がしますし。



■あらすじ(テレビ東京 公式サイトより引用)
魔獣ザナッファーとデュクリスはセイルーン王国に向かっていた。デュクリスの目的は王国にかつての恨みを晴らすことだ。セイルーンの第一防衛ラインである城砦をいとも簡単に破壊し進むザナッファー。ようやく追いついたリナたちがザナッファーを食い止めるために立ちはだかり、セイルーンの王女であるアメリアは兵士たちを必死に鼓舞するのだが・・・。


■前半
冒頭のあらすじですが、今回も11話と同じく短めでした。
もう、BGMの無理矢理感も慣れましたw

冒頭から、セイルーンの城砦を襲う、ザナッファーのレーザー・ブレス。
レーザー・ブレスが兵士に襲いかかろうとする寸前、「お下がりください!」の声と共に割って入ったの…シルフィール!
「炎呪封殺(フレア・シール)!」
レーザー・ブレスはなんとか防げたものの、シルフィールは衝撃で意識を失いかけて(?)しまいます。(この場面のシルフィールはギャグ調だから、よくわかりませんw)

ところで、この炎呪封殺(フレア・シール)、自分には防御魔法ということしかわかりませんでしたが、無意味?に説明を転載してみます。
「炎による攻撃をおこなう相手にのみ有効な術。かなり高位の耐火呪文。その防御力の強大さは爆炎の中にいても、いっさいの熱さを感じることがないほどである。ただし、あまりにも詠唱時間が長すぎるため、実戦で使うのは難しい」

…ザナッファーのレーザー・ブレスの設定を覚えていないのですが……レーザー・ブレスは超高熱の炎みたいなものなのでしょうか?
まぁ、あんまり違和感はないからいいですけどw

そして、森の中から姿を現す、ザナッファー。
「ををうっ!」
驚く兵士さん。
…って、このセリフの書き方ではギャグみたいですけどw

それを見て、魔道士4人が火炎球(ファイアー・ボール)を放ちますが、当然無効。
セイルーンほどの大国なら、もっと強力な魔法を使える魔道士もいそうなものですが、いずれにしても結果は変わらないので、まぁいいでせう。
(この時点では、あの、でっかい光るけだもの(笑)の素性がわかってないですし)

「魔法が…効かない?
まさか…!?」

これはシルフィールの言葉ですが、この後に続けようとした言葉が
「…伝説の魔獣、ザナッファー!?」
だと、あまりにも唐突すぎる気がするのですが…
…次のデュクリスのセリフからすると、それで正解っぽいですね。

「そうだ!よく見るがいい!」
「これが伝説の魔獣、ザナッファーだ」

ザナッファーの頭上で、自分のおもちゃをみんなに自慢するデュクリスくん(笑)
…どーでもいいですが、デュクリスといいポコタといい、獣人というもの(それともタフォーラシアの国民?)は、他人の頭の上に乗るのが好きなのでしょうか?w
このあとのポコタも、ずっとリナの頭の上に乗っていますしw

「なんですって!?
あなたは一体…!?」

「俺が何者かなど…知らずともいい。
貴様達が知るべきは、己の所業とその報いだ!」

デュクリスの言葉と共に、ザナッファーの口に収束されていくレーザーブレス。
それが放たれる寸前、
「待てぇぇぇぇぇぇ!」
闇夜を切り裂く、もはや耳に馴染みすぎた声(笑)
もはや言うまでもありません。我らがリナ=インバースの参上です♪

そして、ザナッファーに命中する魔法。
このときの術は不明ですが、効果を見る限り、多分また炎の矢(フレア・アロー)あたりでしょう…。
まぁ、今回は効かないとわかってて、ザナッファーにこちら(リナたち)の存在を気付かせるための術だったでしょうから、炎の矢(フレア・アロー)でも問題ないと思いますが。
…ただ、それを食らったからといって、律儀にレーザーブレスを吐くのを止める必要性はないような気もしますけどw

「どうやら、間一髪だったみたいね!」
珍しく、息を切らしながら言うリナ(+頭上にポコタw)。
この後説明もされますが、リナたちは相当長時間、飛行と疾走を続けてきたようです。

