当ブログでは、『スレイヤーズREVOLUTION』『スレイヤーズEVOLUTION-R』の感想を中心に、スレイヤーズについて延々と暑苦しく率直に語っております(笑) 最近はスレイヤーズフィギュア紹介ページみたいになってますがw
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いったん保留にした感想ですが、REVO総括感想に関係しなさそうな部分について掲載してみます。
なお、今回は強烈なマイナス意見は書いてないと思いますが、少しは書いています。
…って、個人的には、このような断り書きは不必要な程度しか書いてない…と思ってますけど。

以下、REVOLUTION(漫画版・TV版共)のネタバレです。
 
 
率直に言って、TV版を圧縮した話、というのが第一印象です。
REVO制作の実態については全然知りませんが、TV版と同一のセリフが多い事から、それと全く同じプロットを元にして描かれたものと思われます。
それを圧縮するか、水増しするかの違いで。
(それとも、TV版そのもののプロットが先にできていて、漫画版を描くにあたって、それを大幅に圧縮したか)
この、圧縮という作業には、色々と苦労されたのではないかと思えてしまいました(汗)


■絵について
絵柄については好みの問題もありますが……あまり似せようとしている感じはしないです。
(そのへんは、「ファルシェスの砂時計」も同様ですし、これよりは似せようとしているとは思います)
リナについては所々、いい表情もあるとは思うのですが、表情を崩しすぎる場面が多いとも感じられました。(まともな表情で描いた方がいいように思える部分で、凶悪な顔だったり…など)

■話について
●1話
基本的にTV版1話と同様ですが、TV版よりもうまくまとまっているような気がします。
・あっさり気味の海賊いぢめ
個人的には海賊いぢめはこれくらいの長さでも十分だったような気もします。TV版はやや間延びした感じも受けましたし。
・アメリアとゼルについて説明ゼリフが。
これは好印象です。TV版より余裕はないはずなのに(笑)
・漫画版の方がガウリイの活躍あり
TV版よりもふつーに活躍してますし、ギャグキャラ化の度合いもかなり低めです。
・「リナを捕まえるつもりなら連合艦隊でも連れて…」
これはスルーしてもいいような、細かい事ですが。
上記のゼルのセリフって、ギャグなのかどうかわかりませんが、まともに言わせているのだとすれば違和感があります。TV版では別の言葉(何と言ったかは忘れました)に代わっていましたが、この判断は無難だと思います。
…ところで、この「連合艦隊」って、他の国との連合の艦隊という意味でしょうか?まさか昔の日本のではないでしょうし。後者なら明らかにギャグなのですが、わかる人がかなり限られます(笑)
ただ、艦隊…というか船から陸上への攻撃は、当然ながら艦砲の射程外に届かないし(あの世界の大砲では、恐らく射程は長くても数百メートルでしょう)、そもそも、艦砲射撃というものは命中精度があまり期待できないので、人間のような、小さく、かつ移動する物体の攻撃には不向きです(砲弾炸裂後の危害範囲が大きければ話は別ですが、そうは見えないですし)。また、逆にリナからすれば、船のような大きな目標は、竜破斬の格好の餌食ですので、どう考えても艦隊よりは地上部隊のほうがマシと思われます(笑)


●2話
TV版4話に、序盤でTV版2話が少し入った内容です。
・TV版4話と比べれば、毒は薄め?
TV版は、水増しした部分の大部分が毒になってしまったような…(汗)
・リナたちがニセ魔道戦車から出れない(『サイズを考えていなかった』)
これは、ふつーに考えてまず起こり得ないはずですが、出れないのなら、「振動弾(ダム・ブラス)あたりで大穴をぶち開けて出ればいいのに…」とか思ってしまいます。
…って…。同じページで、外部から振動弾で攻撃されてますが、ニセ魔道戦車自体には効いてないですね(汗)
ニセなのに、振動弾に耐えうるほどの装甲を備えているのでしょうか?このような高度な技術を要するものを短時間で、しかもリナとガウリイの二人だけで製造できるわけがないのですが。
…これらの事は、「外に出れないから、やむなく戦車内部から応戦した」という風にしたかったのかもしれませんが、結局TV版とは異なる破綻が生まれてしまったように思います。
(プロット自体が無理と破綻を抱えたものだったから、どうしようもなかったでしょうけど…)
・「砲塔」?
1話に続いて、これも細かい事ですが。
ふつーに考えれば、スレイヤーズ世界に「砲塔」という言葉は存在しないと思います。
こちらの世界で言う所の、せいぜい中世ヨーロッパレベルの大砲しか存在しないのに、19世紀に登場した「砲塔」はありえないかと。
しかも、ハリボテで実際には撃てないとはいえ、どー見ても後装砲(砲身後部から砲弾を装填する砲の事)で、しかも砲身基部は球状となっていて自由に旋回できる方式なんて……あまりにも近代的すぎw
まぁ、このテの話は挙げればキリがなさすぎるのですが(爆)


