当ブログでは、『スレイヤーズREVOLUTION』『スレイヤーズEVOLUTION-R』の感想を中心に、スレイヤーズについて延々と暑苦しく率直に語っております(笑) 最近はスレイヤーズフィギュア紹介ページみたいになってますがw
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…今、「ゆく年くる年」が流れてます…w(23:50頃)

2008年の最後に自分がやった事は、この総括感想の作成でした。
…というわけで、なんとか2008年に投稿できました(笑)
思っていたより掲載がずいぶん遅くなりましたが、とにかく、スレイヤーズREVOLUTION総括感想の完結編となる(多分)、第4弾です。
…知り合いには、「まだ書いてんのかw」とか言われましたがw

この文字色の部分、追記しました。
(2009.01.01 18:28頃/2009.01.02 01:32頃・10:00頃追記)
「●旧作ファンと、制作側との距離」に数ヶ所と、【まとめのようなもの】の下
また、その他細部の表現等もかなり修正しています。かなり荒削りなまま掲載していましたのでw


[関連記事]
●スレイヤーズREVOLUTION 第7話までを終えて…雑感
●スレイヤーズREVOLUTION 第13話感想(1) 初見における印象
 これは主に、BGMについてのマイナス意見を書き連ねたものです。
●スレイヤーズREVOLUTIONの感想を書き終えまして…ご挨拶と、どーでもいい駄文を。
 これは、スレイヤーズREVOLUTIONに接したことによって起こった自分自身の反応など、どーでもいい語りです。
●スレイヤーズREVOLUTION 総括感想(1) 良かった部分について
●スレイヤーズREVOLUTION 総括感想(2) 全話を振り返ってみて
●スレイヤーズREVOLUTION 総括感想(3) 問題点その1

今回は、「スレイヤーズREVOLUTIONの主な問題点」のうち、総括感想(3)で未掲載となっていた項目などを載せています。主な内容は下記の通りです。

【各種インタビューについて】
【スレイヤーズREVOLUTIONの主な問題点(2)】
 ■1-8.根本的なストーリーへの疑問
  ●なぜ、今になって、13年前の無印で登場した赤法師レゾが深く絡む話としたのか?
  ●「誰にでもわかりやすくて、楽しくて、最後は爽快感のある作品」といった方向性を
   志向しておきながら、なぜ、理解困難な「わかりにくい」敵役としたのか?
 ■4.REVOLUTIONの方向性への疑問
  ●スレイヤーズという作品への想い
  ●旧作ファンと、制作側との距離
  ●大人の事情という側面からも見て
【その他、少々気になった部分】
  ●光の剣を持たないガウリイの無能力化
  ●アメリア・ゼルガディスの戦闘時における存在意義
  ●アメリアについての違和感
  ●漫画版REVOLUTIONと比較して
【まとめのようなもの】
【ゆくれぼ くるえぼ】 この記事はプラス方向ですw(この1年をごく軽く振り返った内容です)


今回も、マイナス意見が多めの内容となっています。
ですので、文句なしにREVOLUTIONを楽しめた方は、続きをご覧にならないほうがいいと思います。
ただ、書く前はもっと爆発すると思っていたのですが、さすがにREVOLUTION終了から3ヶ月も経つと、ずいぶん落ち着いてしまったようです(笑)

まず、今回の話の前置きです。

【各種インタビューについて】
さて。時を遡る事、3ヶ月以上も前の事。
REVOLUTION11話の放送当日の9/10、アニメイトTV WEBのスレイヤーズ特集ページにプロデューサー氏のインタビューが掲載されましたが……。
http://www.animate.tv/special/slayers.php

これを見て、かなり思う所がありました。
「その通り」と思える部分も多々あったのですが、「ちょっと待てい」と言いたくなる部分があった事も否めません。
自分がこれを読んだのは11話を見た後でしたが、その少し前にせっかく悟りを開けたのに、またしても暗転しそうになってしまいましたよ(汗)
それで、「思う所」をさっさとブログに書いてしまいたいとも思いましたが、「今はまだその時ではない」と我慢したものの、数日間すっきりしない気持ちを抱えたまま過ごしたものです(笑)
…結局、他のサイトさまで、この件について、自分の気持ちを代弁してくれるかの如き記事を拝見しまして、それでようやく気持ちの整理がついたのですが、それを書いて下さった事には本当に感謝しています。

では、自分にとって引っかかった部分について触れてみることにします。
なお、紫色の文字は上記インタビューから引用させてもらっています。

『昔はこういう、もっと肩の力を抜いて楽しめる作品が多かったのに、今は理詰めで複雑な作りになっていて、見ている人が考えさせられたり、緊張感を持って見るようになったように思います。それも悪くはないけど、「アニメっておもしろいね」と原点に返ったように気楽に見て楽しめるところが、『スレイヤーズ』がたくさんの人に長く愛されている理由ではないでしょうか。』
上に引用した話の直前で、スレイヤーズの魅力について語っておられますが、
『何よりも、まず神坂一さんの原作の魅力』『そしてあらいずみるいさんの描くキャラクターの素晴らしさ。総じて原作の力が大きいと思います』との話については全く同感です。
ただ、話の後半は、ちょっと…いや、かなり気になりました。
確かに、気楽に見て楽しめるところ、スレイヤーズがたくさんの人に長く愛されている理由かもしれませんが、個人的には、それは理由の一つに過ぎないと思います。
それこそ、『理詰めで複雑な作りになっていて、見ている人が考えさせられたり』する部分も、スレイヤーズの魅力だと思います。むしろ、そうした面がなければ、TV版終了から11年、原作本編終了から数えても7年という時を経てもなお、「特別な作品」として捉えているファンが大勢おられるような事はありえなかったのではないかという気がします。
もっとも、上記のお言葉の後で、『シンプルだけど根底にはちゃんとした設定と深いテーマがあって、考えさせるギミックも用意されていて。』とも語っていますので、わかっておられるとは思うのですが…。
(ただ、REVOにはそれがあまり反映されなかったとも思います)