「怯むな!我がセイルーンの精鋭たちよ!
負傷した者はすぐに後方へ退避、まだ立てる者は、今一度力を奮い起こすのです!
己の信じるもののために!」

兵士たちに呼びかける、アメリア。
しっかり王女らしい所を見せていますし、フィリオネル王子と同様、人望は厚いようです♪

ところで……ものすごくどーでもいい余談ですが。
今回から他のスレイヤーズサイトさま(…って、超有名サイトさまですから、伏せる意味は全く無いですけどw)で知った「スレイヤーズ辞書」を使用していますが、キャラ名で変換するとやたら長いフルネームが出てきますし、「ちから」で変換すると「魔力」「能力」「意志力」とか出てきて、思わず笑ってしまうのですがwww
「魔力」と書いて「ちから」なんて、リナの魔力増幅呪文くらいしか用途が浮かばないですよ…w
何気なく変換した言葉が、スレイヤーズっぽい言葉に予想外に変換されたりして面白いですし、何より魔法の「力ある言葉」を入力するのがものすごく楽になりましたから、非常に助かります♪ 今までは記憶に自信の無い魔法は、手持ちの本で調べて一文字ずつ変換するか、検索をかけるかしていましたので……ものすごい労力減少になりました。本当に感謝です♪


「アメリアさん…」
驚くシルフィールに声をかける、ガウリイ。
「下がっておいた方がいい、シルフィール」
「ガウリイさま…」
あー…そういえばシルフィールって、ガウリイの事が好きだったんですね。
けど、原作だとすでにフィブリゾ戦の後で区切りを付けた様子でしたし、NEXTでもそんな感じだったような…?
さすがに12年前のNEXTがこの人の最後の出番だと、正直記憶が薄れていますけど(汗)
不届きにも、「こんな声だっけ?」とか思ってしまいましたしw
それはともかく、原作でもNEXTと同様、フィブリゾ戦のあたりが最後の出番でしたから、原作・TVを通じて、その後のシルフィールが本格的に描かれるのはこれが初めてになるのですね(ラジオドラマ以外)。


「ここまで追ってきたか、ポコタ」
「当たり前だ!俺たちが止めなきゃ、誰がお前を止めるって言うんだ!」
「悪いけど、あんたらの好きにはさせないわよ!」
デュクリスに向けて言葉をぶつけるポコタとリナ。

「あの~。なんなんですか?あれ?」
リナの頭上に乗るポコタを指差しながら、ガウリイに尋ねるシルフィール。
「あ~~~。あれはなんと言うか~…。
ポコタ?」

「ポコ?」
…まぁ、ガウリイでなくても、ポコタの説明は難しすぎると思いますw

ところで……シルフィールが言うまで、気が付かなかったのですが……
リナの頭上に乗っているポコタが、もはや何の違和感もありません(笑)
シリアスやってる最中なのにw

…恐るべし、マスコットキャラ。
あまりにも馴染みすぎてますよ…w

「光の剣を持つからと言って、強気なものだな」
食らった者の知識を持つからと言って、おしゃべりなものだな(爆)
…まぁ、原作もおしゃべりだったような気がしますが……ほんとに覚えてないです…orz
「伝説の通り、このザナッファーを倒せるか、やってみるか?」
「いや。ここはいったん退くぞ」
「なんだと!?」
「今は俺に従え」
「逃げるつもりか?
ここで決着を付けてやる!」

「今はその時ではないということだ」
デュクリスのその言葉と共に、手の中に強烈な光を生み出します。

ところで、ザナファの着用者には魔法が効かなくなるものの、その代わりに本人も魔法を使えなくなる…とのことですが(その設定も覚えていませんでした…)、デュクリスさんは前回、なぜか空を飛び、今度は明り(ライティング)みたいな事をやらかしました。
どちらも「力ある言葉」は発していませんでしたので、これは呪文ではなかったのかもしれませんが、どーゆー理屈でやっているのかいまいちわかりません。極小サイズの超強力閃光弾でも持っていたのか、それともTV版限定のザナファの能力?(笑)
まぁ……例のアニメイトTV内のスレイヤーズ特集ページのインタビューのこともありますので、あんまり深く考えてないようにも思いますけど。
…まぁ、そういった事も十分ありうると百も承知ですが、ツッコミを入れないとセリフの羅列だけに終わりかねませんので(笑)、気付いた点については気力の続く限りツッコんでいきたいと思いますw
けど今回、デュクリスがずっとザナッファーの頭上に乗っているのは、その矛盾を意識したせいだったり…?(笑)