●3話
TV版の5話に、終盤でTV版8話が少し入った内容です。
この回については、TV版5話の方がよかったと思います(ふつーはそうなると思いますが…)
・ゼロスについて、「高位の魔族」「獣神官」と説明が。
こうした説明は、明らかにTV版より親切です。
漫画版では少しは説明があるのに、話にかなり余裕があるはずのTV版で、なぜあそこまで説明を避けたのか不思議でなりません。
・ザナファ・アーマーについての説明は一切省略
これについては、ただでさえページ数が少ないのにTV版8話の内容まで加えていますから、止むを得ない気もします。
・ゼロス戦のリナの熱血セリフ(笑)
漫画版を先行で読まれていた方にとっては、この時点でリナがゼロスと本気で戦う意思がないという事はわからないでしょうから、すごい違和感のあるセリフに感じてしまったのでは、と思います(汗)
ただ、この場面自体は、次回への期待感がすごかったのでは?という気もします。

●4話
TV版の9話に、序盤でTV版8話が少し入った内容です。
この回についても、TV版9話の方がよかったと思います。
・話の冒頭ですでに降参後(笑)
ゼロス戦の描写はなく、すでに降参した後でしたが、これは漫画版を先行で読んでいたら、拍子抜けしたような気がします。
ただ、TV版8話のような半端な戦闘をやるくらいなら、こちらのほうが断然いいとは思いますが。
・ズーマに対してのリナのセリフ
TV版7話を見ていないと違和感のありそうなものが何度かありました。
「少しはサボってもいいんじゃないの?」など

●5話
TV版の10話に、終盤でTV版11話が少し入った内容です。
・戦闘はこっちのほうがいいような?
TV版の戦闘における妙な緊迫感のなさは、この漫画版ではあまり感じられなくなっています。TV版は、水増しした分がそのまま間延びして緊迫感を損ねてしまったような…。
また、漫画版ではこの回がズーマの虚霊障界(グームエオン)の初使用なので、ゼルとアメリアがピンチになってしまう事も納得できます。
リナの神滅斬(ラグナ・ブレード)と、ズーマに反撃する場面についてはTV版の方がよかったと思いますが、それ以外の大部分は漫画版の方がいいように感じられました。
・ズーマが…あんまり破綻してない(笑)

●6話
TV版の11話後半と、TV版12・13話の内容です。
・色々とあっさり風味に(笑)
TV版11話の、個人的な最大のお気に入り場面も、TV版12話前半のポコタの熱弁も……ものすごくあっさりに…。ちょっと残念ですが、ページ数の関係で仕方ないのでしょう…。
・デュクリスの過去が描写
ページ数に余裕がないはずなのに、デュクリスの過去が描かれていますが、これはかなり評価に値するのではないかと思います。
欲を言えば、もっとそのような描写は欲しかったとは思いますが、そうした描写のなかったTV版よりはかなり気がきいているように思えますし、どうしてTV版では省略されてしまったのか、不思議に思います。(そして、この省略のせいで、さらにTV版はぬるい印象に…)
・ザナッファーに対して神滅斬・竜破斬を行使するリナの姿を描写
ページ数の関係もあり、戦闘についてはさすがにTV版のほうがいいですが、13話感想(3)でちょっと?文句を連ねた、「ザナッファーに対して神滅斬・竜破斬を行使するリナの姿が描かれていない」ことに関しては、漫画版ではしっかり描写されています。
・デュクリスを裁けなかったポコタに、フィルさんが声をかけた後のリナのセリフ
これは断然、TV版よりいいです。
TV版では、これがデュクリスに向けられた言葉と思えてしまった事もあって、すごい違和感があったのですが、漫画版ではリナの言葉が、ポコタとフィルさんに向けられたもののように思え、TV版でのセリフ後半(「でも、だからこそ、正しい道目指して頑張んないと!」)が省略されたことと、リナが遠くの空を見つめるような感じで描かれていたことで、違和感はあまり感じられないものになっていました。
また、リナの後姿と青空を、半ページを使って描かれたコマも非常に効果的だと思います。
…基本的にTV版とあまり差がないはずなのに、演出次第でこうも違いが出るものなんですね…。

■まとめ
この漫画版は全6話構成ですが、5話までは、TV版よりも断然構成がうまいですし、話と話の繋がりもいいです。また、TV版で多々見られた破綻も少なかったような気がします。
ただ、TV版よりもかなり圧縮されていることもあり、とくに6話はあまりにも駆け足になってしまっていますし、他の回ももう少し描写が欲しいという部分が見られますが、それはもう止むを得ないように思います。
逆に、TV版で感じられた中身の薄さは感じないですし、TV版よりいいと思えた場面もあり、また、TV版にはない描写が加えられたりもしていますから、そのあたりには感心させられます。
多くの制約の中で、作者の方はかなり努力されているように感じられました。

ただ、基本的にTV版の圧縮版ですので、話を確認しようとする際には便利ですが……新たな楽しみをあまり見出せなかったのは仕方のない事とはいえ、少々残念でした。
どうせなら、TV版とは多少なりとも異なる話を見たかったというのが正直なところですが、それについては、REVOの基本方針の問題ですから、これ以上の事を言っても仕方がないとは思います(汗)

…色々言い始めるとREVO総括感想に絡んできそうですので、このあたりで終わっておきます(爆)
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