『シナリオライターの皆さんも「リナは空を飛べるのに・・・・、とか理屈から入ってしまうと全然筆が進まなくて」と苦労したようです。「スレイヤーズって何やっても許されたよね。僕達、難しく考え過ぎていたのかも」というところに行き着くまで時間がかかったようです。そこでギアが一旦入れば、思い切ったシナリオが上がってきました。いい意味で、たががはずれて、勢いのある作品を毎回、書いてくださっています。』
…もう、これを見て、意識が遠のきそうになりましたよ…(汗)
「リナは空を飛べるのに」という部分は、どう考えても8話ですね…。

『スレイヤーズって何やっても許されたよね』
…これには、本当に目を疑いました…(汗)
許されるのは、スレイヤーズの世界観や設定という枠を遵守した上でのことです。
その中であれば、リナたちが暴れ回る事は何も問題はないと思います。
しかし、制作側が『何やっても許される』わけがありません。
まして、「リナは空を飛べるのに」、話の都合で飛ばなくさせるなどという、キャラに不自然な行動を強いて、「設定という枠」を壊してしまうのは、もはや論外だと思います。

『理屈から入ってしまうと全然筆が進まなくて』
スレイヤーズという作品にとって、理屈という部分は非常に重要だと思います。
それを守った話を作れないのなら無理をせず、原作から話の大筋を転用すればよかったのでは、と思います。

『いい意味で、たががはずれて、勢いのある作品』
4話や8話についても、そう思えるのでしょうか…?
少なくとも、旧作からのファンで、そのように受け取っていない方は大勢おられるのですが…。
個人的に4話は、「悪い意味で、たががはずれて、スレイヤーズという作品を勘違いして作られるとこうなるという、悪い見本」だと思っていますが。


『誰にでもわかりやすくて、楽しくて、最後は爽快感のある作品ですので…(後略)』
「細かい事を気にしないよう努力すれば」と前置きすれば、概ね「楽しくて、最後は爽快感のある作品」になるとは思います。ここでの「最後」が、戦闘シーンの事を指すものであって、ズーマを指すものでなければ(笑)
ただ、「誰にでもわかりやすくて」というのは、あまりにも無理があります。あのデュクリスほど難解なキャラはそうそういないと思いますので。


ついでに、電撃オンラインのインタビューについても少しだけ触れておきます。
(前半) http://news.dengeki.com/elem/000/000/107/107280/
(後半) http://news.dengeki.com/elem/000/000/108/108514/

『初めて見る人でもわかりやすいように意識して作ってはいます。』
…あ……あれで?(汗)
世界観の説明とか全然ないのに…。

(DVDについての話)
『皆さんが応援していただければ、我々もまた次が作れますから。ぜひ、あと1万人ぐらいに買っていただきたいです(汗)。』
…DVDを購入する事で、また次を見れるのなら支援ついでに買おうと思うファンもいるとは思いますが…あまりにも露骨すぎるような気もします。
第一、欲しいと思っているファンは他人に言われずとも買うでしょうし。
そして何より。
買ってほしいのなら、ファンが素直に「これなら買いたい、手元に置きたい」と思える作品を作ってほしいと強く思います。

…自分だって、「支援」という側面がなければ、全巻を買うかどうかはかなり怪しかったですし。

『――前半(「スレイヤーズREVOLUTION」)の13話で、一区切りはつくんですよね。
宿利氏:そうですね。話は一応終わっているので、気持ち悪さは残らないと思います。ただ後半では、前半に出てきた謎などが明らかになっていきます。』

…REVO13話最後のズーマは、めちゃくちゃ気持ち悪さが残るんですけど…。

色々とたわごとを書きましたが、これで前置きは終了です(笑)




【スレイヤーズREVOLUTIONの主な問題点(2)】

1-8.根本的なストーリーへの疑問
先に掲載しましたREVOLUTION 総括感想(3)で、「ストーリーが面白みに欠ける」ことになった様々な理由について触れてきましたが、もうひとつ、大きな要素があると思っています。
それは、REVOLUTIONのストーリーを、なぜあのようなものにしたのかという事です。

●なぜ、今になって、13年前の無印で登場した赤法師レゾが深く絡む話としたのか?
この件については完全に来期に持越しですから、「書くのは早計だった」と自分を後悔させてほしいと思いますし、そのような話にした理由は、「面白い話にできる」という自信があるからだと思いたいですけど、少なくとも現時点ではかなり違和感と不安があります。
べつにレゾが嫌いなわけではないですけど(汗)
理由その一。
まず、赤法師レゾ(レゾ=シャブラニグドゥ)は、リナの重破斬(ギガ・スレイブ)によって完全に滅ぼされているはずだったこと。その魂が、レゾの壷(EVO-Rでは「冥王の壷」…でしたか?)に封じられているというのは、どう考えても違和感が強いです。
理由その二。
レゾ絡みの話としては、無印後半のコピーレゾの話がありました。
それもあって正直なところ、「またレゾ?」とも「なぜにいまさらレゾ?」とも思ってしまいました(汗)
理由その三。
この話を違和感なく進めるのは、かなり難しいのでは、という気がしてなりません。
また、新規ファンには、過去の経緯の説明が必要で、旧作ファンには、旧作との整合性に配慮する必要があります。…もっとも、EVO-RはAT-Xでの放送なので、新規ファンへの説明は不要になるとも言えますけど。
ただ、REVOLUTIONで、無印ザナッファーの存在が無視されてしまったという実態を考えると、このような、旧作と深く関わる話は避けたほうがよかったのでは、と思えてしまいます。
理由その四。
いくら「原点回帰」がテーマでも、レゾまで登場させなくても…と思います(笑)