そして……
デュクリスの放った閃光が収まったときには…ザナッファーの姿はありませんでした。
しかし、先のザナッファーはデュクリスの言葉に全く納得していないようでしたから、この数秒の間に我々の見えない所で、以下のような光景が展開されていたであろう事は想像に難くありません。

「さあ。この光が消えないうちに穴掘って姿を消せ」
「なんだと!?もっとおしゃべりさせろ!私の生き甲斐を何だと思って…orz」
「いいからさっさと潜れ!そうしなければ設定を曲げてまで閃光を放った俺の立場がない!
「んなこと知るかぁぁぁぁぁぁっ!」
「…聞き分けの無い奴め…。
だがいいのか?お前とて、閃光が収まった後、何の変わりもなくここに居座っていたら、奴らに『何だったんだ、今の?』とか思われるのだぞ!いいのかそれで!?
恥をかくのは俺だけではないっ!お前とはもはや一蓮托生なのだっ!」

「おのれ小癪な…っ!
ええい仕方ないっ!」

必死で穴掘って地中に潜る、ザナッファーくん。

「消えた…!」
閃光が収まった後、ザナッファーの姿がない事に驚くアメリア。
「な……なんとか間に合った…はぁはぁひぃひぃ。
おのれデュクリスめ……無茶させおって…!」


…概ねこんな所でしょうか。
あくまでこれは想像に過ぎませんが、大筋は外していないものと確信しております。

…と、わけのわからん話はこのくらいにしておきまして(愚)
「くそうっ!どこ行ったデュクリス!」
「ポコタよ。思い知るがいい。お前が救おうとしている者が、どんなものかをな!」
どこからともなく響き渡る、デュクリスの声。

…って……
え~~~と…。
ザナッファーが地中に潜ったという事は……デュクリスはどこに行ったのでしょうか?
一緒に潜ったら、なんかえらいことになりそうなうえに、いくらなんでもポコタに声が届かないでしょうしw
地上に残ったとしても、森の中からでは、声の通りはかなり悪くなるでしょうし…。
…って、さっきからどーでもいいことばかりツッコんでるよーなw

「ふざけるな!
おい、追いかけるぞ!」

よっしゃー!
…と言いたいとこだけど……無理。
ここまで翔封界(レイ・ウィング)とダッシュの連続だったんだもん…」

疲労と空腹とで、へたり込むリナ。
まぁ、リナたちも一応人間ですから、止むを得ない所でせう(笑)
とくにリナは、他の3人と違って体力的に普通の人間……というか、小柄(原作裏設定では身長147cm)で細身な少女ですから、いくら旅や戦いに慣れているといっても限度があるでしょうし。
あまりにも活力があるせいで、あんまりそうは見えないのですがw

「なんだよ!情けねーぞ!」
「そりゃお前はいいだろ。人の頭の上に乗ってただけなんだから」
珍しく、ゼルガディスがリナの味方をしています(笑)
…って、例のスレイヤーズ辞書、「ゼル」の変換候補が凄いんですけどwww

ところで、ポコタですが…
ずっとリナの頭の上に乗ってたんですかwww
最初はアメリアからスタートしましたが、今ではリナの頭上が一番のお気に入りなのでしょう(笑)

それと……今回の話は夜間となっていますが、前回からの時間経過はどうなっているのでしょうか?
前回の話では、野宿の際にポコタは、リナたちが寝入った事を確認してからリナたちの元を離れようとしました(リナは恐らく狸寝入りですが)。
その後、おそらく寝ないままザナッファーの行きそうな所について話し合ってたら、光の剣がセイルーンの方角に、びよーんと伸びた(違)ところで終了しました。
それから全力でセイルーンに向ったと思われますが、前回と今回が同じ日の夜だったとすれば、今回の話では深夜帯か早朝ということになりそうです。前回の話の舞台から、セイルーンの城砦までの距離がどの程度あるのかは全く分からないので、正確な所は不明ですが。
ただ、野宿する前に恐らく夕食はとっていたでしょうから、ふつーは今回の描写に見られるような空腹にはならないような気もします(まぁ、ゼルガディスはあまり食欲がわかない様子でしたので、リナとガウリイだけ、疲労によって空腹となっていたのかもしれませんがw)
ひょっとしたら前回と今回とで1日近く経過しているのかもしれませんが、だとすると、リナたちの魔力と体力は、ものすごいことになってしまいます。ですので、さすがにこれはないと思いますが(笑)
そして、いずれにしてもリナたちはあまり睡眠をとれてなさそうです。とくに、野宿の際に狸寝入りだったと思われるリナは、一睡もしていないということになりますので、もし今回の話が早朝だったりした場合、リナを襲う睡魔は相当のものと思われますw


「こなくそ…
やれやれ、何とか間に合ったようですなぁ」

城砦の壁を登って現れたのは、ワイザー(笑)
それに驚くシルフィールですが、冷静に考えれば無理もありません(笑)
この壁って相当の高さがあると思いますし、ろくに掴まる所もないでしょうから(そんなものがあったら戦いの際に、敵に容易に登って来られてしまいますので)、それを何の道具も魔法も使わずに登り切るなんて、もはや人間業ではありませんw

「ワイザーのおっちゃん?」
ポコタのこのセリフからすると、ワイザーはリナたちと別行動していたのでしょうか?
(置いてきぼり?w)

「この方は…?」
「私は…ルヴィナガルド王国特別捜査官、インスペクター、
ご近所の奥様方にも切れ者と評判のワイザー・フレイオン」

「それはいいから、速攻セイルーン王宮に連絡してちょうだい。
一大事だってねぇ」

ワイザーの言葉が終わらないうちに、呆れ顔で言うリナ。
上に乗るポコタも呆れ顔ですねw
…やっぱり、馴染みすぎてる…www

「あと…それから…」
「ごはんプリーズっ!」
ガウリイの言葉に続けて、絶叫(?)するリナとガウリイ。
まったく…息が合ってますなぁ…w


場面は変わり、セイルーン王宮。
フィリオネル王子やアメリア、それに居並ぶ臣下たちの前で、説明を行うワイザー。
「単刀直入に申します。
ルヴィナガルド王国の侯爵ジョコンダの手によって生み出された、あの伝説の魔獣ザナッファーが、このセイルーンに迫っております!」

それを聞いて驚き焦りの声を上げる、臣下たち。
「にわかには信じ難い話じゃが、どうやら、疑う余地はないようじゃな」
ザナッファーを目の当たりにしてきたアメリアに視線を送りながら言う、フィリオネル王子。


一方、リナとガウリイは食事の真っ最中(笑)
「あれだけ走らされたんだから、ちゃんとエネルギー補給しておかないとね」
「おうよ!ここまで、飲まず食わずで…走ったからなぁ」
…本当に、ものを食べながらしゃべっているとしか思えないような二人のしゃべりが素晴らしすぎます♪
「お前ら……あんなに走った後で、よく食えるな…」
呆れながら言うゼルガディス(笑)

「あれ…ところで皆さん…」
至福のリナとガウリイ(笑)を目にしながら、言いづらそうに口を開くシルフィール。

「ごめんね、シルフィール。
さっきはドタバタであいさつしてる暇もなくてさ」

「ほんっと。久しぶりだよな、シルフィールとは」
ガウリイの言葉に、嬉しげな表情を浮かべるシルフィール。
「そういえばあんた、巫女の傍ら、軍の救護部隊の手伝いもしてたんだったな」
ゼルガディスさん、さりげなく説明ゼリフですw

「そんなことよりも…
さきほど……わたくしたちが戦ったあれは……ほんとに…」

「そう。あれが伝説の魔獣、ザナッファーよ」
「えぇぇぇぇぇぇっ!!
伝説じゃあ、120年ほど昔、魔道都市サイラーグを壊滅させた魔獣で、皮膚の強度はドラゴン以上、精神世界面(アストラル・サイド)からの障壁も完璧で、一切の魔法を受け付けない、なんて言われてますけど…
大げさですよね?この伝説」