●「誰にでもわかりやすくて、楽しくて、最後は爽快感のある作品」といった方向性を志向しておきながら、なぜ、理解困難な「わかりにくい」敵役としたのか?
…言うまでもなくデュクリスの事ですが。
個人的には12話がかなり良かったので、そのままの勢いで13話も終わってくれれば、「終わり良ければ全て良し」ではないですが、REVOLUTIONをもう少し高く評価できたと思います。
しかし結局、最後までこのキャラに振り回された事が最大の原因となって、「REVOLUTIONは最後までビミョーだった」という評価にならざるを得ませんでした。
大筋をあの話でやるにしても、もう少しなんとかできたのではないかと思わずにはいられません。

デュクリスの過去……漫画版で描かれた事や、疫病というものの真の恐ろしさ、そして、獣人の体となってから他国を訪れた後の冷たい仕打ち(これは、そうされただろうという想像ですが)…そうしたものをしっかり描写し、その上で13話で意味のある死を迎えていれば、デュクリスの「わかりにくさ」もかなりの部分を解消でき、このキャラの印象も、そしてREVOLUTIONの印象も大幅に改善できていたと思います。
ただ、総括感想(3)で触れました通り、なぜかREVOLUTIONは、人の死ぬ描写が一度もないなど、描写がとてつもなく「ぬるい」ですから、ひょっとしたらその関係で、デュクリスの過去の描写というのは避けられたのかもしれません。漫画版では描写されていたのに、TV版で省略されたとなると、どうしてもそのように思えてしまいます。
(もしこの仮説が当たっていたとしたら、どうしてそこまで「ぬるい」ものにしなければならなかったのか本当に不思議でなりませんが…)

以下の話は、この項目とはあまり関係ない余談です。
11話の感想で書こうか迷った事なんですが…せっかくだから載せてみます(笑)
デュクリスの行動原理はいまだに理解に苦しみますが、彼の言わんとしていた事を真面目に捉えると、かなりの大胆発言をしていたような気がします。
記憶モードですが、デュクリスは大体こんな事を言っていたと思います。
「他国は支援物資を送るだけで、それがタフォーラシアに届いたか確認しようとしなかった。奴らは支援物資を送っただけで満足した」
…えーと…。
これって、我々の世界に置き換えると、少し前までの、自衛隊の海外派遣を全くしなかった頃の、金しか出さなかった日本は論外という事でしょうか?(爆)
…まぁ、現実として某国に「論外」を突き付けられた事はありましたが(汗)
あ。ここでむずかしい「せいじ」のはなしをするきはないですよ(笑)

そして、これは、もっと身近な事にも例えることができてしまうような気がするのですが…
例えば、災害の義援金や物資を寄付しても、それがちゃんと届いたか確認しないとデュクリスさん的には許せないってことでしょうか?(汗)
まぁ、確かに我々の世界にも、ジョコンダさんみたいにそうした善意を横取りしようという輩もいますけど…。しかし、いくらなんでも、それを現地に届いたか確認なんて事は非常に困難だと思いますが。
それとも、「ボランティアとして現地に行くべし!」という事なのでしょうか?
ただ、やっぱり、現地に支援物資が着いたか確認しなかったからって、「復讐」されてしまうのは、とんだとばっちりだと思いますが(汗)
…個人的には、デュクリスの言い分はそんな感じだったのでは、と受け止めたのですが…実際はどうだったのでしょう?
これが制作側のメッセージだとすれば、けっこう大胆な事を言ってたと思いますが、デュクリスの描写があまりにも薄いこともあって、そうしたメッセージを真面目に受け取ろうという気にはあんまりなれなかったのですが。

…余談が長くなってしまいましたが、この項目と関係のある事は、次の項目でも触れています。



■4.REVOLUTIONの方向性への疑問
この項目の前半では、方向性と全然関係ない話をしていますが、後半でそのような話が出てきて、上の項目とも関係してきます。

●スレイヤーズという作品への想い
自分にとって、スレイヤーズという作品は、単に小説・アニメの中の一作品というだけの存在では決してありません。
この作品はそれこそ、多かれ少なかれ、人生を左右させるほどの影響力すら持っているのではないでしょうか?

(以下数行、自分語り失礼します(汗))
かく言う自分にとって、スレイヤーズは自分にとって最も面白い作品であり、リナは最も好きなキャラとなったばかりではなく、リナの性格にも影響されたのか、いつの間にか自分自身も、ずいぶんと前向きな考え方もできるようになりましたし、以前よりは芯のある人間になれたような気がします。
(前向きになれたわりには、いまだに数ヶ月前のREVOについて色々言っているのはご容赦ください…(汗))
そして、就職1年目には、実家から電車で3時間ほどの距離の土地に初めての一人暮らしをすることになりましたが、この頃の最大の楽しみは、知り合いとの会合、そして、自分の就職と時期を同じくして放送開始されたスレイヤーズTRYを見ることでした。
慣れない一人暮らしに加え、仕事は残業だらけで、しかもそれがあまり面白く感じられなかっただけに、当時、スレイヤーズが放送されていた事がどれだけ自分にとっての支えになっていたかわかりません。
(「Breeze」や「don't be discouraged」を聴くと、どうしても、それを毎日のように聴いていた頃の実生活も思い出されてしまいます…)
そして、1年ちょっと前からは転職を考え始めましたが、最近になってとうとうそれに踏み切る事ができたのも、タイミングよく新作アニメ化してくれたスレイヤーズのおかげと言えるかもしれません(笑)
(しかも、タイトルが「REVOLUTION」「EVOLUTION-R」=「革命」「進化」だなんて…あまりにもぴったり過ぎでしたw)

そんなスレイヤーズですが、それが11年ぶりの新作アニメ化決定となれば、もはや言語に尽くし難いくらい嬉しく、涙が出るほどに大喜びしてしまったのも、自分にとっては当然の事でした(笑)
また、それに寄せる期待度は、不安は色々とありつつも、大変大きいものでした。


●旧作ファンと、制作側との距離
しかし。11年の歳月というものが、ファンと制作側との距離を大きく隔ててしまった……
半年前はそのような事は考えませんでしたが、今、改めて振り返るとそう感じてしまいます。

ファンの側は、TRY放送時に10歳だったとしても現在は21歳で、学生時代の末期かすでに就職している年齢ですから、旧作を楽しんでいた方の多くは、すでに社会人になっているという事になります。
(某有名スレイヤーズサイトさまの7年前のアンケートでは、そちらをご覧になっているファンの平均年齢は19歳とのことでしたが、単純に7歳上乗せすると26歳ということになります)
この11年の間、スレイヤーズのファンを続けていた方の中には、その間に、スレイヤーズの設定などについて、多くの知識を蓄え、考察を深められてきた方も多くおられるかと思います。
また、スレイヤーズに直接触れる機会がなくなった、もしくは減少した方にとっても、他のアニメ・漫画・映画等の作品に触れる機会はあったでしょうし、11年の間に多少なりとも人生経験を重ねられた事と思います。
そのように考えると、ファンの、新作に求めるレベルは11年前よりも高くなっていたのでは、という気が放送前からしていました。
そして、なにより。
なにしろ11年もの間待ち続けて、ついに悲願が叶っての新作アニメ化です。
少なくとも自分の場合、もう、「肩の力を抜いて見る」なんて考えは微塵も浮かばなかったですから、視聴にあたっては、万全の体勢を整えて、ものすごく肩に力の入った状態で見ていました(笑)
そもそも、REVOLUTIONを見るためだけに、自分は以下の事をしましたし。
 ○地デジ化工事でテレビの画質改善(地デジ用アンテナ+ブースター購入)
 ○ブルーレイレコーダー購入
 ○37インチテレビ購入
そのあたりの経過は過去の記事で書いてますが。
ついでに言うと、夏場に感想を書く中で、エアコンも冷蔵庫もなしという環境ではさすがに辛いので、冷蔵庫も買いましたw
…全部合わせると、給料1.5ヵ月分は余裕で消えてますね…w
しかし、それ以前は、録画機材は安価なビデオ1台だけしか持ってなくて、テレビはゴースト出まくりの超ザラザラ画質で長年我慢してたような人ですから、ふつーなら絶対にそんな事はしないです。
悲願のスレイヤーズ新作アニメ化という事態を迎えたからこそ、こんな大買い物をしたのですが、全く惜しいとは思っていません(笑)
…しかし、これでどうして、「肩の力を抜いて見る」ことなどできましょうか?(爆)
(もっとも、このような機材を導入していなかったとしても、「肩の力を抜いて見る」ことはできませんでしたがw)
そして、自分と同じような事をした知り合いの方もおられますから、旧式機材で我慢していたような場合なら、スレイヤーズのためにそこまでするのも珍しい事ではないのかもしれません。
(2009.01.02 01:32頃追記)


一方、制作側ですが…
一部の方を除けば、スレイヤーズに関わるのは11年ぶりという事になります。
そして、制作の方々にスレイヤーズへ大なり小なり思い入れがあったとしても、それに携わったのはあくまで仕事としてのことで、ファンというわけではないのですから、11年もの間スレイヤーズから離れてしまっては、記憶が薄れたりしてしまうのもある意味当然と言えるかもしれません。
(その点、林原さんをはじめとするキャストの方々の、スレイヤーズへの思い入れの深さには、嬉しくなるとともに驚かされます(笑))
その上、旧作制作時の資料は失われてしまったとの話も聞きますし(この話のソースがどこにあるのかは知らないですが)、映像を見ているだけでも制作スケジュールが苦しかっただろう事は容易に想像できました。

そうした事情はともかく、REVOLUTIONにおいて制作側が掲げた方向性は、「原点回帰=旧作(とくに無印スレイヤーズ)の再現」という事でした。
そして、上記のインタビューを見ると、「肩の力を抜いて楽しめる」「気楽に見て楽しめる」「誰にでもわかりやすくて、楽しい作品」という点に重点を置いていたようです。

…自分と同じような姿勢で、思いっきり身構えてREVOLUTIONを見ていた方がどれだけおられたのかはわかりませんが(個人的には、旧作からのファンの大半ではないかと思っていますが)、当方のREVOLUTIONに対する姿勢と、制作側の方向性には、最初からかなりの距離があったようです。
こっちはもう、前記のように、自分の経済力からすれば一世一代の(?)大買い物までして、REVOLUTIONの放送数分前からテレビの前に正座をして待ちうけていましたし、放送を見終われば、その直後から徹夜で数時間かけて感想を書いていたというありさまですから(笑)
そのうち、感想を当日中に書き終える事ができなくなってしまったのはまた別の話ですがw
(2009.01.02 10:00頃追記)