早口で素晴らしい説明ゼリフを連ねるシルフィール(笑)
しかし…こういう説明をもっと早期にやっておけば…と思う部分はいくらでもありますね、今作は…。
ほんとにもったいないです…。

「うん。わりとまんまの相手」
シルフィールの言葉をあっさり肯定するリナw
深刻さのまるでない口調が素晴らしいです♪
その言葉にシルフィールは失神するものの、直後に復活(笑)
「…って、失神している場合じゃありませんよね」
…なんか、原作を思い起こさせるやりとりですね、このあたりの場面w
「どうして…そんなものが、このセイルーンに…?」
「あ…うんとねぇ……話すと長くなるんだけどさぁ…。
…ん?あれ?そういえば、ポコタはどこ?」



場面は再び、王宮に。
臣下たちからの糾弾を受けるワイザー。反論するアメリアとワイザー。
「そんなことよりも、まずはわが国の防衛策を考えねば」
臣下たちの議論…というか押し付け合いを黙って目を閉じて聞く、フィリオネル王子。
…こんな使えなさそーな臣下たちばっかり抱えていては、フィルさんもアメリアも大変そうです(汗)
どーでもいいですが、この場面の臣下の声は大物の声優さんを起用していたそうですが、意識して聞かないと全然わからないくらいでしたし、何よりこんな小者たちに大物声優さんを起用する必要性も意味も全く無いと思うのですが。…まぁ、それはこの場面に限った事ではないのですが(重要なキャラなら話は別です)。
また、この回はとくに、前半の作画に「似ていない」ものが非常に多かったので(とくにリナが…orz)、重点を置く部分が間違ってるような気がしてなりません。…そのへんについての話は、総括感想でまた書きますけど。


無意味とも思える議論の中、王宮の扉が開き、現れたのは、ポコタ。
「責任のなすり合いをしている時ではない!」
王子としてのポコタは、張りのある声と、王族らしい台詞回しが素晴らしいです。
「今大事な事は、全ての力を合わせ、ザナッファーに立ち向かうことだ!」

王宮に入室し、ワイザーの傍までやってきた所で一礼し、ワイザーに視線を向けます。
そのポコタに、黙ってうなづき返すワイザー。
…この時のワイザーさん、何とも言えない味があっていいです…。

そして、テーブルに飛び乗り、フィリオネル王子の元に歩み寄る、ポコタ。
「なんだ…このファンシーな生き物は…?」
その姿を目にして、ざわめきの声を上げる、臣下たち。
「ポコタさん…」
ポコタの抱えている事情を良く知っているだけに、アメリアの口から思わず言葉が漏れます。

フィリオネル王子の目の前で、再び一礼をし、ポコタは言葉を続けます。
「訳あって、こんな身体ではあるが、我はタフォーラシアの正統王位継承者、ポセル=コルバ=タフォーラシアである」
それを聞いて、ふたたびざわつく、臣下たち。
「王子?タフォーラシアだと?」
「その国は、何年も前に消滅したと…」
「そうではない!タフォーラシアは、今もちゃんと存在している!
この俺がその証だ!」

臣下の言葉に、思わず反論するポコタ。
「ルヴィナガルド王国、ジョコンダ侯爵に協力し、魔獣ザナッファーを復活させたのも、元は我が同胞…。
その責を果たす為に、ここに来た!」

「伝説の魔獣ザナッファーは、かつて魔道都市と言われたサイラーグを滅ぼした程の怪物だ。
それを倒す為に、これ以上の被害を出さぬ為に、力を貸してはいただけぬだろうか」

言いながら、臣下たちに向って再び頭を下げるポコタ。
「とは言われても、そもそもザナッファーに立ち打ちできるものなのか?」
「我がセイルーン一国で、ザナッファーに当たる事もあるまい。
ここは戦略的撤退の後、諸国に図って連合軍を結成し、それを以って当たるべきだ」
臣下の言葉に、愕然とするポコタ。
デュクリスの言っていた、『思い知るがいい。お前が救おうとしている者が、どんなものかをな!』という言葉は、こうなる事を予見していたのでしょう。そして、デュクリスは、以前にこういった事を嫌と言うほどに味わってきた。その事も、今のデュクリスの暴走につながっているのでしょう…。
(11話の感想では、デュクリスの事を『薄い』と書いてしまいましたが、他のサイトさまの素晴らしい考察を拝見した事で、考えが変わりました(汗))