個人的には、深夜帯の放送という事もあり、旧作よりも原作寄りの、マニアックな路線を期待していましたし、そのほうが、11年の時を経て成長したファンにとっても楽しめるのではないかと思っていました。また、詳しくは後述しますが、REVOLUTIONの後半分13話(EVOLUTION-R)が、当初よりAT-Xでの放送が決まっていたそうですので、それを考えるとますます、その方向に志向したほうがよかったのでは、という気がします。
ただ、「原点回帰」という方向性でも、真の意味でそれができていて、新規のファンの取り込みや、旧作ファンでもライトなファンが復習できるような作りになっていれば、それはそれで悪くはなかったような気がします。
しかし、実際に現れたものは、前記したような事情が祟ったのでしょうか、総括感想(3)でさんざん書いた通り、設定の整合性に欠けるなどの多くの問題点を抱えたものとなってしまい、結果的に、そうした点が気になる方にとっては「肩の力を抜いて楽しめる」「気楽に見て楽しめる」ではなく、「肩の力を抜かないと楽しめない」「気楽に見ないと楽しめない」ものとなってしまいました。
これはもうさすがに、どんな事情があろうとも、大問題としか言いようがないと思います。
そして、そうした問題以外にも、これまでに述べてきた通り、別人となり果てたデュクリスなど、多くの問題点が生まれてしまいました。

…色々と考えていくと、制作側は、スレイヤーズファンの想いというものを全然理解できていなかったと思える部分が多々あります。
デュクリスについての問題や、4話などは、その結果として生まれてしまった最たるものに思えます。
もっとも、そんな心境を理解できるのは、同じスレイヤーズファンくらいかもしれませんから、理解しろと言うほうに無理があるような気もしますが(笑)、多少なりとも「ファンがこの話を見たらどう思うか」などと想像しながら制作してほしかったとは思います。そのようにしていれば、REVOLUTIONの問題点のいくつかは減らすことができたのでは、という気もしますし。

また、そもそも制作側は、ファンの想いといった感情的なもの以前に、REVOLUTIONの主要な視聴者層を、本当の意味で想像できていたのか、かなり疑問もあります。
前述した事とかぶりますが、旧作の放送時に9歳以上なら、現在は20歳以上ということになり、そうすると主な視聴者層は20代ということになりますし、30代以上の視聴者も少なくないと思われます。
その年齢層の視聴者、しかも11年もの間、てぐすね引いて新作を待ち構えていたファンともなれば、設定の整合性の無さなどの矛盾点などには敏感でしょうし、唐突な展開などにも違和感を覚える事は多いと思われ、子供だましの作りは通用しないという事は想像に難くないような気がします。
しかし、実際にできあがったものは、問題点が大量に含まれたもので、少なくともそれだけを見ると、そうしたファンが見る事をまともに想定して作られたとはとても思えず、むしろ、明らかに10代以下を対象にしていたようにすら思えてしまいました。
(かといって、新規の方にやさしい作りでもなかったのですが)
ただ、前述の通り、制作スケジュールが苦しかっただろう事は画面からも伝わってきましたので、時間の不足から、整合性の無さなどの問題点が生まれてしまった部分もあるような気はします。しかし、その問題に対して結局何ら対策が取られる事がなされず、そのまま問題点が増え続けてしまった事は、ある意味視聴者を軽んじていたとも思えますし、極端な話、やっつけ仕事で「REVOLUTIONを作りました」という風にすら受け取れてしまいます。
知り合いの一人はREVOLUTIONを見て、「とてもプロの仕事とは思えない」と言っていましたが、事情は色々あるとは思うものの、結果としてできあがったものを見る限り、当方としても同じ感想を抱かざるを得ません。
(2009.01.02 10:00頃追記)


●大人の事情という側面からも見て
世の中の大抵のものがそうですが、アニメというものも、やはり大人の事情や思惑とは無縁ではいられないのでしょう。
EVOLUTION-Rが、有料放送であるAT-Xのみとなる事で、そうした思惑が強く感じられる事となりましたが、この事はREVOLUTIONの放送開始前から決まっていたとのことで、だからこそスレイヤーズの復活が実現した可能性もありますので、もうそれについての文句は言わないでおきます。
(地上波で放送されない事で、多くの方々と楽しみを共有できない事は、返す返すも残念至極ですが…orz)

ただ、そうなると、REVOLUTIONの方向性というものには大いに疑問が感じられます。
AT-Xを視聴するには、スカパーに加入してなければアンテナ取付などの工事が必要ですし、その後もスカパー基本料とAT-Xの料金で毎月2000円近くかかります。
そうなると、スレイヤーズのためにAT-Xに加入できるのは、よほどスレイヤーズへの思い入れが深く、なおかつ様々な環境にも恵まれた方だけということになり、ハードルはかなり高いと思われます。
そこまで思い切った決断をさせるには、EVOLUTION-Rの前半分にあたるREVOLUTIONを、熱心なファンにとって「面白い」「続きを見たい」と感じるものにする必要があったと思います。ライトなファンの場合、面白く感じたとしても、続きを見たいがためにAT-Xに加入する確率は低いと思いますし。
(「ライトなファン」を「熱心なファン」に進化させるほどの作品が作れればそれでもいいでしょうけど、13話でそれは至難でしょうし)
それと、深夜アニメの場合、視聴率はさほど重要ではなく、DVDの売上げの方が重要との事ですが、DVDを購入するファンの多くも、やはり熱心なファンという事になると思います。
そうなると、いずれにしても熱心なファン…すなわち、旧作からスレイヤーズに親しんできた、こだわりの深いファンを満足させるのが一番ということになるでしょうから、「肩の力を抜いて楽しめる」方向よりも、マニアックな方向でいく方がよかったのではないかという気がします。そして、「設定の整合性に欠ける」などの話の根本を揺るがすようなミスは極力避ける必要があったと思います。