「待ってくれ!そんなことをしている余裕はねぇんだよ!
時が経てば経つほどに、ザナッファーによる被害は広がるばかりなんだぞ!」

そして、放置しておけばザナッファーはますます成長し、さらに対処が困難になる。
さらに言うと、デュクリスとザナッファーの会話の中で、ザナッファーの量産についての話がされていましたが、ポコタにはその可能性も想像できていたのだと思います。
そういった焦りと、なんとかしなければ、という思いから、ポコタの言葉は王族のものではなく、素の口調になってしまったのでしょうか…。
「今大事なのは、これ以上誰にも傷付いて欲しくないってことだ!」
涙ながらに訴える、ポコタ。
「頼む!俺にも、タフォーラシアにも何の力もない。
だけど……ザナッファーを止めなきゃならねぇんだ!」


…あれほど、自分の力に自信を持っていたように見えたポコタが、『俺には何の力もない』と認めました。これには驚かされると共に、ポコタの思いが本当によく伝わってきました。
…って今気付いたのですが……ポコタへの感情移入度がすごいことになってます…(笑)

「だか…しかし…」
「その責任は、誰が負うのだ」
ポコタの必死の訴えを耳にしてもなお、渋い顔を続ける臣下たち。

そこに、フィリオネル王子の鉄拳が炸裂!
一撃で、臣下たちの目の前のテーブルが両断されてしまいます(笑)
そして、激しく熱い言葉を続けます。
「この馬鹿者どもぉぉぉぉ!
今はそんな事を言っている場合ではないわぁぁぁ!」
「これは国の問題ではない!人の命がかかっているのだ!
ここで食い止めねば、この世界に住む全ての人が危ういのじゃぞ。
そのためには、このセイルーンが灰になろうとも構う事はない!
今、道を誤れば、人々に明日はないのだ!」

「父さん!」
フィリオネル王子の言葉に、喜びの声を上げるアメリア。
…いい意味でまさに、『この親にしてこの子あり』ですね…。
つい先程まで渋い顔だった臣下たちも、その言葉に従う意を示します。

フィリオネル王子のあまりの迫力と大物ぶりに圧倒されたのでしょうか、ポコタは呆然としています(笑)
そのポコタの前にしゃがみこみ、優しく語りかけるフィリオネル王子。
「ポセル王子よ…。タフォーラシアの事は聞いた。手を差し伸べられなかったこと、済まなく思う」
言葉の途中で、頭を下げています。
しゃがみこんで目線を近付けようとした事といい、豪放でありながら、細やかな面にも配慮できる、この人の人柄がよく伝わってきます。
一連の描写を見ると、10年位前のセイルーンの為政者は、この人でなかった可能性が高そうですね…。

言葉を続ける、フィリオネル王子。
「だが、ザナッファー退治には、このセイルーンの名に懸けて、力をお貸ししよう」
「フィリオネル殿下…ありがとう。
感謝いたします」

ひざまずいて、礼の姿勢をとるポコタ。

「さすがは、フィリオネル王子。
話が分かるわね」

その声と共に現れたのは、リナ。
…って、苦手は克服したのですかリナさんw
たしか、王子という言葉の持つイメージからかけ離れた外見のフィリオネル王子に対して、「おうぢ」という言葉の使用を避けるため、以前は「フィルさん」と呼んでたような気がしますけどw
まぁ、話の中でもそれからずいぶん年月が経っているから、もう克服できたとも解釈もできますが。
(超個人的見解ですが、NEXTや原作一部での経験を経たリナにとっては、「王子」というのは憧れの存在ではなくなっているような気がします。ですから、その言葉のイメージも、もうどうでもよくなっているように思えます。
ただ、やっぱり今までどおり「フィルさん」と呼んだほうが無難だったとは思いますけど)

「リナ殿!」
「リナさん!」
思わず声を上げる、フィリオネル王子とアメリア。

「敵は、伝説の魔獣ザナッファー。
セイルーン全軍をもってしても、太刀打ちできる相手かわからないわ。
でもね、みんなが力を合わせるっていうんなら、あたしたちも力を貸すわよ!」