ところで、REVOLUTIONの放送開始前に、「原作第2部がベース」との話を聞いても個人的には、恐らくルークとミリーナは登場しないと思っていました。登場するとしても後半の13話だろうと。
やはり、地上波で11年ぶりに放送する以上、旧作ファンにとって懐かしさの感じられるものにしたほうが望ましいと思えましたから、ゼルとアメリアの欠場させてルークとミリーナを登場させるという展開は考えづらかったですし。
(個人的にはそれでもよかったですが、そう思わない方は多いでしょう)
かといって、リナ・ガウリイ・ゼル・アメリア・ルーク・ミリーナの6人パーティは、TV版では辛いでしょうし。…これではますますガウリイが空気に…(汗)

ただ、後半13話がAT-Xでの放送と最初から決まっていたのなら、REVOLUTIONではゼル・アメリア欠場、ルーク・ミリーナ登場で第2部でもよかったような気がします(実際に2部のアニメ化も検討されたとのことですし)。この場合は早期に、「後半はAT-Xのみ」と告知しておいたほうが、ファンは納得しやすいでしょうけど。
これなら、話の大筋も原作どおりでいいので、実際のREVOLUTIONで生じたような破綻も大部分は避けられたでしょうし、原作ファンの満足度も高く出来たように思います。そして、後半で14・15巻を中心にやってくれれば、AT-Xに加入される方も続出したのではないでしょうか?(笑)
これはさすがに極端な例だと自分でも思いますが、制作側の時間等(予算も?)が不足していたのだとすれば、無理してオリジナル話を作って破綻させるよりも、原作の大筋を転用して、破綻する確率の低い話を作ればよかったように思います。
ギャグ回なら原作のすぺしゃるから、本筋の話なら原作5・6巻や2部前半の話の大筋を転用しても、何の問題もなかったように思いますし。
(個人的には、さすがに全話ギャグ回だったりすると、途中で見れなくなったかもしれませんがw)

しかし……実際のREVOLUTIONは、これまでにさんざん述べてきた通り、その出来は、熱心なファンにとって、素直に楽しむためにも割り切りが必要となるようなものでした。
それでも、EVOLUTION-Rを見るためにAT-Xに加入したり、REVOLUTIONのDVDを購入し、EVOLUTION-RのDVDも購入すると決めている方も大勢おられますが(自分もですがw)、REVOLUTIONへの不満が強いために、そうした選択をしなかった方も目にしています。
商業的に考えると、REVOLUTIONはその出来の問題のせいで、本来上げられるはずだった利益をかなり逃してしまったのではないか、という気がしてなりません。
…このような事は、本来はファンの心配するべきことではないかもしれませんが、前記のインタビューで、『皆さんが応援していただければ、我々もまた次が作れますから。ぜひ、あと1万人ぐらいに買っていただきたいです』とおっしゃっていますから心配にもなってしまいます。やっぱり、叶うのなら「次」を見たいですし(笑)

ところで、ここまで、実際のREVOLUTIONの話の方向性を否定するような事ばかり書いてしまいましたが、うまく作れば、なかなか面白いものにできた可能性はあったと個人的には思っています(前述のデュクリスについてなど、多くの改変が必要だとは思いますが(汗))。
ただ、残念ながら制作側に、それを実現させるための時間等は全く足りてなかったように思えますから、そうした意味で、REVOLUTIONで選択されたオリジナル話という方向性は、少なくとも現時点では失敗だったと言わざるを得ないと思います。
これでEVOLUTION-Rが破綻もなく、文句なく面白いものとなってくれれば、上の発言を喜んで撤回できるのですが…。もちろん、そうなってくれる事を祈っています。


【その他、少々気になった部分】
下に挙げる内容には、旧作でも抱えていた問題も含まれていますが、いちおう触れておきます。

●光の剣を持たないガウリイの無能力化
後半のガウリイの活躍を強調させるために、あえて前半では活躍させなかったのだと思いますが、いかにギャグ重視でもやりすぎだったと思います。
また、魔族などの、物理攻撃が通用しない相手には、光の剣や高いレベルの魔力剣がないとガウリイが活躍できないということはわかりますが、そのような相手と戦う場合以外なら、ガウリイは通常の剣を使っていたとしても、接近戦なら人間の中で最強レベルにあるはずです。
また、対魔族戦でも、普通の剣に魔皇霊斬(アストラル・ヴァイン)をかけてもらえば活躍できるはずです。
しかし、REVOLUTIONでは、「光の剣がないとガウリイは無力」という描かれ方がされてしまいました。
確かにザナッファーが相手ではその通りになってしまうと思いますが、ズーマが相手なら、通常の剣でも引けをとる事は無かったはずです。しかし7話では、なぜかあっさりピンチに…。
あれでは、とても「接近戦なら人間の中で最強レベル」に見えないですorz
…以前も書きましたが、強いはずのキャラを、弱く感じられてしまう描写がされると、かなりストレスがたまるものです。

●アメリア・ゼルガディスの戦闘時における存在意義
戦闘面でこの二人が存在意義を発揮した場面はどれだけあったのでしょうか?
すぐに浮かぶのは…
○1話でアメリアが魔道戦車に攻撃した事
○7話でこの二人がズーマに攻撃を仕掛けて、リナが攻撃できるスキを作った事
○10話でオゼルの相手をした事
(その後、ズーマの手によって、なぜか二人揃ってあっさりピンチになってしまうのですが…orz)
…これくらいでしょうか。
3・12・13話での活躍度は微妙でしたし…。あと、4・8話はスルーさせてください…。

この二人も、言うまでもなく人間としては相当の使い手のはずなのですが、そのような事が直感的に伝わる描写というのは……あまり記憶にありません(汗)
…7話のゼルの雷撃破(ディグヴォルト)くらいでしょうか?(笑)

個人的には、率直に言ってしまうと、REVOLUTIONの戦闘時にこの二人の存在している意義がちょっと薄いと思えてしまったのでした。
せっかく登場しているのなら、やっぱりもっと活躍させて欲しいのです。
直接攻撃で敵にダメージを与える事でなくても、7話のズーマ戦のように、敵のスキを作るような事でもいいですし。あのような、仲間と連携した攻撃というのは熱くなります♪
他にも例えば、ピンチになったリナを助けるような事でもいいですし。原作では、リナはこの二人にもけっこう助けられてますから、たまにはそうしたシーンも見たいと思います。

ちなみに、自分がリナ以外のキャラの活躍も見たいと強く思うようになったのは、どうも「ファルシェスの砂時計」で、メインキャラの全員がしっかり活躍し、存在意義を発揮しているのを見て、すごく嬉しくなってしまったから、というのが大きいようです(笑)

●アメリアについての違和感
ガウリイについての違和感は所々で書いていますので、ここではアメリアについての違和感に触れようと思ったのですが……よく考えてみると、違和感の最も強かったのは4話と8話でした。
これらの回は、アメリア以外のキャラも違和感が強かったので、ある意味無視して考えてもいいのかもしれません。
(必殺!なかった事にする攻撃っ!w)

それでも一応触れておきますと…
4話は、「動物さんをいぢめないで」みたいな、博愛主義者化されてしまった事。
アメリアが菜食主義者なら、そうしたセリフもわからないでもないですが、そうでなかったとしたら、アメリアは何を食べているのか、という話になります。
ただ、たとえ菜食主義者であったとしても(どう考えても違うと思いますがw)、菜食主義者ではないリナにまで、己の主義を押し付けるのは極めて横暴であると感じます。
8話は、あまりにもリナへの依存の強すぎる長ゼリフを口にした事。
…やっぱり、この2回については、ツッコむのも無意味という気がしてきます…。

その他の違和感として記憶に残っているのは、9・10話で何度か、戦闘の最中にも関わらず、緊張感の感じられないのんびりした口調で話していた事くらいでしょうか。
個人的には、戦闘時のアメリアは、はきはきした口調で早口気味にしゃべるイメージがありましたので。

●漫画版REVOLUTIONと比較して
総括感想(3)の中で、TV版は『全8話くらいでできた内容』と書きましたが、漫画版を読むと、それが裏付けられた気がしました。
この漫画版の1話当たりの分量は、TV版の1話当たりの分量よりもかなり短いですが、漫画版の5話までの内容に肉付けをしたものに加えて、TV版11~13話をやっても全8話でおさまりますので。

漫画版と比べてTV版で肉付けされた部分(「TV版と比べて漫画版で削られた部分」とも言えますが)は、漫画版で描写や説明が不足していた部分をフォローできていた所もあり、有効だった面も多々あったとは思います。
ただ、はっきり言ってしまえば、余計な肉があまりにも付き過ぎて、中身が薄くなってしまった観は否めないと思います。また、その余計な肉の部分で、破綻が目立っていたのですから、何と言えばいいのか…

個人的には、当初から薄々感じていた事ではありますが……大筋がTV版と基本的に同一の漫画版が先行という形式に疑問があります。
この形式では、漫画版・TV版のどちらの話にも大きな縛りが生まれてしまったように思います。
前者は5話までは、若干ページ数の不足は感じられるもののそれなりのバランスを保っていましたが、6話ではものすごい駆け足に。
後者は、漫画版を追い越さないようにでもしていたのか、ギャグ回が多すぎて、8話までは中身が薄く感じられ、そのうえ肉付けした部分の破綻が目立つ内容になってしまいました。
ただ、11~13話は漫画版より遥かにバランスのいいものになっていましたが。




【まとめのようなもの】
本当に長々と、この総括感想を書いてきましたが、いい加減そろそろ終わらせようと思います(笑)

ここで、第7話までを終えて…雑感の中で、一度は書きながら、使用を思いとどまった言葉を使わせていただきます。
「スレイヤーズは、こんなものではない。」

このような言葉は使わずに済ませたかったですが、結局の所、当初期待していたものとは、かなりかけ離れたものになってしまったので、この言葉の使用も止むを得ないという気がします。
もし、REVOLUTIONで初めてスレイヤーズに接した方に、「スレイヤーズって昔は人気があったみたいだけど、大して面白くないじゃん」なんて思われたとしたら、かなり耐え難いものがあります。
(実際、知り合いの一人が3話で「つまらない」と言って、視聴をやめてしまいましたし…orz)
…この水準のものが、スレイヤーズだと思われたくないのが、自分の偽らざる本心です。
そして、「つまらないと言うなら、無印かNEXTの後半を見てみろ!」と言いたくなりますw

ただ、個人的には放送開始前の段階で、ストーリーの面白さは旧作より劣っていても、ある程度止むを得ないとは思っていました。REVOLUTIONは前半13話に過ぎないですし。
それにやはり11年のブランクもありますから、いきなり旧作並に面白いものを期待するのは酷だと思っていました。
しかし、全く予想もしなかった種類の問題点が多発してしまった事で、熱心なファンにとって受け入れ難い回が多くなってしまった事は本当に残念でした。
大好きな作品を見ているのに、大ダメージを受けてしまうというのは、どう考えても異常事態だと思います。
自分は、何度かダメージを食らいつつも、ごく一部の回を除けば良かった点も見出し、それなりに楽しみつつ完走できましたが、結局REVOLUTIONを受け入れられなかった、途中で見るのをやめてしまったという方がおられるのも、無理はないと思います…。

ところで、自分がスレイヤーズのまともな二次創作の話を書く機会があるとすれば、原作本編、もしくはTV版がベースになると思いますが、TV版については、無印・NEXT・TRYは正統なスレイヤーズとして認められますので、これらの話をベースにして考える事はありえると思います。
しかし、REVOLUTIONについては、かなり微妙です。来期のEVOLUTION-Rの出来次第によって左右されるかもしれませんが、どうもREVOLUTIONは、TRYの正統な続編と見なす気がしないのです。
どちらかというと、「ぷれみあむ」のような、番外編的な位置付けにとどまっています。