…リナってほんと、つくづくかっこよすぎますね…。
(余計な事を書くと…この場面でも顔のアップ以外の作画が微妙なのが、本当に惜しいですけど…)
このセリフは、前半部分の冷静な語り口がツボです♪
後半については、ふつーすぎてリナのものとしては少し違和感もありましたし、もう少しリナらしいものに出来たのでは?という気もしましたが、話の流れや場の雰囲気を考えればこれでもいいかな、という気がします。(9/19追記)


「リナ殿たちには、また、このセイルーンの命運を預けねばならないようじゃな…」
言いながら、頭を下げるフィリオネル王子。
フィリオネル王子は、過去に二度にわたってリナに助けられ(その内の1回は、リナの助けが必要だったか疑問ですけどw)、特別に恩義を感じていますし、リナたちの力もよくわかっていますので、もう全幅の信頼を置いているのでしょう。

リナたちの姿を見て、駆け寄るポコタ。
「俺からも改めて頼む!
ザナッファーを止めてくれ!」

「まっかせなさいってぇ!
なんとかして見せるから!」

自信たっぷりに、親指を突き出しながら、明るく応えるリナ。
そのリナの頭に、ガウリイが手を乗せながら言います。
(その時に「ん」と言うリナもいいです♪)
「こいつがこう言うんだったら、大丈夫」
……そう。
このリナの笑顔と言葉とが、これまでにどれだけ仲間たちを勇気付け、自信と安心感とを与えてきたことでしょう…。
見ている側としても、本当に清清しい気持ちにさせてもらえています。
「何の根拠もないがな」
そう言うゼルガディスですが、その口ぶりと表情からは、リナに対する信頼感が伺えます。
「大丈夫です!
正義が我にある限り、勝利もまた我にありです!」


…もう、この場面、大好きです♪
自信に満ちたリナと、厚い信頼を寄せる仲間たち。
ベタな王道かもしれませんが、こういうシーンを見せられると、たまらなく嬉しくなってしまいます♪

アメリアが言った時、王宮に響く轟音と振動。
このタイミングの良さは…
デュクリスさん……ひょっとしてどこかで監視してましたか?(笑)

「おい、リナ」
「どうやら、おいでなすったみたいね。
フィル王子!王国軍には、すぐに住民の避難の誘導をお願い!」

「うむ」
「あたしたちも、行くわよ!」
「おう!」

戦いに赴くリナたちの姿ですが……ここで止め絵(水彩画風?)が用いられました。
すごいあやふやな記憶なのですが……無印でコピーレゾとの最後の戦いに赴く際にも、同じような止め絵が使用されていたような気がします。ひょっとして、それを意識したものだったのでしょうか?

この辺りの描写ですが、前半にして早くも、いい意味でTV版スレイヤーズらしい「王道アニメ的な爽快感」が感じられ、早くも熱くなってしまいました♪
(セリフを書き写すために、何度も細かい再生を繰り返しながら、こんな感想?を長々と書いているせいもあって、思い入れや感情移入度がさらに強くなっていますけどw)




というわけで、前半がようやく終了です。
後半はとても今日中には書きあがりませんので、とりあえず前半だけ掲載しておきます。
って…前半だけで普段の感想と同等の分量になってるんですが…(汗)

後半については、ボリュームがどれだけになるのかわかりませんので、掲載時期がいつとは言えませんが、必ず最終回までには掲載します♪
(延び延びの10話感想は、このままでは最終回後になってしまいそうですけど…。
熱くなれたのはものすごく嬉しいですが、もう本当に時間が全然足りません(笑))



以下の文には、マイナス評価が含まれます(汗)
●恒例の(?)BGMに関する事(9/19追記)
ポコタがセイルーンの臣下たちに協力して欲しいと訴える場面におけるBGMは、『静かな決意を胸に』(スレイヤーズNEXT SOUND BIBLEⅢに収録)でした。
この曲は元々NEXTの24話のために作られたもので、前半部はリナとシルフィールの会話、後半部は二人がフィブリゾの冥王宮へ向う場面で流れましたが、例によって、脳内ではこの場面が思い出されてしまいましたw 毎度の事ですが、印象に残る場面で使用された思い入れのある曲が流れると、どうしてもそのようなことが起こってしまうのは困ったものです(笑)