(2009.01.01追記)
…そうして考えると、自分はREVOLUTIONである程度楽しむことはできても、TV版スレイヤーズとして受け入れる事ができているのか、という点では何とも言えない、という事になってしまうようです。
これまでに挙げた様々な問題点の他にも、光の剣のレプリカが登場してしまったり、オーバーテクノロジーな点が目に付いたり、虚霊障界(グームエオン)がとんでもなく強力になっていたり…と、設定的に、これを許してしまうと、これまでのスレイヤーズの世界観が破綻してしまいかねない点が多々ありますので…。
…って、これは問題点の一つとして書いておくべきでした(笑)



【ゆくれぼ くるえぼ】
しかし、これだけ盛大に文句を言いつつも、自分としては、新しいスレイヤーズを見れたことはものすごく嬉しかったですし、ありがたかったと思っています。
なによりも、自分がどれほどスレイヤーズが好きなのか気付かせてもらえたのがありがたかったですが、自分自身、「ここまで好きだったのか…」と、驚いてしまったものです(笑)

ここで、少しだけこの1年を振り返ってみます。
2007年の末に、知り合いの方から「スレイヤーズに何らかの動き(新作?)がありそう」と聞かされ、悪くて再放送、良ければ映画化かも…と、少し期待していたのですが…

今年(2008年)2月末に、まさかの新作アニメ化の発表が。
…もう、この時の喜びは、筆舌に尽くしがたいものでした…。
とりあえず、その翌日にドラマガを買ってきて、それの新作アニメ化と載っているページを取り込んで、「もうスレイヤーズのアニメ化はない」と主張してきた知り合いに送りつけてやりましたw
それを見て、知り合いいわく「これ、いつの号?」(笑)
自分は、勝ち誇りながら、「ドラマガの最新号だよ」と言ってあげましたwww
そして、それからは「スレイヤーズ、新作アニメ化」との言葉を思い出すだけで思わず表情がほころんでしまうという日々でした♪
(人前ではニヤけないよう要注意でしたw)

5月には林原さんのラジオで、神曲「Plenty of grit」解禁。
この曲を初めて聴いた時の感動については、このブログでも何度か書いていますが、これでもう、自分の中の何かが吹っ飛びました(笑)
本当の意味で、新作のスレイヤーズがまた始まると実感できたのはこの時でした。
あまりにもスレイヤーズらしさに溢れた曲調のせいで、イントロを聴いただけでもう目頭が熱くなり、サビではもう涙が止まりませんでした…。

そして、忘れもしない7月2日。
リナのモノローグに続いて、「Plenty of grit」が流れはじめ、スレイヤーズREVOLUTIONのタイトルが現れた時にはもう、涙も、全身の震えも押えられなくなってしまうありさまでした(笑)
歳をとったせいで涙腺が緩くなってしまったせいもあるとは思いますが、もう、今年はスレイヤーズのおかげで何度うれし泣きをしてしまったかわかりません…。

その後も、REVOLUTIONの話の中で、とくにリナらしさがよく出ている描写されたときは、本当にうれしくなってしまったものです。自分にとってはやはり、11話後半のリナが最高ですが、極端な話、これを見れただけでもREVOLUTIONをやってくれた事には感謝しています(笑)


そして、来年にはEVOLUTION-Rが控えています。
もしかしたら、また残念な回があったりするかもしれませんし、それについて文句を連ねてしまうかもしれません。
ただ、自分にとっては格段に、嬉しさの方が勝るという事は間違いないと思います。
これまでにさんざん文句を連ねてしまったREVOLUTIONでも、実際には嬉しさの方が圧倒的に勝っていましたし♪

…そんなわけで、これでようやく、REVOLUTIONとも決着が付けられました。
これでもう、あとはEVOLUTION-Rを楽しみに待つだけです。
…もちろん、新装版を読んだり、旧作を見たりということもしていきますけど(笑)


また、このとてつもなく長い総括感想を読んでくださった方々へ…
お疲れ様でした。そして、読んでくださってありがとうございました。

この総括は、あれほど多くの拍手などをいただけたおかげで、完結できたと思っています。
もし、途中で無反応になっていたら、この記事は完結できていなかったと思います(笑)


…それでは、皆様、よいお年を。
(って、これは23:50頃の投稿ですから、ご覧になっているときには確実に新年でしょうけどw)
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コメント
この記事へのコメント
2008年はお世話になりました。
スレイヤーズファンにとって
激動の1年になりましたね。

私は少々疲れてしまいましたが・・・。

2009年も超激動の1年になると思います。
だーくまろさんの文章を楽しみにしております。

今年もよろしくお願いします。

2009/01/01(木) 00:12 | URL | リナちゃんファン #-[ 編集]
>リナちゃんファンさん
こちらこそ、昨年はお世話になりました。
まさに2008年は激動の年、そしてスレイヤーズの年でしたね。自分の生きてきた中でも、とくに印象深い年になったように思います。
良くも悪くも、REVOには自分も振り回され、この総括は結局2008年の最後までかかってしまう始末でしたから、こちらも疲れなかったと言えばウソになります(笑)

2009年も、スレイヤーズと共に始まる年となりそうですね。EVO-R以外にも漫画版などが控えていますし。
また、当ブログも、そうしたEVO-R以外のものも含めて、どこまでもスレイヤーズを追いかけて行きたいと思います。

それでは、今年もよろしくお願いします。
2009/01/01(木) 23:54 | URL | だーくまろ #/I6ykovo[ 編集]
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