それはともかく、今回の使用法を見ると、前半部の違和感は少なかったと思いますが、そのまま後半部も流してしまったのはいただけません。全く別の曲であるはずの前半部と後半部を連続で流してしまっては、いかにも「サントラに入っている曲をそのまま使いました」という印象を受けてしまいますし、ますますNEXTの24話が思い出されてしまいます。そして最大の問題は、そもそもこの曲の後半部は、その場の絵や雰囲気に全然合っていなかったことです。
…せっかくいい場面だったのに、BGMに限っては残念だったと思えてなりません。

しかし……曲に関して、このようなことをもう何度書いてるかわかりませんね(爆)
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コメント
この記事へのコメント
>「なんだよ!情けねーぞ!」
「そりゃお前はいいだろ。人の頭の上に乗ってただけなんだから」
珍しく、ゼルガディスがリナの味方をしています(笑)

追撃したくても、対象が何処へ向かったのか分からないので追撃のしようがない。
という事は、此方から積極的に行動できず防戦主体になる。
それを現在攻撃されているセイルーン兵士等に言うと士気が下がってしまうので、追撃しないのではなく此方の意思でしないのだ、という意味で

「よっしゃー!
…と言いたいとこだけど……無理。
ここまで翔封界(レイ・ウィング)とダッシュの連続だったんだもん…」

と言ったリナ。
そのリナの発言の意図を察してゼルが乗ったのではないかと思っています。

>そこに、フィリオネル王子の鉄拳が炸裂!
一撃で、臣下たちの目の前のテーブルが両断されてしまいます(笑)

三国志演義の孫権が机の端を切り落とした故事を引用したのかな、と思ったり。
インパクトは桁違いですがwww

>「さすがは、フィリオネル王子。
話が分かるわね」…って、苦手は克服したのですかリナさんw

役職を呼ぶ事でシリアス展開に相応しく、場が引き締まる様な気がします。
場面的に
「さっすが、フィルさん。話が分かるわね」
より緊張感があって良かったかな、と。
フィリオネル王子も重臣たちの手前、王子としての面子がありますしね。
2008/09/23(火) 13:51 | URL | アタル兄 #HfMzn2gY[ 編集]
>アタル兄さん
『珍しく、ゼルガディスがリナの味方を…』
この場面は、普段のリナなら「深追いは禁物」と言ったと思います。個人的には、それくらいなら兵士たちの士気にも影響しないと思いますし。
ただ、リナたちがそれまで全力でセイルーンに向ってきた事を説明するためにも、実際のあの描写が必要だったのでしょうし、ついでにギャグ的要素も盛り込めるので、良かったとは思います。
ゼルがリナに賛同したのも、ゼルでさえ疲労するほどの強行軍だったということが伝わり、効果的だったと思います。

『フィリオネル王子の鉄拳が炸裂!』
当方、日本史の一部はわりと得意分野ですが、三国志は主な武将の名前くらいしかわかりません…(汗)
その故事を引用したかどうかは、制作者のみぞ知る、ですね(笑)

『苦手は克服したのですかリナさんw』
確かに、フィリオネル王子のほうが、場が引き締まるとは思いますので、自分としてはこれでも全く問題は感じないです。というか、今ではむしろ、こちらのほうが相応しいと思っています。上にも書いたように、苦手は克服できてると思っていますし。
ただ、それはあくまで個人的な考えであって、リナが「フィルさんの事を『王子』と呼べない」という設定を重視する方もいるでしょうから、「設定を忘れてる」という誤解を生まないためには、「フィルさん」と呼んだ方がよかったのでは、という気もした次第です。
ちなみに、個人的にはフィルさんは、面子というものは気にしないと思うので、本人的にはリナにどう呼ばれようと構わないだろうと想像します。ただ、臣下たちはリナに対して「無礼者っ!」とか思うかもしれませんが。臣下たちにそういった余計な感情を生じさせないためにも、リナは「フィリオネル王子」と言ったのだと思っています。
2008/09/23(火) 18:12 | URL | だーくまろ #/I6ykovo[ 編集]
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